これ何て呼びますか Part2

鍍銀染色をするためアンモニア銀を作製します。
硝酸銀+水酸化ナトリウムをアンモニア水滴下していき黒い沈殿物を徐々に消してゆきますが、その沈殿物が爆発する雷銀?なのでしょうか?
そこまで危険なものだとは知りませんでした><
一度、染色で使用したアンモニア銀は放置しないで廃棄しなければ危険なのでしょうか?
また廃棄は廃棄業者に取りに来てもらった方がいいんんでしょうか?

A 回答 (5件)

#3です。


#3で雷銀Ag3Nと銀アセチリドAg2C2の爆発を推測で比較しました。でもよく考えると反応後に生じる物質が違います。雷銀の方は多分窒素ガスでしょう。気体が生じる場合は体積膨張が大きいので爆発の効果が大きいです。

>硝酸銀+水酸化ナトリウムをアンモニア水滴下していき黒い沈殿物を徐々に消してゆきますが、その沈殿物が爆発する雷銀?なのでしょうか?

この沈殿物自体はAg2Oで爆発性ではありません。
でもこの混合溶液を放置しておいた場合にAg3Nが出来ることがあるということです。参考URLの事故事例では数日間以上おいておくのは怖いと書いてあります。

森北出版の化学辞典によると
Ag3NまたはAgNH2、といわれる黒色の結晶。酸化銀のアンモニア溶液を長時間放置するか、アルコールを加えると黒色の沈澱としてえられる。摩擦により爆発。

この物質が硝酸に溶けるのかどうかの記述はありません。濃いアンモニア水には溶けるのではないかと思います。

事故事例ではかき混ぜて爆発したとあります。広げた新聞紙の上に静かに流すという手もありそうです。乾くと爆発するかも知れませんが開けた場所であれば大丈夫でしょう。(これもAg2C2からの推測です。またヨウ素とアンモニアで生じる爆発性物質の場合からの推測でもあります。)

>褐色ビンで冷蔵庫に保存している少量の残ったアンモニア銀溶液があるのですが、固形の黒い物質がたまっているのです。

安全策をとりましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり長時間置いておくと危険なのですね。
結構な間放置しているものなのでふたを開けて見るとゴロゴロと沈殿物が沈んでいるのです。
処理する時も怖いですししかしこのままずっと放置しておくのも危険ですし・・・一刻も早く適切な方法で処理したく思います。

お礼日時:2007/01/21 20:54

前半部分について、


銀イオンを含む水溶液に塩基を加えると「酸化銀」の黒~褐色沈殿が生じます。
高校化学でおさえなければならない基本事項ですね。

>褐色ビンで冷蔵庫に保存している少量の残ったアンモニア銀溶液があるのですが、固形の黒い物質がたまっているのです。
おそらく、アンモニアが揮発して抜けたため、溶解していた銀が酸化銀として再沈殿しただけでしょう。
 Ag2O↓ + 4NH3 + H2O = 2[Ag(NH3)2]^+ + 2OH^-
濃アンモニア水で再溶解するなら全く気にしなくて良い物質です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

無知でした。危険な試薬もありますし、こういうことは理解しておかなければいけませんね。
そうですか、それであれば少し安心なのですが、長い間放置していたものであり、黒い固形状なのでまさかと思い><

お礼日時:2007/01/21 20:42

#2です。


>塩酸でAg成分を沈殿させなければいけないんですね。

>でもAg2Oや今問題になっている雷銀などの固形物が出来ている可能性がある場合、塩酸を使うと表面に塩化銀の膜ができてしまって全部溶けるのがうまく行かなくなることが考えられます。

何かあやしい固形物が出来ているときは一度硝酸で溶かしてからの方がいいと思って書きました。塩酸では全部溶けない場合があります。

銀アセチリドAg2C2という化合物があります。これも爆発性です。アセチレンとアンモニア性硝酸銀とで出来ます。溶液を濾過して取りだした物質を濾紙のままで放置します。乾いてくると爆発します。試験管レベルの量だと音は凄いですがそれほど危ないという感じはありません。ガラス器具等があれば怖いですが開けた場所での爆発であれば音だけです。床にこぼれたものがあって気が付かずに踏むと音が凄いのでビックリします。雷銀のAg3Nの爆発を実際には知りませんがAg2C2と同じようなものではないかなという感じを持っています。
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#1です。


引用したサイトの最後に事故事例が載っています。
その中に塩酸で処理すると書いてあります。これはやはり硝酸で処理する方がいいと思います。
硝酸銀溶液であれば塩酸(食塩水)で塩化銀を沈澱させてしまうことが出来ます。でもAg2Oや今問題になっている雷銀などの固形物が出来ている可能性がある場合、塩酸を使うと表面に塩化銀の膜ができてしまって全部溶けるのがうまく行かなくなることが考えられます。
雷銀と雷酸銀の混同もあるようなので本などで調べる場合には注意が要りそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

塩酸でAg成分を沈殿させなければいけないんですね。
褐色ビンで冷蔵庫に保存している少量の残ったアンモニア銀溶液があるのですが、固形の黒い物質がたまっているのです。
これは早く処理しなければ大変危険ということになりますよね。
乾燥まではしてないものの液量が大変少なくなってきております。
私も無知であり、爆発性をもった沈殿物ができるということもしりませんでした。

お礼日時:2007/01/21 14:07

アンモニア性硝酸銀で調べるとこの物質を扱った質問コーナーがありました。



http://forum.nifty.com/fchem/log/rika/4005_main. …

濃い溶液で長時間放置するということがなければ大丈夫だと思います。
この反応は鏡を作るときにも利用されているものです。高校では銀鏡反応と呼んでいます。
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