
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
Gilsonのガイドブックを見る限りはある程度有機溶媒の使用も想定している感じ(クロロホルムあたり)です。
ピペットマンの場合はどうしてもエアーがあるため何回かピペッティングして有機溶媒の蒸気圧に合わせなくてはなりませんが、マイクロマンの場合はピストンがチップの部分にあるのでそれをしなくても有機溶媒をはかることが出来ます。いまのところ揮発性の高い有機溶媒としてはトリエチルアミンとアルコール類を使っているのですが特に問題はないです。クロロホルムなどのハロゲン系の有機溶媒や酸などをはかった場合には使用後に速やかに分解して超音波洗浄し、一晩乾燥させてから使うことをおすすめします。
チップの方はPP製であれば有機溶媒でもほとんど溶出することは無いと思います。いまのところ有機溶媒を使用してチップ由来で問題があったことはないです。
確かにクロロホルムは吸い込んでもぼとぼと落ちてきて困ることがあります.
私は誤差をさほど気にしないのですが...
蒸気のピペッティングで解決するのですね.
他にも実体験に基づいたアドバイスを有難うございます.
チップからの溶出が未だ気になるのですが,
ラマンや吸光分析に用いるレベルになると,
少し心配です.
No.3
- 回答日時:
マイクロピペット本体内部の樹脂製部品やゴム製のパッキン等が
有機溶媒蒸気で劣化する場合があります。
内部の部品を、シリコンゴム、テフロン、セラミックス等に替えた
有機溶媒用のマイクロピペットも有りますが、
使用に耐えうるかどうかはメーカーに問い合わせたほうが良いでしょう。
No.2
- 回答日時:
有機溶媒は粘度やチップ材質に対する濡れ性が水とかけ離れているので,たとえチップ自体を侵さないものでも,ある程度の体積誤差が発生するのは避けられません.一般的に蒸気圧が高い点も体積誤差を生む原因になります.その程度の誤差は問題にならないというのならかまいませんが,検定してみるのも手でしょう.
耐溶媒性については,どうせチップなんてディスポで使うようなものですから,実際に使う溶媒に1日とか漬け置いてみて,様子を観察してみるのが早いと思いますが.
お返事有難うございます.
今回に関しては,体積誤差についてほとんど気にしておりません.硝子ピペットの代わりに容量の大きなマクロピペットを使用出来ればと考えております.
チップを溶媒に漬け込んでみましたが,見た目の変化は有りませんでした.
No.1
- 回答日時:
有機溶媒を使用する場合は、
チップのプラスチック中の可塑剤などが溶け出す可能性があるので、
使用しません。分析する対象にもよりますが。
それらを気にしない場合は使用してもいいかもしれません。
ほとんどチップの材質は、PPなので、
耐薬品性はあるでしょう。
ただ、水を取った場合に正しい体積を吸い込めるようにしてありますので、
誤差が出るかもしれません。
また、フィルターは、菌液などを吸う場合、
コンタミしない様にです。
お返事有難うございます.
リン脂質膜を作成するのに溶媒として
溶剤はクロロホルムとメタノールの混合溶液を利用しています.
クロロホルムに対してはポリプロピレンでも使用は避けた方が良いという資料もありますので不安でしたが,
結果だけご報告しますと,リン脂質膜の作成自体に問題は生じませんでした.
フィルタは活性炭入りのものが有機溶媒用に使用できると代理店の方からお聞きしました.本体への有機溶媒蒸気の流入を防いでくれるのかもしれません.結局,ニチリョーの耐有機溶媒ピペットを購入いたしました.
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