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『魏志倭人伝』(ぎしわじんでん・中国の歴史書)

の中に、魏の景初三年(239)六月、魏帝に男の生口4人、女の生口6人、斑布2匹2丈を献じた
って記述がありますけどこの生口(せいこう)って何ですか?
学研漫画 卑弥呼にも記述がありますが、広辞苑にも乗っていません。
どなたか教えてください。

A 回答 (3件)

 今の言葉でいう「ドレイ」です。

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この回答へのお礼

ありがとうございました、この時代に奴隷がいるとは不勉強で知りませんでした、これは身分制度ではなくて争いに負けた部族が奴隷化したものと考えて良いんですね、すみません、なんか追加質問みたいになってしまいました。
今後もよろしくご指導くださいませ。

お礼日時:2002/05/09 21:28

奴隷のことでしょう



と、日本史の授業で先生が話してました
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この回答へのお礼

ありがとうございました、この時代に奴隷がいるとは不勉強で知りませんでした、これは身分制度ではなくて争いに負けた部族が奴隷化したものと考えて良いんですね、すみません、なんか追加質問みたいになってしまいました。
今後もよろしくご指導くださいませ。(同文ですみません)

お礼日時:2002/05/09 21:29

初めまして、こんにちは^^



「生口」は中国正史に広く見らる語で『魏志倭人伝』中には4箇所あり、献上物や褒美として他の財物と併記されています。
一般的に「生きている人間」程度の意で、そこから戦争で生け捕りにされた人間や、奴隷を意味するとされています。

ただ元質問は「倭からの献上物」の中での意味だとすると、
邪馬台国が近隣諸国(狗奴国)などとの戦で捕らえただろう(推論です)捕虜も、卑弥呼に仕えたり殉葬された(女王に仕えているのですから他国人の捕虜との区別は明確でしょう)も魏側からすれば同じように(または違って)記されたかもしれません。

ちなみに「」は秦漢代には明確に身分制が成立しており、主人の財産として位置づけられるようになります。
 
このように「生口」と「」は意味的には近接しており、基本的には同義で、献上物として扱われる場合「生口」とされたのかもしれません。

ですので、追加質問のように「これは身分制度ではなくて争いに負けた部族が奴隷化したものと考えて良いんですね」の答えについては、「」については争いに負けた者や犯罪・貧窮した者が奴隷化し身分制度の下部に組み込まれたと考えてよいと思いますが、「生口」に限定して言うと「」の意を含みさらに献上物としてやりとりされた者という考え方もできるかもしれません(なにぶん日本史の観点からの回答で、できれば中国史に詳しい方に回答お願いします 笑)


「生口」を一般的な漢和辞典でひきますと(「生」で)、「(1)とりこ、捕虜、(2)家畜」とあります。元々漢文なので漢和辞典で一語ずつ意味をとるのもよいかと。大きな図書館に行けば『大漢和辞典』(大修館書店)などがあるのでもうちと詳しく載っているかも知れません。
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この回答へのお礼

申し訳有りませんでした、これほどまでに詳細な説明を頂いていた事に今まで気が付きませんでした、おくればせながらお礼申し上げます、有難うございました。
本当に良くわかりました。
学生の時は歴史が苦手で機械系に進みましたが、卒業後20年以上経過してなかなか面白いものだとやっと気づいてきました。
言葉の解釈、「」に関しても不勉強に恥じ入るばかりです。
今後共宜しくお願いいたします。

お礼日時:2002/05/24 09:01

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