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生物の学名ってたしかラテン語か、またそれに準じた言葉で表記されますよね。

その理由として『ラテン語は現在口語として使用されていないので、もう時間による言語の変化がないから』というような事をどこかで聞いた気がします。

それって、本当なんですか?
それにラテン語ってもう実生活では使用されていないんですか?

ちょっと気になりました。

A 回答 (6件)

ほんとうです。


ただし、もう一つ理由として、「昔、ヨーロッパで学問といえばラテン語だった」というのが挙げられます。

確か、ヴァチカンの司教会議か何かが、ラテン語でやられてたと思いますが、いずれにせよ実生活ではないですね。
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この回答へのお礼

やっぱり本当だったんですか。

kohjiさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:41

Henry Beard「Latin for all occasions」Villard Books, N.Y. 10022,(1990) ISBN 0-394-58660-3 はいかがでしょう。

ラテン語日常会話の入門書です。もちろん日常には使わない死語であり、変化していかない。だからこそ昔は、意味が変化しては困る論文を書くのに使われたわけです。
 従って、ラテン語日常会話、はギャグですが、この本の中身はしっかりしてます。お分かりになります?Visne scire quod credam?
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この回答へのお礼

『ラテン語日常会話』! いいですねー。

ちょっことだけ、なにかの言い回しぐらいは勉強してみようかな~。

stomachmanさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:43

おっともひとつ。

Grammer school っていうのはラテン語学校ですね。
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この回答へのお礼

わざわざ補足、どうもです。 (^^)

お礼日時:2001/01/13 14:46

直接的な回答ではありませんが、以下のサイトは如何でしょうか?


1.http://www.high-edu.tohoku.ac.jp/~mlatin/mbasicb …
(ラテン語の初歩の初歩)
2.http://homepage1.nifty.com/nomenclator/appendix/ …
(ラテン語による化合物命名法)
3.http://www.asahi-net.or.jp/~ar6k-tkhs/symbolab.htm
(現代に生きるラテン語)
4.http://www.aeneis.kit.ac.jp/~taro/latin6.html
(学生の選んだラテン語集)
5.http://www.ttdesign.co.jp/yodokon/ypo47.html#sir …
(テッチャンのラテン語講座)

ご参考まで。
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この回答へのお礼

見てきましたけど、本格的なものばかりですね!

MiJunさん、ぐっとなサイトのご紹介ありがとうございましたー。

お礼日時:2001/01/13 14:51

 西洋のラテン語に相当するものが、漢文でした。

漢文は、戦前までは「漢作文」という科目があり、ある程度の教養のある人は漢文を自由に書けました。その漢文は、中国でも書き言葉とのみ、用いられ、東洋では、民族を超えて、知識人の間では共通語でした。
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この回答へのお礼

漢文って思っていた以上に凄いんですね。

『知識人の間では共通語』というのは特に・・・。

shoyosiさん、ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/13 14:53

 たまたま手元にclown様の質問への返答に触るような前書きがある「はじめてのラテン語」(大西英文著/1997/講談社現代新書)がありますので、一部抜粋させていただく・・・って著作権に完全に抵触する気がしますが。


 「はじめに」をかいつまむと、
>現在でもローマ・カトリック教会では使用され、欧米人には馴染み深く、会話
>を愉しみ、詩や小説、漫画をラテン語で書き、ラジオ放送などもあるが、
>確かに権威ある大きな辞書などには「過去に使用された言語で、現在一般の言語
>生活上使用されなくなった言語」等の記述があり、現在「一般の言語生活上」
>は死語といえる。
> 現在でも重要性が高い理由は「ラテン系」と呼ばれる民族の言語は民衆ラテン
>語から派生したものであり、また語派が違う英・米語の語彙の半数近くがラテ
>ン語を語源としている
>(語源も載せている英語辞書をごらんになってみてください:KINGBIRD注)
>背景のためである。
 
 以上、長くなるのでこのへんとさせていただきますが、この「はじめに」を読むだけでも現在のラテン語の状況、歴史、発展を理解する手助けになります。
 そこまで立ち入った、ラテン語自体への興味をお持ちではないと思いますが、古い本でもないためお近くの図書館等にも所蔵されているかもしれません。よろしかったらぱらぱらめくるだけでもいかがでしょうか。
 
 また、学名については確かに「現在どこの国も公用語として使用していない死語」であったことが主な理由ですが、人類の共通財産であるはずの学名にある国での母語を選択してしまったら、その国にある種の権威、権力を与えることになる、それを嫌うバランスが働いたとも聞いたことがあります。そこで、既に死語であり、またヨーロッパの多くの国にとって文明揺籃の地であったギリシャ-ローマ文明での使用言語、ラテン語を選択したと。
 間違っていたらごめんなさい。根拠にするべき本が見つからないのです。もしかしたら私の思い違いかも。
 
 現在、確かに言語上ではこれを公用語とする国はありません。(180何カ国のうち、私の知らないうちにできているかもしれませんが)しかし、「実生活上で」使用されないかというとそうでもありません。特に欧米人はラテン語の格言、碑文を会話や小説の中に引用することがしばしばあります。シェイクスピアを原文で読めばよくおわかりになるかと思います。
 また、例えば私が一番最近で覚えている映画、「シックス・センス」で、主人公の少年が教会で人形に話しかけている言葉や、マルコム医師に言う「闇の淵より主に訴える」がラテン語でした。医師はそのあと、一所懸命辞書で訳していましたが、忘れ去られた言語であれば使いこまれたラテン語の辞書が自宅にあるはずがないと思うのです。
 いわゆる上流階級の子弟の通う学校ではラテン語が必須のところも多いとか。(また伝聞(^^;)ごめんなさい・・・。)もちろん市井の人が普段から何気なくラテン語の格言を口にする(「ブルータスよお前もか(確かEt tu Blute:再びうろ覚え,役立たず~)」とか)のですが、kohji様のご回答のように中世学問のみならず裁判などもラテン語でやり取りされた国がヨーロッパには多く、現在でも高い教養のイメージを伴っているようです。
 ちなみに世界史での「A.D(紀元)何年」、はラテン語のAnno Dominiの略語ですし、午前、午後をam、pmと呼ぶ時のこの言葉ももとはラテン語です。
 かなり脱線しましたね。お許し下さい。 
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。

ラテン語についてよくご存知ですね。

もとは、生命科学の勉強中に疑問に思った命名法・ラテン語表記でしたが、
その枠組みを越えて、色々ラテン語について知る事が出来て良かったです。

KINGBIRDさん、ありがとうございました~。

お礼日時:2001/01/13 14:59

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