フェノールフタレインの影響について

フェノールフタレインを多く（３０滴）入れた場合の滴定値への影響について調べるために、シュウ酸とＮａＯＨの中和滴定を行ったのですが、フェノールフタレイン１滴の場合と比べて、滴定値が０．７８％ほど大きくなりました。
その原因として、フェノールフタレイン自体の液性の影響や、フェノールフタレインを加えたことによる体積の変化などを考えたのですが、よくわかりません。原因は一体何なのでしょうか？

No.2 回答者： piyoco123 回答日時： 2007/02/07 10:48

フェノールフタレインは数滴であるのに対し、

二酸化炭素は空気中から無尽蔵に供給されるのでこちらの方が影響は大きくなります。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時：2007/02/08 22:56

No.1 ベストアンサー 回答者： piyoco123 回答日時： 2007/02/06 20:21

フェノールフタレインの変色メカニズムはフェノール部位のプロトンが水酸化物イオンにより引き抜かれ、

無水フタル酸部位が開環して分子が平面となり吸収を持つことにより起こります。
よって、フェノールフタレイン自体はブレンステッド酸であるので、
入れ過ぎるとNaOHで滴定する際に滴定値を大きくしてしまいます。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはりフェノールフタレイン自体の液性の影響なのですね。
フェノールフタレインの変色メカニズムについて調べてみることにします。
新たな疑問なのですが、このフェノールフタレインの影響と空気中の二酸化炭素の影響とではどちらが大きいのでしょうか？

お礼日時：2007/02/06 23:45