生物の学名ってたしかラテン語か、またそれに準じた言葉で表記されますよね。

その理由として『ラテン語は現在口語として使用されていないので、もう時間による言語の変化がないから』というような事をどこかで聞いた気がします。

それって、本当なんですか?
それにラテン語ってもう実生活では使用されていないんですか?

ちょっと気になりました。

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A 回答 (6件)

 たまたま手元にclown様の質問への返答に触るような前書きがある「はじめてのラテン語」(大西英文著/1997/講談社現代新書)がありますので、一部抜粋させていただく・・・って著作権に完全に抵触する気がしますが。


 「はじめに」をかいつまむと、
>現在でもローマ・カトリック教会では使用され、欧米人には馴染み深く、会話
>を愉しみ、詩や小説、漫画をラテン語で書き、ラジオ放送などもあるが、
>確かに権威ある大きな辞書などには「過去に使用された言語で、現在一般の言語
>生活上使用されなくなった言語」等の記述があり、現在「一般の言語生活上」
>は死語といえる。
> 現在でも重要性が高い理由は「ラテン系」と呼ばれる民族の言語は民衆ラテン
>語から派生したものであり、また語派が違う英・米語の語彙の半数近くがラテ
>ン語を語源としている
>(語源も載せている英語辞書をごらんになってみてください:KINGBIRD注)
>背景のためである。
 
 以上、長くなるのでこのへんとさせていただきますが、この「はじめに」を読むだけでも現在のラテン語の状況、歴史、発展を理解する手助けになります。
 そこまで立ち入った、ラテン語自体への興味をお持ちではないと思いますが、古い本でもないためお近くの図書館等にも所蔵されているかもしれません。よろしかったらぱらぱらめくるだけでもいかがでしょうか。
 
 また、学名については確かに「現在どこの国も公用語として使用していない死語」であったことが主な理由ですが、人類の共通財産であるはずの学名にある国での母語を選択してしまったら、その国にある種の権威、権力を与えることになる、それを嫌うバランスが働いたとも聞いたことがあります。そこで、既に死語であり、またヨーロッパの多くの国にとって文明揺籃の地であったギリシャ-ローマ文明での使用言語、ラテン語を選択したと。
 間違っていたらごめんなさい。根拠にするべき本が見つからないのです。もしかしたら私の思い違いかも。
 
 現在、確かに言語上ではこれを公用語とする国はありません。(180何カ国のうち、私の知らないうちにできているかもしれませんが)しかし、「実生活上で」使用されないかというとそうでもありません。特に欧米人はラテン語の格言、碑文を会話や小説の中に引用することがしばしばあります。シェイクスピアを原文で読めばよくおわかりになるかと思います。
 また、例えば私が一番最近で覚えている映画、「シックス・センス」で、主人公の少年が教会で人形に話しかけている言葉や、マルコム医師に言う「闇の淵より主に訴える」がラテン語でした。医師はそのあと、一所懸命辞書で訳していましたが、忘れ去られた言語であれば使いこまれたラテン語の辞書が自宅にあるはずがないと思うのです。
 いわゆる上流階級の子弟の通う学校ではラテン語が必須のところも多いとか。(また伝聞(^^;)ごめんなさい・・・。)もちろん市井の人が普段から何気なくラテン語の格言を口にする(「ブルータスよお前もか(確かEt tu Blute:再びうろ覚え,役立たず~)」とか)のですが、kohji様のご回答のように中世学問のみならず裁判などもラテン語でやり取りされた国がヨーロッパには多く、現在でも高い教養のイメージを伴っているようです。
 ちなみに世界史での「A.D(紀元)何年」、はラテン語のAnno Dominiの略語ですし、午前、午後をam、pmと呼ぶ時のこの言葉ももとはラテン語です。
 かなり脱線しましたね。お許し下さい。 
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。

ラテン語についてよくご存知ですね。

もとは、生命科学の勉強中に疑問に思った命名法・ラテン語表記でしたが、
その枠組みを越えて、色々ラテン語について知る事が出来て良かったです。

KINGBIRDさん、ありがとうございました~。

お礼日時:2001/01/13 14:59

 西洋のラテン語に相当するものが、漢文でした。

漢文は、戦前までは「漢作文」という科目があり、ある程度の教養のある人は漢文を自由に書けました。その漢文は、中国でも書き言葉とのみ、用いられ、東洋では、民族を超えて、知識人の間では共通語でした。
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この回答へのお礼

漢文って思っていた以上に凄いんですね。

『知識人の間では共通語』というのは特に・・・。

shoyosiさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:53

直接的な回答ではありませんが、以下のサイトは如何でしょうか?


1.http://www.high-edu.tohoku.ac.jp/~mlatin/mbasicb …
(ラテン語の初歩の初歩)
2.http://homepage1.nifty.com/nomenclator/appendix/ …
(ラテン語による化合物命名法)
3.http://www.asahi-net.or.jp/~ar6k-tkhs/symbolab.htm
(現代に生きるラテン語)
4.http://www.aeneis.kit.ac.jp/~taro/latin6.html
(学生の選んだラテン語集)
5.http://www.ttdesign.co.jp/yodokon/ypo47.html#sir …
(テッチャンのラテン語講座)

ご参考まで。
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この回答へのお礼

見てきましたけど、本格的なものばかりですね!

MiJunさん、ぐっとなサイトのご紹介ありがとうございましたー。

お礼日時:2001/01/13 14:51

おっともひとつ。

Grammer school っていうのはラテン語学校ですね。
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この回答へのお礼

わざわざ補足、どうもです。 (^^)

お礼日時:2001/01/13 14:46

Henry Beard「Latin for all occasions」Villard Books, N.Y. 10022,(1990) ISBN 0-394-58660-3 はいかがでしょう。

ラテン語日常会話の入門書です。もちろん日常には使わない死語であり、変化していかない。だからこそ昔は、意味が変化しては困る論文を書くのに使われたわけです。
 従って、ラテン語日常会話、はギャグですが、この本の中身はしっかりしてます。お分かりになります?Visne scire quod credam?
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この回答へのお礼

『ラテン語日常会話』! いいですねー。

ちょっことだけ、なにかの言い回しぐらいは勉強してみようかな~。

stomachmanさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:43

ほんとうです。


ただし、もう一つ理由として、「昔、ヨーロッパで学問といえばラテン語だった」というのが挙げられます。

確か、ヴァチカンの司教会議か何かが、ラテン語でやられてたと思いますが、いずれにせよ実生活ではないですね。
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この回答へのお礼

やっぱり本当だったんですか。

kohjiさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:41

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Qラテン語・ギリシア語のCD・辞書についてお教えください

英語・ドイツ語・フランス語などの語源になっているラテン語とギリシア語の単語を調べるためのCDと辞書を探しています。いいものを1冊ずつ買おうと考えています。CDは、辞書で意味がわかっても、発音も知りたいので、できれば欲しいです。
インターネットで調べた限りでは、ギリシア語のCDは「CDエクスプレス古典ギリシア語」、ラテン語の辞書は「研究社の羅和辞典」を見つけました。
お手すきの時で結構ですので、どなたか詳しい方、よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

ラテン語を文法含めできっちりやるなら、確かに#2
さんの仰るとおり、Weelock Latinが良いかと思い
ます。日本語の本は大抵眠くなりますので…。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0060956410/

語源を知るために辞書が引ければいいや、という状況
でしたら、同じくラ英の辞書なら1000円台からいろい
ろあって、日本語の辞書よりお勧めです。
↓は上級ラテン語辞書の定番、Oxfordのポケット版です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/019864227X/
#どうしても日本語じゃないと引けない、読めない、
#なら日本語の本でも構いませんが…

ギリシア語は私は1冊しか見ていないのでなんとも
コメントしがたいのですが。
「いかにも文法書」の方が性にあっている場合は悪く
ないです。↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000008293/

正直なところ、古典ギリシア語、ラテン語とも現在話
し言葉としては生きていません(現在ギリシア人が話す
ギリシア語も、バチカンの教会で使われるラテン語も
古典の教材とは違う発音をしています)ので、CDの必
要性を私はあまり感じません。語学学習の上で耳から
入れるとわかりやすい、という経験があるのなら、そ
の分は有効だとは思いますが。(↓感想参考)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560005907/

古典ギリシャ語の辞書も、ギ英のものなら安いものか
らいろいろあります。が、語源を知るために引くの
ならば、ギ英にせよギ和にせよ、文字に慣れないと
引きようがないのが難点です…。

アマゾンの宣伝のようで申し訳ないですが、ラテン、
ギリシア語とも、検索を掛けるとお勧め書籍の「マイ
リスト」が結構出てきますよ。ご参照下さい。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-7215744-5806706

ラテン語を文法含めできっちりやるなら、確かに#2
さんの仰るとおり、Weelock Latinが良いかと思い
ます。日本語の本は大抵眠くなりますので…。
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語源を知るために辞書が引ければいいや、という状況
でしたら、同じくラ英の辞書なら1000円台からいろい
ろあって、日本語の辞書よりお勧めです。
↓は上級ラテン語辞書の定番、Oxfordのポケット版です。
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#どうしても日本語じゃないと引けな...続きを読む

Q日本語/方言/口語の鼻母音

 日本語では、実際に日常生活で話すときには=
口語的には、母音直後の鼻音が鼻母音として実現
されることがある、と報告されていますが、この
場合モーラ(拍)と音節はどうなるのですか? 
 また方言として、現在あるいは過去において、
どこで使用されましたか(近代の東京以外)?

 また、これも前に回答として書いた内容ですが
中国語、というより漢字として来た時は閉音節で
あったのに向こうでは鼻母音に変化はしなかった
と学んだのですが、なぜですか? また日本でも
なる場合とならない場合があるのはなぜですか?

 中国語では、開音節とモーラ音素で構成される
日本語とは事情が違うので、単に、子音が母音を
主としての付加ではないというだけかも知れない
のですが、日本語では鼻母音は公的・フォーマル
な発音とはされなくてもかなりの使用例があり、
単なる発音上の労力の節約としても、状況の違い
が関係するとしても、どこがどう違うのですか?
制限がなければいつも使われているはずです。
 他の回答で鼻母音について書いたとき、なぜか
中国語に鼻母音がある話と誤解した人がいたのは
この問題を学校教育等で全く教えずにいるため、
認識にまで歪みが生じている可能性があります。

 私もかなり注意していないと鼻母音の存在さえ
認識できないので、差はないんです。 たまたま
学習しなければ一生目隠しのままだったはず。
 LとRの別は英語等を通して存在がわかる様に
ならなくても他国の言語の話だからいいとして、
これは日本語の話です。 自分でも使っている、
その方言にも見られ、それが代表的な例!として
登場します。 「慣れ」が区別能力を奪っている
としても鼻母音化制限の理由を知りたいんです。
 
 自分が普段してる事で、他人しか知らない事が
あるなんて、プライバシーも何もないですよ。

 日本語では、実際に日常生活で話すときには=
口語的には、母音直後の鼻音が鼻母音として実現
されることがある、と報告されていますが、この
場合モーラ(拍)と音節はどうなるのですか? 
 また方言として、現在あるいは過去において、
どこで使用されましたか(近代の東京以外)?

 また、これも前に回答として書いた内容ですが
中国語、というより漢字として来た時は閉音節で
あったのに向こうでは鼻母音に変化はしなかった
と学んだのですが、なぜですか? また日本でも
なる場合とならな...続きを読む

Aベストアンサー

ちょっと質問がむつかしいので、わかることだけ説明します。

明治になって、上方ではガ行鼻濁音がなくなりました。
上方の文化を輸入した東京では、若者を中心に、
鼻濁音でしゃべられなくなっています。
東京の標準語規定では、鼻濁音で話すこととしていますが、
古い発音です。

Qラテン語の学習(辞書について)

先日からラテン語を独学で学んでいます。
はじめたばかりなのですが、ラテン語4週間と研究社の羅和辞典を利用しています。
不明な単語の意味などを調べながらやっているのですが、辞書をひいても載っていない語が時々あります。
これはどうやってカバーしたらいいのでしょうか?

Aベストアンサー

これは「四週間シリーズ」の欠点ですね。他の言語のものを持っているのですが同じことで困ったことがあります。昔はこれが当たり前だったのでしょう。

別のもっと新しい参考書に変えてくださいと言いたいところですが、安いものでもないのでそうはいきませんね。

辞書に載っていないケースとして後期の中世ラテン語の単語であるケース、不規則な動詞特に完了幹のために基本形(1人称単数現在)が想像つかないケースが考えられます。

中世ラテン語の場合は、このようなものを何の断りもなしに載せること自体問題ですが、音が変化している場合と新しくできた語があります。

aestimo - estimo
prooemium - prohemium

母音の単純化や h が入ったり抜けたりなどがあります。しかしいくら何でもこういうケースは少ないと思います。むしろ動詞の変化形の方が多いでしょう。

nosco - novi(完了形)
canto - cecini
ferro - tuli

これは代表的な不規則動詞です。始めたばかりということですので大変でしょうがまずこのような変化を覚えることは欠かせません。

(追記:本当に始めた「ばっかり」の場合、出てきた単語を「そのまま」調べようとして見つからないということがあります。これは伝統的に辞書の見出しは、動詞は1人称単数現在直説法能相、名詞/形容詞は(男性)単数主格というルールがあるからでその他の形は見出しになっていないからです。英語などと違い初心者のための配慮はされていないことが普通です。amas は amo で、libro は liber で、bella は bellus で引かなければなりません。これにはやはり語形変化をマスターするのが先決です。)

これは「四週間シリーズ」の欠点ですね。他の言語のものを持っているのですが同じことで困ったことがあります。昔はこれが当たり前だったのでしょう。

別のもっと新しい参考書に変えてくださいと言いたいところですが、安いものでもないのでそうはいきませんね。

辞書に載っていないケースとして後期の中世ラテン語の単語であるケース、不規則な動詞特に完了幹のために基本形(1人称単数現在)が想像つかないケースが考えられます。

中世ラテン語の場合は、このようなものを何の断りもなしに載せること...続きを読む

Q日本語の口語の上達方法?

中国から日本に仕事をしに来てすぐ半年になった。
なかなか、口語はうまくいかなかった。以前、教科書で勉強した日本語を会話の場合に使ったら何とか不自然の感じだと思う。何かいい方法を教えてくれる人はいないですか?特に中国語を勉強してる日本人はよくこの気持ちを理解できると思う。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

とてもよく通じる日本語でお見事です。
あとは語尾部分だと思います。文通でもいいので日本人に教えてもらえるといいですね。以下質問文を訂正しておきます。
-------------
中国から日本に仕事をしに来てすぐ半年になった。(→もう半年になりました。)
なかなか、口語はうまくいかなかった。
(→うまくなりません。)
以前、教科書で勉強した日本語を会話の場合に使ったら何とか不自然の感じだと思う。
(→会話に使ったら何となく不自然な感じに思えます・何だか不自然です。)
何かいい方法を教えてくれる人はいないですか?
(→教えてくださる方はいらっしゃいませんか・教えていただけませんか。)
特に中国語を勉強してる(→していらっしゃる・しておられる)日本人は(→日本人なら)よくこの気持ちを理解できると思う。
(→理解してくださると思います。)
よろしくお願いします。
---------------
ここに書かれている皆さんの回答をまず音読してみると違いがお分かりになると思います。がんばってください。

Qラテン語辞書

ラテン語に興味があります。
ネットでは調べるのには限界があるので、ラテン語の辞書を購入したいと思っています。
しかし調べてもいまいちどれが良いのか分かりません。
なのでお勧めのものがあれば教えて下さい。
(なるべく単語が載っているものが良いです)

Aベストアンサー

田中 秀央「羅和辞典」研究社はもう完全に時代遅れです。もう絶版になっているはずです。
 今年の三月に研究社から新しい羅和辞典が出ました。田中秀央「羅和辞典」をもとにしているとはいえ、これはほとんど別物の感じがします。古典期のものから中世、近世の語彙までカバーしていますが、上記の辞書とは異なり、古代の語彙とそれ以後の語彙をはっきり区別しています。また、簡略ながら和羅辞典もついていて非常に便利、初心者が購入するならこれしかありません。
水谷智洋編「羅和辞典」研究社、¥ 6,300
http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%85%E5%92%8C%E8%BE%9E%E5%85%B8-LEXICON-LATINO-JAPONICUM-Editio-Emendata/dp/4767490251/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1242124770&sr=8-1

Q英語よりラテン語???

ほかのカテゴリーで、「世界のことをよりよく知るには」という趣旨の質問に、「英語を勉強するより、聖書とシェークスピアをよんで、ラテン語を勉強するほうがいい」という回答を頂きました。

聖書とシェークスピアを読むというのは理解できるんですが、ラテン語を英語よりも重要といっているところが理解できません。どういうことなのでしょう?誰か教えてください。

ちなみに、もし、これがラテン語から派生した言語の習得が早まるということなら、それはやっぱり、一つ一つの言語を覚えていったほうが早いのではと思います。

Aベストアンサー

 
>「世界のことをよりよく知るには」という趣旨の質問に

世界のことを「よりよく知るには」ということが、どういう内容を指しているのか、はっきりしていないと思います。地球上の人類の諸社会・諸文化について、知見を深めるということでしたら、それぞれの文化での、「古典」というものを、日本語訳でもよいから読むことが、まず、現地に行く以外では有効でしょう。

西欧文化なら、「聖書」を読み、ある程度キリスト教の知識が必要になります。シェイクスピアは、たいへん深い人間洞察がありますが、だからと言って、これを「聖書」と同じレベルで挙げるのは、西欧の教養人向け推奨ではないのですから、少しおかしいです。

中国の文化を知るため、「論語」や「老子・荘子」など、また、十八史略などを読むのがよいでしょう。また、イスラム文化を知るには、「コーラン」と、イスラム教・イスラム文化についての本がよいでしょう。また、インドは「バガヴァット・ギーター」ぐらい読んでおくべきでしょうし、仏教についての知識もあった方がよいでしょう。

その他、ロシアや、東南アジア、アフリカ、南北アメリカの文化を理解するための文化の解説や歴史解説の本などがよいはずです。「世界を知る」とはこういうことのはずで、ラテン語は、西欧文明を或る程度深く知ろうとすると必要になりますが、主題となる問題から言えば、少し関係がありません。

ロマンス語(フランス語・スペイン語)などの修得には、その前にラテン語を勉強すればよいなどは、暴論というか、分かっていないのでしょう。また古典ギリシア語よりラテン語の方が分かり易いなどというのも、分かっていてそういうことを言っているのかですね。実は、ラテン語の方が「圧倒的に難しい」のです。

それと、ラテン語の方が文法規定が厳密だというのは、それは事実ですが、だから、余計に厄介な問題が起こってきます。中世以降に書かれたラテン語は、はなはだ質が落ちたということが言われています。古典期ラテン語は、もっと端正で美しく、そして錯綜して複雑だったのです。

学問的言語として使うため、丁度、現在の英語が、ドイツ人英語だとか日本人英語だとか、その他、よく分からない英語のヴァリエーションができたように、ラテン語もヴァリエーションができたのと、「述べたいことを述べる」ための実用言語として使った為、質の低下が起こったのです。

古典語というのは、代表的には、ラテン語、ギリシア語、サンスクリット語、ヘブライ語などですが、これらは、古典語の形を学ぼうとすると、もの凄く難しいのです。近代語とは比較にならない難しさがあるのです。

これらは「高次教養語」で、ラテン語は、欧米文化の基礎の理解で、重要ですが、フランス語を学ぶよりラテン語と言うのは、ラテン語の難しさや困難があるのです。

「教養英語」をより深く理解しようと考える時、「聖書」や「シェイクスピアの作品」や、更にラテン語の基礎を知っていればよいというのは言えます。しかし、シェイクスピアの英語は相当難しいですし、ラテン語は、基礎でも難しいです。

欧米人と会って、教養を示したいのなら、こういうことも必要かも知れませんが、普通の程度の努力では、欧米文化系知識人には、対抗できません。従って、西欧の文化を深く知りたいという人が、シェイクスピアやラテン語を学べばよいので、世界を知るのに、それらは優先順位が低いです。

言語なら、英語が分かれば、まず十分なところがあります。他に言語をといえば、順不同で、スペイン語、中国語、フランス語当たりでしょう。

アラビア語は、それほど、現代の世界で一般性はありません。イランに行けば、アラビア語ではないのです(ペルシア語です)。イスラム教国は別にアラビア語を国語にしていません。サウディ・アラビアか、その周辺諸国、イラクなどが日常語にしている程度で、使用人口はそれほど多くありません。商業目的から外れても、世界的というなら、ヒンディー語の方が使用人口が多いはずです。ただ、インドでは、英語で通用します。

ローマ教皇の回勅はラテン語で書かれていますが、すぐに各国語に訳されます。(ラテン語は「死語」ではなく、ヴァティカンの公用語の一つです。またローマ・カトリック教会の高位聖職者のあいだでは、共通語です。最近のもっとも新しい「第二ヴァティカン公会議」でも、ラテン語で議論が行われました)。

>聖書とシェークスピアを読むというのは理解できるんですが、ラテン語を英語よりも重要といっているところが理解できません。どういうことなのでしょう?誰か教えてください。

そう述べた人の勘違いでしょう。また、まだまだ認識が足りないと言うか、西欧中心にしか考えていないようなところがあるようですね。

追記:

>さて、ラテン語は欧米言語の祖と言われますが、それよりも前にサンスクリット語というのがあります。これが印欧語族の祖先になります。

間違いだと思います。ラテン語は紀元前10世紀まで辿れますし、それ以前にもすでに存在しました。サンスクリット語は紀元前15世紀頃まで遡れます。古典ギリシア語も紀元前15世紀頃まで遡れます。印欧語の祖語は、サンスクリット語ではありません。祖語「復元」ということが試みられていますが、サンスクリット語が祖語なら、問題はないでしょう。(格の数で、サンスクリット語が特に複雑で、祖語に近いとは想定できますが)。

紀元前15世紀前後には、印欧語族の活躍がありました。カルデア、ギリシア、ヒクソス、ヒッタイト、これらの印欧語は、サンスクリット語と同等の古さです。
 

 
>「世界のことをよりよく知るには」という趣旨の質問に

世界のことを「よりよく知るには」ということが、どういう内容を指しているのか、はっきりしていないと思います。地球上の人類の諸社会・諸文化について、知見を深めるということでしたら、それぞれの文化での、「古典」というものを、日本語訳でもよいから読むことが、まず、現地に行く以外では有効でしょう。

西欧文化なら、「聖書」を読み、ある程度キリスト教の知識が必要になります。シェイクスピアは、たいへん深い人間洞察がありますが、...続きを読む

Qラテン語・ギリシャ語の語源辞書・対英独仏語

インド・ヨーロッパ語族の言語を勉強するときに、ラテン語・ギリシャ語が語源、あるいは接頭辞をもつ単語に出会いますが、それらを集めた、英語、ドイツ語、またはフランス語の辞書は存在しますか?ご存じでしたら教えていただきたくお願いいたします。また、辞書以外に関連する書物、サイトなどがあればご教示ください。

Aベストアンサー

http://www.lexilogos.com/etymologie.htm

語源辞書リンク集です。すべて内容を確認したわけではありませんが、
Etymologie francais 以下にまとめられているあたりをご覧ください。「インド・ヨーロッパ語族の語源辞典」は、ラテン語・ギリシャ語などからさらに遡ることになりますので現代語の学習に役立つ内容ではないと思います。

>ラテン語・ギリシャ語が語源、あるいは接頭辞をもつ単語に出会いますが、それらを集めた、英語、ドイツ語、またはフランス語の辞書は存在しますか?

The First Book of Etymology
あたりがお探しの書物ではないでしょうか。

Qラテン語もしくわ英語

「この空は僕だけのもの、今だけは・・・」というセリフをラテン語もしくは英語で言うとどうなるか教えて下さい。その他の語でもかまいません。

Aベストアンサー

ラテン語はわからないので英語のみ…

This sky is only only my thing and now...

my thing = 僕の
only only = 「~だけの」を強めて表現してみました
       my thing and nowにかかっているので
       nowをonly now とはしません。

Qラテン語辞書

学校の課題でラテン語について出されたので、ラテン語について調べようと思っています。
質問なんですけど、和英辞典みたいに日本語からラテン語に直せる事ができるホームページを探しています。
和英や英和ならたくさんあるんですけど、ラテンはどうなんでしょうか。
誰か知っている人がいれば回答お願いします。

Aベストアンサー

収録語彙は少ないですが 参考になると思います。
英語からラテン語に変換できます。

参考URL:http://dictionaries.travlang.com/EnglishLatin/

Q解剖学のラテン語

国立大学の医学部に通う学生です。今大学で解剖学を学んでおり、来る試験に向けてラテン語を覚えているのですが質問があります。

基本的には日本語名のそれぞれの単語をそのままラテン語訳すればいける(例:上腕動脈だったら、上腕はbrachialis、動脈はarteriaだから、arteria brachialisのように)のですが、肘正中皮静脈の場合前記のようにラテン語訳すると、肘はcubiti、正中はmediana、皮はcutanea、静脈はvenosaより、venosa cutanea mediana cubitiとなるはずなのですが、実際に教科書に書いてあるのはvenosa mediana cubitiで、cutaneaの部分がなくなっているのです。
なぜこのようになっているのでしょうか。また何か法則はあるのでしょうか。このような例は他にもたくさんあるのでどうすればいいのかわかりません。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

解剖学ラテン語に詳しいわけではありませんが。
まず、どんな言語でも省略表現というものがあることはわかりますよね。もうすぐセンター入試が始まりますが、「センター入試」の代わりに単に「センター」と言うこともあります。「もうすぐセンター始まるよね」とか。
ラテン語でも省略してわかる場合にはよく一部の語を省略してしまいます。
盲腸のことは本来はintestinum caecumなんですが、このintestinum(腸)の部分を省略してcaecumだけで済ますことが多いことはご存じでしょう。ラテン語でcaecumは(盲の)(英語だとblind)の意味で、これだけ考えるとおかしいのですが、他にcaecumがつく解剖用語がないので誤解の恐れがないわけです。
右心房はAtrium dextrumですが、この場合、名詞のAtriumを省略してdextrum(右の)にすることはできません。なぜなら、他にcrus dextrumのようにdextrumで終わる解剖用語はたくさんあるからです。
venosa mediana cubitiの場合、文字通りには確かに「肘正中静脈」ですが、これだけで誰が見ても「肘正中皮静脈」のことだな推測できるので、このような省略が行われるのでしょう。
省略して意味不明になる場合は省略できません。それが省略の法則です。

解剖学ラテン語に詳しいわけではありませんが。
まず、どんな言語でも省略表現というものがあることはわかりますよね。もうすぐセンター入試が始まりますが、「センター入試」の代わりに単に「センター」と言うこともあります。「もうすぐセンター始まるよね」とか。
ラテン語でも省略してわかる場合にはよく一部の語を省略してしまいます。
盲腸のことは本来はintestinum caecumなんですが、このintestinum(腸)の部分を省略してcaecumだけで済ますことが多いことはご存じでしょう。ラテン語でcaecumは(盲の...続きを読む


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