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先日、中和滴定の実験をしました。

塩酸にフェノールフタレインを入れ、水酸化ナトリウムを少しづつ入れていきました。

フェノールフタレイン(市販のもの)の液性が酸性なのか、塩基性なのか、また、強さはどれくらいなのかよくわからないので、教えてください。

また、指示薬はどの程度までなら、影響はないのでしょうか。

A 回答 (1件)

指示薬溶液の液性という意味ですかね?


フェノールフタレインは水にはあまり溶けないので,指示薬として溶液にしてあるのはエタノールとかに溶かしてありますが.水を含む場合もありますが,エタノールのみということもありますので.
で,フェノールフタレイン自体は弱酸です.なので,わずかに酸性になるはず.ただし空気中から入ってくる二酸化炭素の方がよっぽど効きますけどね.
で,指示薬は滴定に使われている状態ではめちゃくちゃ薄くなってます.なんせ,もとが0.1%くらいの溶液で,さらにこれが100倍とかに薄められているわけで.分子量を300とすれば0.1%溶液は0.003mol/Lですが,そのまた100倍薄いとなると,10^-5 mol/L とかの程度.滴定対象の酸塩基濃度から見れば問題になりません.
濃くしようとしても,たとえば酸性溶液にはそもそもほとんど溶けないし.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

p.p.は酸性だったのですね。
二酸化炭素のほうがよほど影響するということがわかり、とても参考になりました。

お礼日時:2006/12/28 02:05

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