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マルクス「資本論」を読んでみようと思います。
しかし難解といわれるこの書物、なるべく平易な翻訳で読みたいと思うのですが、
御推薦がありましたら、出版社と翻訳者をご教授いただきたくお願いします。

なお「資本論」そのものを読んでみようと思いますので、よくある解説本は
不用です。

教えて!goo グレード

A 回答 (4件)

資本論自体が難解なので、ご質問の「平易な翻訳」はありえません。



下の回答に付け足しで、新日本出版社の新書もあります。
国民文庫(大月書店)の岡崎次郎訳を勧める方も多いです。
ちなみに、私の自宅にあるのは父から譲り受けた青木書店の青木文庫ですが、これは絶版です。
新日本出版社からは、大きな本が出てますけど、品切れになったでしょうか?

難解な本は原著で読むのがよい、というセオリーがありまして、お時間があれば、ドイツ語で読むのもご一興かと思います。

『資本論』のセオリーを2点:
第1巻から取り組むと挫折することが多いので、分からなければ第2・3巻からとりあえず読み、第1巻に戻ると、読めるということが多いそうです。

訳がねじ曲げられている版が多いので、日本語訳は読めなくともある程度は仕方がない。
(これとは別に、ある学者によると、すべての版に1ヵ所、ドイツ語の誤読による共通の誤訳があるとか)
マルクスの訳本の問題については、例えば『共産党宣言』について、金塚貞文訳『共産主義者宣言』(太田出版)の解説にあります。党派闘争で、訳そのものがひどくならざるを得なかったとのことです。
ですので、向坂逸郎が嫌いな人は、訳本の問題以前に国民文庫を推奨します。
人のいうことを鵜呑みにしてはいけないようです。

今、私も趣味でかじってるんですけど(ちなみに新日本出版社の新書を読んでます)、現実問題にどこまで当てはめがきくのか、難しいですね。

参考URLは新日本出版社のホームページです。
ですが、資本論については情報がないので、お問い合わせ下さい。
また、私は日本共産党支持者ではありません。

参考URL:http://www.shinnihon-net.co.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

太田出版ってわりとやわらかい本をだしている所ですよね。
そこの『共産主義者宣言』はわかりやすいのでしょうか?
『共産主義者宣言』と『資本論』の違いも実は私はわかっていないのですが……

お礼日時:2002/05/16 22:51

お礼の回答が遅くなってすみません。



金塚貞文によると、『共産主義者宣言』は、彼の『共産党宣言』の読み直し、解釈のやり直しだそうです。
特に読みやすいとは思えませんが、従来のものより読みにくくはないです。

彼によると、翻訳の動機は「酔狂」だそうです。
『宣言』では「暴力」が知らぬうちに「強力」に訳しなおされていたり、『ゴータ綱領批判』では「独裁」が「執権」に変わっていたりと、「独語原文の忠実なコピーを自称し、解釈の排除を装っていたはずの既刊の邦訳書はどれも、しかし実は、既存の政治党派の方針によって、その解釈を左右されてきたものでしかなかった」のであり、「問題は、解釈抜きのオリジナルの再現であるかのように言う人たちが、ある日突然、方針転換した政治党派に追随して、平気で訳語を変更してしまうこと」に、金塚はやりきれなさを感じています(『共産主義者宣言』129ページ)。

『資本論』でも、同じことが行なわれていても仕方がないでしょう。
ケインズは、「マルクス経済学は『資本論』を経典とした宗教である」と述べているそうですから。

他のマルクスの著作でも、「個々人的所有」が「個人的所有」と間違えて訳されていたり(どーでもいいことですが、これがマルクス経済学者の論議の的になったりします)、誤訳が付き物です。
なお私が挙げた誤訳ですが、Backen(頬)がすべて「背中」と訳されているとのことです。
いずれにせよ、翻訳には誤訳が付き物、ということでしょうか。

個人的にはどれがオススメ、ということはありません。
金に余裕があれば新日本出版社のもの(下のpapuaさんご推薦のもの)、そうでなければ岡崎訳、向坂訳のいずれでも良いと思います。

繰り返しますが、もっとも確実なのは、ドイツ語そのものに当たることです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/20 11:59

向坂訳も決して悪くはないと思いますが(私も初めて手にしたのは向坂版でした)が、私は



新日本出版社発行、社会科学研究所監修、資本論翻訳委員会訳

のものをお進めします。
 第一の理由は、日本で一番新しい訳だから。
 マルクスの著作は決して過去の遺産ではなく、現在も世界中で研究が続けられ、今まで未発見だった草稿類が発見されるなど、新しい研究成果が次々と生まれています。そうした最先端の成果を豊富に盛り込んで、訳や注が充実していると思います。
 翻訳も日本の最先端の研究者達が集団で取り組んで、検討していますから、正確さという点でも、読みやすさという点でも私の知るかぎりでは一番だと思いますよ。

 「すべて最初が難しい」と、マルクス自身が序言の中で書いていますが、私も始めてこの本を読んだとき(18の時でした)、最初の一行から全くわからず、正直苦痛でした。それでも 一日最低30分づつ、わかってもわからなくてもとにかく読み続けるようにしていたら、だんだん面白くなってきて、半年ほどでなんとか1巻を読み終えることができました。

 そして時々思いだすように読み返してみると、以前にはわからなかったこと、見落としていたことなどがすっと頭に入ってきて、さらに深く理解できたように感じます。

 私の場合は、身の回りに叱ったり、励ましたり、丁寧に質問に答えてくれる先輩や教授がたくさんいて、今思えば幸せな環境だったと思います。maruhaseさんがどのような方かは存じませんが、ぜひ頑張って欲しいと思います。必ず得るものがあると思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2002/05/17 00:36

maruhaseさん、今晩は。



資本論は、岩波文庫と、国民文庫で文庫本が出ていましたが、向坂○○さんの翻訳だと思います。読んでいませんので平易な翻訳かどうかは判りませんが、私の持っている大内さんの1970年代の資本論は、翻訳自体が難解とは思いませんね、下に専門家のURLを貼っておきましたのでご参考になれば幸いです。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/nagatani-kiyoshi/japa …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になります。

お礼日時:2002/05/14 21:22

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