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2月に台湾に行く予定がありまして、10万円位を台湾ドルに両替しようと思っています。

そこで、クレジットカード(VISA)でのキャッシングをしようかと思っております。

使用予定のカードは三井住友カードで、金利は18%、適用レートはVISA決済センターのレートとなっています。

カード会社に電話して確認したところ、海外でキャッシングしたら、1週間前後でカード会社に請求が届き、それ以降ならカード会社にこちらから振込みをすることで、繰上げ返済が可能とのことでした。

そこで試算をしてみたのですが、10万円分の台湾ドルを台湾で借りて、
10日後に返済するとなると、支払う手数料は、
100,000X0.18/365X10=493円で、
これに加えて銀行振り込み手数料が、210円(オンラインバンクを使用予定)とり、703円となりました。
これだけなら703/100,000で、0.7%の手数料です。

しかし、肝心なVISA決済センターのレートというのがわかりません。
カード会社に電話してTTMとTTSの差を聞いたのですが、担当者からは、わからない、との返事しかもらえませんでした。

以前このカードを使い、ネットで、ユーロの買い物をしたとき、円転換のレートが非常に良かった覚えがあります。しかし、台湾ドルでも同じようによいのでしょうか・・?

情報をお持ちの方がおられましたら、よろしく願い致します。

A 回答 (2件)

クレジットカードを海外で利用した場合のレートは確かに悩ましいですね。

ショッピングの場合は手数料1.63%(*1)が、キャッシングの場合は利用期間に応じた利息(*2)がそれぞれ加算されるとなっていますが、肝心の通貨間の換算レートは「クレジットカードのデータ処理センターが定めるレート」と素っ気無く書かれているだけです。「恣意的に円安のレートに設定されるのではないか」という心配はごもっともです。
結論から言えば「クレジットカードのデータ処理センターが定めるレート」は公示仲値/TTM、あるいは銀行間取引レートと一致するとみなして差し支えありません。

クレジットカード会社は外国為替市場や各国経済の動向を睨みながら、各通貨間の換算レートを決定します。外国為替市場のレートは時々刻々変化していますが、クレジットカード会社が定めるレートは一度決めたら基本的に一日を通して使われます(一日の中で何度もレートの改定を行うと処理が煩雑になるため)。クレジットカード会社が定めたレートをクレジットカードの利用明細で調べ、これをその日の外国為替市場のレートと比較すれば損得は直ちに判明します。

表1は三井住友VISAカードを海外で利用した際のレートを、外国為替市場の銀行間取引レートと比較したものです。いずれもキャッシングでなくショッピングによるものですが、ショッピングでの日本円引落し額は「VISAインターナショナルが定めるレートに海外利用に伴う手数料を1.63%加算」ですので、「ご利用代金明細書」に記されたレートを1.0163で割れば「VISAインターナショナルが定めるレート」を逆算できるわけです。なお外国為替市場における銀行間取引レートは[1]を参照しています。

【表1】
2004.7.6決済 ユーロ 136.633 円/EUR
これを1.0163で割ると134.442 円/EURです。一方6日の仲値は134.27 円/EURで、差は+0.13%です。

2004.7.20決済 マレーシアリンギット 29.038 円/MYR
÷1.0163 28.565 円/MYR ⇔ 20日仲銀行間取引レート 28.521 円/MYR
差異 +0.18%

2004.9.15決済 米ドル 111.525 円/USD
÷1.0163 109.736 円/USD ⇔ 15日銀行間取引レート 110.35 円/USD
差異 -0.56%

2004.10.12決済 台湾ドル 3.3040 円/TWD
÷1.0163 3.2510 円/TWD ⇔ 12日銀行間取引レート 3.2288 円/TWD
差異 +0.68%

2004.11.21決済 スイスフラン 90.258 円/CHF
÷1.0163 88.810 円/CHF ⇔ 19日銀行間取引レート 88.697 円/CHF (※21日は日曜のため金曜のレートを参照)
差異 +0.13%

2005.2.21決済 香港ドル 13.775 円/HKD
÷1.0163 13.554 円/HKD ⇔ 21日銀行間取引レート 13.526円/HKD
差異 +0.20%

銀行間取引レートより若干円安側だったり円高側だったりしますが、平均としては銀行間取引レートと一致すると考えてよいでしょう。

次に台湾ドル/TWDについて少し詳しくデータを示します。基本的にこれもショッピングのデータですが2005.10.15のデータのみキャッシングです。当然ですがキャッシングのデータは1.0163で割っていませんし利息は除いて比較しています。

【表2】
2004.10.12決済 3.3040円/TWD
÷1.0163 3.2510 円/TWD ⇔ 12日仲値 3.2288 円/TWD
差異 +0.68%

2005.9.14決済 3.4172円/TWD
÷1.0163 3.3624 円/TWD ⇔ 14日仲値 3.3644 円/TWD
差異 -0.06%

2005.10.15決済 キャッシング 3.4198円/TWD
3.4198円/TWD ⇔ 14日仲値 3.4093 円/TWD (※15日は土曜のため金曜14日のレートを参照)
差異 +0.31%

2006.5.25決済 3.5783円/TWD
÷1.0163 3.5209 円/TWD ⇔ 25日仲値 3.4863 円/TWD
差異 +0.98%

2006.5.29決済 3.5780円/TWD
÷1.0163 3.5206 円/TWD ⇔ 29日仲値 3.5164 円/TWD
差異 +0.12%

外国為替市場のレートよりやや円安側に振れているような気もしなくはないですが、それでも乖離の平均は+0.41%、最も大きかったときでも+0.98%です。「VISAインターナショナルが定めるレート」が、外国為替市場のレートと懸け離れた恣意的なレートに設定されるのではないかという心配は杞憂と言えます。

参考までに日本円現金を台湾で両替した場合のレートの一例を示します。レートの数字自体はその後変化していますから絶対値でなく、どれくらいのマージンを取っているかで評価ください。

【表3】
2005年10月14日 台北・中正空港(現 台湾桃園空港) 台湾銀行出張所両替レート(*3)
日本円現金1万円あたり台湾ドル
日本円→台湾ドル 2821
台湾ドル→日本円 2943

公示仲値は表示されていませんでしたが、売買のレートを足して2で割れば目安になります。上記の場合平均は2882 TWDで、日本円→台湾ドルの片道で61 TWD(2.1%)の目減りがあると分かります。
マージン2%なら両替としては悪くないのですが、質問者さんが試算されたようにキャッシング+繰り上げ返済を使えば目減り(利息)1%以下で現地通貨を手に入れることも可能です。よってキャッシングが有利と結論できます。

●結論
(1)「VISAインターナショナルが定めるレート」とは、銀行が定める公示仲値あるいは外国為替市場における銀行間取引レートと同等に考えて差し支えない。
(2)台湾で日本円現金から両替する場合のレートはそう悪くはないが、繰り上げ返済をするのならまず間違いなくキャッシングが有利と言える。

[1] http://fx.sauder.ubc.ca/data.html

*1 カードによっては多少異なる。
*2 「キャッシングでも1.63%を加算しその上で利息も徴収する」と主張する人がいるが、それは過去の計算法である。今は単純に利息のみが加算される。(質問者さんの理解で正しいです)
*3 このほか両替1回当たり20元の手数料が差し引かれる。
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この回答へのお礼

大変詳しいご説明ありがとうございます。
非常に参考になります。

なるほど、平均は+0.41%ですか。
それに加えて20元が74円くらい・・

となると10万円借りるとして、
(493+210+74)/100000+0.41+で1.19%

両替所で2.1%ならば、1.19%はだいぶいいですね。
「VISAインターナショナルが定めるレート」が
最も悪いレートになっても、
まだカードキャッシングがお得ですね!

今回はカードで借りることにします。

ふと思ったのですが、海外での使用なら
繰上げ返済をしてしまえば、カードでショッピングするより、
キャッシングしてそのお金で買い物をしたほうがお得ですね。
特に金利のより低いカードが入手できれば・・

でも、キャッシングだとカード使用のポイントがたまらないから
やっぱりカードショッピングのほうがお徳かな・・
なんだか悩ましいです。

お礼日時:2007/01/23 22:15

VISAブランドのカード


海外でのご利用分は、米国のVISAインターナショナル決済センターでご利用データを集中決済した際に適用した交換レートに 海外利用にかかるコストとして、1.63%をプラスしたレートで円換算いたします。

MasterCardブランドのカード
海外でのご利用分は、米国のMasterCardインターナショナル決済センターでご利用データを集中決済した際に適用した交換レートに、 海外利用にかかるコストとして、1.9%をプラスしたレートで円換算いたします。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

1.63%ですが、これはショッピングに掛かる手数料です。
キャッシングでは掛からないと思われます。

質問を分かりやすく書き直しますと、
「集中決済した際に適用した交換レート」が、
TTM(仲値)とどの程度乖離しているか、
ということになります。

一応こちら、
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1669598.html
参考となる意見が出ているのですが、
台湾ドル、となるとレートがどうなのか、不明なところです。

おそらく、台北の空港で両替するより、
クレジットカードのキャッシング+繰上げ返済のほうが
お得と思うのですが・・・

ご意見をお待ちしています。

補足日時:2007/01/21 17:59
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