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お世話になります。
このカテで良いのか迷ったのですが…お願いします。

伊豆の修善寺に修禅寺がありますよね。
●弘法大師が修禅寺を開いた頃、地名を桂谷、寺名を桂谷山寺といっていた。
●鎌倉初期に、寺名を修禅寺、地名も寺領だったところから修禅寺と呼ぶように。
●室町後期に現在呼ばれているように、寺名を修禅寺、地名を修善寺と区別するようになった。

調べたら上記のようなことは判ったのですが、肝心のなぜ区別するようになったのか、「禅」と「善」の意味とか由来とか…その辺のことが判りませんでした。
どんなことでも構いませんので、その辺りの歴史等教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

地名を「善」としたのは、


 「善」が好字であることからであろう。
と、推測されています。
 参考;『市町村名語源辞典(改訂版)』(溝手理太郎、東京堂出版、平成13年)

なお、鎌倉時代の寺名変更は、開祖空海の真言宗から曹洞宗(禅宗)に宗派を変えたのが理由と聞きます。

ちなみに、寺名の読みは「しゅうぜんじ」、地名は「しゅぜんじ」です。伊豆箱根鉄道の駅名も地名と同じ。
「修」を「しゅ」と読むのは呉音、「しゅう」は後の時代の漢音です。
仏教語は呉音が多く、「禅定(ぜんじょう)」を修めることを「修禅定(しゅぜんじょう)」、略して「修禅(しゅぜん)」といいます。
鎌倉時代に付けた禅宗の寺名が「しゅう」で、同じ時期の地名がなぜ「しゅ」になったのか、その理由は知りません。
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修善寺物語は、ご存知ですか?


これは、後世のフィクションとしても、当時将軍が殺されるという、不吉なことをぬぐうための、改名であると、思います。
当の修禅寺や、桂川のほとりにある、藍染将軍地蔵の案内板にもそのようなことが、記されてあったかと思います。
「しゅうぜんじ」でないのは、よくある、言い易い言い換えが起きたからだと思います。
源一族のしかも親兄弟の間柄で、血で、血を洗うような、惨状は、当時の庶民や寺関係者の眉を曇らせるのに充分な出来事だと思われます。
寺は、魂をなぐさめるためにも元の禅の字を名乗り、庶民の心は、不吉を嫌がったのでは、ないでしょうか。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~kw2y-uesg/syuzenji_m …
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