
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
その名のとおり、溶媒を還流させるための道具です。
還流って分かりますか?
溶媒沸点以上で加熱すると、当然ながら溶媒は蒸発していきます。
そのままだと、干からびてしまいますが、上に還流管を付けておきその中に冷却材(普通は水)を流すと、溶媒蒸気は冷却され、液化してフラスコに戻っていきます。これを還流といいます。
リービヒ冷却器も還流冷却管として使えます。
効率は良くありませんので、お勧めはできませんが。
稀な例ですが、リービヒ管を使えと実験書にある反応もあります。冷却液を流さず、空冷で冷却する実験でした。
別にリービヒ管である必然性は感じませんが・・・
普通は、玉入り冷却管か、ジムロート冷却器といって、より冷却効率を高めた道具を使います。
また、空冷の道具でも、ビグリュー管といって、わざと蒸気の上がりを遅くして冷却効率を上げたものもあります。
絵がないと分かりにくいので、教科書、実験手引き、機器カタログなど見てみてください。
No.2
- 回答日時:
リービッヒ冷却管は蒸留などのときに、出てきた蒸気を
冷却し、通常は別の容器に入れるために使います。
だから滞留部がないように内管がまっすぐです。
対して還流管は、最近は普通ジムロート管といって、
内部に冷却水を流す冷却間が渦巻状に入っているものを
使いますが、
これは、文字通り上ってきた蒸気を冷却して元のフラスコ
に「還流」するために使います。リフラックスするとも言います。
反応を行うとき、溶媒の沸点またはその近くで反応させると
大量に蒸気が上るので、還流管が必要です。
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