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今日シティバンクに行って
口座を開こうと考えていたのですが、
シティバンク宛の小切手を持っているため
新人だったせいか
言っている内容が的を射てないので
ちょっと任せられないと思いかえりました。


50万円以上で口座維持手数料がかからない。というのは
わかりましたが、TCの発行手数料が無料以外に
何かメリットがありますでしょうか?

預金の保護の対象にならないということもあり、
どうなんでしょうか?

使われている方でメリットを感じられる方のご意見を
お待ちしております。


ちなみに当方は仕事などで海外に行く機会が
これから増えてくると思い、口座を開こうと考えておりました。

A 回答 (2件)

シティバンク銀行に口座を開設してもうすぐ10年になる者です。



私は年に10回ほど海外に出かけることもあって、一番享受している恩恵はやはりトラベラーズチェック(以下TC)の無手数料発行です。この場合資金を店頭に持ち込んでその場でTCに交換しても良いのですが、外貨預金をTCで払い出すこともできます(この場合も無手数料です)。外貨預金を円に戻さず払い出せる。これがシティバンクの大きなメリットだと思っています。
それ以外のサービスですがシティバンクのサービス内容が後退する一方、他行が類似サービスを提供するようになったため、「シティバンク独自のメリット」は薄れているように感じます。

以下私見を述べたいと思います。また質問者さんご自身でもすでにいろいろと調べておいでと思いますので、既知事項との重複がありました場合はご容赦ください。

シティバンクの代表的サービスとしては
(1)提携ATMを無手数料で利用可(手数料免除には条件あり)
(2)テレホンバンキングで24時間取引きできる
(3)外貨預金ができ、一部通貨についてはトラベラーズチェックで払い出せる
(4)キャッシュカード(*1)がそのまま海外ATMで使え、現地通貨を引き出せる
(5)「外貨キャッシュカード」という特別のカードを作ると、米ドル普通預金口座から米ドルを直接引き出せる
(6)海外送金を比較的安い手数料で行える(手数料は預金残高により変わる)
などがあります。

10年前の時点ではいずれも画期的・革新的なサービスで、私はこれらの点に大いに魅力を感じてシティバンクに口座を作りました。
ところが現在、(1)は他行でも一般化しましたし、(2)についてもテレホンバンキングのほかインターネットバンキングも普及しシティバンクの専売特許ではなくなりました。(3)の外貨預金についても、地方銀行を含め多くの銀行が参入しているのもご存じの通りです。ソニー銀行のように為替手数料が安く利率は高いライバルも現れ、「外貨預金ならシティバンク」の構図も崩れたと言えます。(4)はもともとレートが良くない上に(4%くらいマージンを引かれる)、今はクレジットカードによるキャッシングなど、より有利な代替手段があります。さらに新生銀行や三井住友銀行も同様の国際キャッシュカードを出していますので、シティバンクを選ぶ決定打とはならないでしょう。

一方、現在でもメリットが大きいと考えられるのは(3)のうち外貨で払いだす場合と(5)の「外貨キャッシュカード」、そして(6)の海外送金です。
(3)の外貨預金は今は多くの銀行が扱っていますが、外貨(現金またはTC)で引き出せる銀行は少数です(*2)。上記のソニー銀行も外貨での払出しや外貨建て送金はできません(*3)。引き出し可能な銀行でも大半が手数料を徴収します。
これに対しシティバンク銀行は米ドル/ユーロ/英ポンド/豪ドルの4通貨(*4)は手数料なしにTCで払い出せますし、余ったTCを無手数料で預金することもできます。公示仲値(TTM)からの上乗せ幅、すなわち為替手数料もこの4通貨はいずれも1外貨単位あたり1円で、ユーロ(他行は1円40銭~1円50銭)、英ポンド(他行は4円)、豪ドル(他行は2円~2円50銭)では特に有利です(米ドルは他行も1円で同じ)。私はこれを最大限活用して外貨を手に入れています[1]。

「外貨キャッシュカード」[2]は米国内での米ドルの引出しに限って使える国際キャッシュカードです。シティバンクの通常のキャッシュカード(バンキングカード)でも米ドルを引出すことはできますが、その場合の引落し額は「対顧客電信売レート(TTS)で日本円に換算、さらに手数料3%を加算」で計算され「日本円普通預金から」引き落とされます。米ドル普通預金が引出されているわけではないのです。
これに対し「外貨キャッシュカード」は米ドル普通預金から直接引き落とされますので、上記の手数料3%の分だけ有利です。レート的には米ドル普通預金をTCとして引出し現地で換金した場合と変わりませんが、TC発行のために支店に行く手間が省ける分便利です。
なおシティバンクの「外貨キャッシュカード」と類似のサービスとしてソニー銀行の「MoneyKitグローバル」がありますが、カード発行手数料や利用の都度の手数料が高めなので、多くの場合は「外貨キャッシュカード」が優るでしょう。

海外送金は送金額や送金先によって最善解が異なり、シティバンクが常に有利とは限りませんが、候補に加えて損はないでしょう。
送金手数料は4,000円ですが預金残高が月間平均で100万円以上あれば2,500円になります[3]。インターネットバンキング(「シティバンクオンライン」)を使えばそれぞれ500円割り引かれます。他行での海外送金手数料は4,000円~7,000円くらいですから、100万円以上預けるつもりならシティバンクが有利です(*5)。送金レートも他行より一般に有利です。(上記のTCのレートと同じ設定です)

このほか預金残高が月間平均で1,000万円あれば海外送金手数料が無料になります。2,000万円になると国内送金手数料無料と米ドル現金取扱手数料免除の特典も加わりますが、前者は新生銀行(月5回まで無料)に、後者は三井住友銀行に類似のサービス[4,5]があるので、無理やり2,000万円を預けるメリットもないと思います。

デメリットは以下などが挙げられます。
(1)日本では支店が偏在している
口座開設は郵送で行えますし入出金も提携ATMで行えば事足りますが、TCの発行だけは支店に行かなくてはなりません。ただお話を伺いますとお近くに支店はあるようですからこの点は問題なさそうです。
(2)預金残高が一定基準を下回ると口座維持手数料を徴収される
これも既にご承知の通りです。一定の残高を残しておけるなら特に問題とならないでしょう。
(3)外貨預金でも、金利が高いのは定期預金のみ
ソニー銀行などは外貨普通預金でもそこそこの金利が付きますが、シティバンクでは定期預金にしないと高金利の恩恵に与れません。
(4)預金保険の対象でない
これもご指摘の通りです。シティグループは巨大な金融グループですから破綻の確率自体はそう高くないと思いますが、預金保険の対象でないことは事実です。事務的でドライな銀行ですから万一のときに「顧客第一」の対応をしてくれることも期待しにくいです。

ただし「シティバンクか邦銀か」という選択において、預金保険の有無は重要なポイントにはならないでしょう。
外貨預金は邦銀でも預金保険の対象外ですからシティバンクも条件は同じです。円預金なら「保険対象の邦銀×対象外のシティバンク」と違いが出ますが、シティバンクの円預金は普通・定期とも金利が低く魅力がありません。円ならそのまま適宜の邦銀に預ければ十分です。

【まとめ】
シティバンクで一番感じているメリットはやはり「外貨預金をトラベラーズチェックで払い出せる」です。円高のときに外貨を買っておいて適宜運用し、渡航の際に引き出して使っています。
預金保険の対象になるかならないかは実際にはあまり問題となりません。円預金ならシティバンクに預けるメリットがなく、外貨預金なら邦銀でも預金保険の対象とならないからです。

[1] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2317598.html
[2] http://www.citibank.co.jp/service/gcc/index.html
[3] http://www.citibank.co.jp/cbol/charge/index.html
[4] http://www.smbc.co.jp/kojin/gaika/list/futsu/
[5] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2684065.html

*1 シティバンクでの現在の呼称は「バンキングカード」です。
*2 米ドルなら三井住友銀行、それ以外の通貨ならみずほ銀行を使う手もあります。詳細は[5]をご覧下さい。
*3 後述する「MoneyKitグローバル」を利用した場合のみ、外貨での払い出しが可能になります。
*4 扱いのあるトラベラーズチェックは米ドル/ユーロ/英ポンド/豪ドルのみで、これ以外の外貨をトラベラーズチェックで引き出すことはできません。現金となると扱いがあるのは米ドルのみで、しかも1ドル当たり2円の外貨現金取扱手数料がかかります。
*5 他行ATM利用時の手数料免除も預金残高100万円以上からです。預けておく資金については口座維持手数料免除の「外貨で20万円あるいは外貨円貨合計で50万円」より、他行ATM利用手数料免除の100万円を目安にした方がよいと思います。シティバンクのATMは非常に少ないので、他行ATMが使えるのと使えないのとでは大違いだからです。
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この回答へのお礼

ものすごく丁寧にありがとうございます。

明後日に海外には行ってしまいますが、帰国後
口座を開こうとおもいます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/28 23:43

CD(他行を含む)の利用手数料がかからない(返却される)。

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