人生最悪の忘れ物

最近ふとした事から原石に興味を持ちました。
で、素朴な質問なのですが、原石の形で水晶系の大きく尖った物や、細かく尖った物がいっぱい固まりになった物をよく見ます。
鉱物は結晶の塊りだと思うのですが、必ずしも同じ形ではなく、でもパターン的にある程度決まっているとも思えます。
なぜこういう形という物が出来るのでしょうか?

その辺にある岩盤は、私から見ると全体が塊りに見えますが、なぜこういう塊りの物と形になった物があるのか??

また、鉱物の原石を採集する過程も不思議なのですが、岩盤のような所にアンモナイトとかのように埋もれているのでしょうか?
で、初めから尖った形とかで発見されるのでしょうか?

原石があのような形になるまで、計り知れない年月を費やしていると思いますが、徐々に形成されていくのでしょうか?

元々は、どれ位前から原石になるべく形成されてきているのでしょうか?

すみません。とりとめが無く、上手く質問出来ていないかもしれません。子供相談室のようで恥ずかしいのですが、何も知識が無い為、ご存知の方に教えていただきたく質問いたしました。

A 回答 (1件)

水晶などの原石の形は結晶によるモノです。


これは、物質の分子の性質や、配列によって決まるモノで・・・詳しくはとても複雑なので割愛しますが、食塩の結晶が四角くなるのと同じように、物質の性質として決められた形です。

“その辺にある岩盤”というのは、堆積岩のことを指しているのだと思いますが・・・これも顕微鏡で見ると、極小さな、様々な鉱物の結晶や、結晶が崩れて粉になったようなモノでできています。
例外として、黒曜石(オブシディアン)のような非晶質の鉱物もあり、この場合は結晶のような決まった形にはなりません。

大きな結晶となって宝石として扱われる、水晶など多くの鉱物は、熱水鉱脈にできます。これは地中深く岩の割れ目にマグマで加熱された高温の水が染みこみ、周りの岩の成分がとけ込んで、そのあとゆっくり冷える過程で大きな結晶になります。理科の実験で大きな塩の結晶を作るのと同じ要領、ですね。この時間については、自然界ではどうなるのかよくわかりません。参考までに、人工で大きな水晶の結晶を作る場合は、3ヶ月くらい掛けて冷やすそうです。

このようにしてできた鉱脈は、岩の隙間や洞窟にぎっしりと結晶が生えていて、とてもきれいな景色です。小さなモノはそのまま取り出して「ジオード」として売られてもいますね。
こういった鉱脈の周りの岩が長い時間のうちに風化して、鉱脈の中の鉱物が土に埋もれたり、川に流れ出したりしていることもあります。

また、ペリドットやムーンストーン等の結晶は、溶岩が冷える過程で溶岩の中に直接大粒の結晶となることもあります。これは比較的短時間(数日くらい?)でできる結晶で、噴火口の周りを散策して見つけることもできます。

一般的に、溶岩が固まってできた岩は小さな結晶のかたまりでできており(墓石でよく使われる御影石等は比較的結晶の大きな例)、それが崩れて砂になって固まったモノが、砂岩などに代表される堆積岩(よくあるざらざらの石)、化学的に変化して風化したモノが粘土・・・

なんだかとりとめのない回答になってしまいましたが、
こんな感じでよいでしょうか?(^^;
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この回答へのお礼

親切丁寧なご回答ありがとうございます。
私に、もともと多少なりとも知識があったら理解出来ているのかもしれないのですが、興味を持ち質問をしておきながら、知識のレベルが低く、なんとなくしか理解出来ずにいる状態です。
パワーストーンから始まった石への興味だったので、ペリドット、ムーンストーンはわかるのですが、黒曜石、ジオードというのはわかりません。
実際に噴火口などに行ってみたいのですが、現実的になかなか行けず・・
図書館に行って、図解付きの子供用の本を見て勉強した方が良いのかもしれません。
でもYAMAMAYAさんのご回答で、なんとなくではありますがうっすらと理解しかけたのも確かです。
どうもありがとうございます。
また、お礼が遅くなりました事をお詫びいたします。

お礼日時:2007/02/25 15:29

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