10秒目をつむったら…

現金配当の代替手段としての株式分割(新株発行)のメリットとデメリットが何なのか、いまいちわかりません。
企業側と、その株主側の双方から見たメリット・デメリットを教えて頂けないでしょうか?
(もし分ける事必要があるのであれば、上場・未上場を分けて考えた方が良いかもしれません。どちらも知りたいですが、より知りたいのは未上場企業です)

今まで自分の調べた理解としては、

■企業
 ・メリット
  手持ちのキャッシュを減らす事なく株主に恩恵を与える事が出来る

 ・デメリット
  ?

■株主
 ・メリット
  将来受け取れるであろう配当が増える?

 ・デメリット
  現金を受け取れない

この理解もあまり自信ないのですが、どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (9件)

No.5です。

朝回答を用意して、家についてこれから回答しようとしているので、No.7の方とかなりかぶりますが・・・

ご質問の例は、会社から見て、新たなキャッシュが入ってくる例でしょうか、それとも、キャッシュの出入りは無い例でしょうか?もし、キャッシュが入ってくる例であれば、それは資金調達を伴う新株発行なので、会社(あるいは既存の株主)から見れば、銀行借入などのその他の資金調達手段と比較して、メリット・デメリットが判断されるべき話であり、また新株を引き受ける株主から見れば、結果としてその株式がどういうリターンをもたらすか、という将来の話になります。
一方、キャッシュの出入りが無い場合(これには、考え方としては『現金で配当し、同時に既存株主にその持分に応じて、配当金と同額で新株を買ってもらう』というものも含みます)は、No.5に書いた事に特に変更の必要はありません。つまり、基本的にはありません。投資家が得した気分になるのは、単なる気分の問題です。
但し、一株あたりの価値が下がるので投資家層が増える点(上場の場合の株主にとってのメリットと言えばメリットか?)、既に述べた税金の問題(株主にとってのデメリット)、さらには「利益準備金を資本金に振り返ると、少なくともその分は配当に回せなくなるので、結果的に株主の投資回収が遅れる事がある」(株主にとってのデメリット)などの問題が、ある事はあります。

質問で「現金配当の代替手段としての株式分割(新株発行)」、「手持ちのキャッシュを減らす事なく株主に恩恵を与える事が出来る」、ANo.2の補足に「持ち株比率に応じて株主は配当の変わりに株を受け取れる」、とあるので、私には、キャッシュの出入りの無い新株発行(現金配当をすべきところを、その同額の発行価格の新株を交付する)に思えますが、違いますでしょうか?

以下は、ちょっと気になったところです。

>株式配当、つまり新株発行 = 株式分割? のように、間違えた理解をしていました。非常に基本的な事ですが、株式分割と新株発行は違うものですね。(ANo.4のお礼)
株式分割は新株発行を伴うので、新株発行のうちの一つです。むしろ、新株発行の中に、通常の「資金調達を伴うもの」と、吸収合併の際の株式交換(表面上は資金調達は伴わないが、会社の資産・負債に変化があるもの)、株式分割等(資金調達は伴わず、会社の資産・負債に変化のないもの)といった種類がある、と考えた方がいいです。

>今回の件ですと、新株発行ですので、株価は減少せず、株主の資産が増える
>資本も増えており、さらに株価は額面どおりですので、単純に持っている株の数だけ、資産が増える、と考えていいのではないのでしょうか?(ANo.6への補足)
まず、資本が増えたかどうかを考える際には、資本金ではなく、資本の部すべてを考えてください。キャッシュの出入りの無い増資(配当したつもりになって、それと同額の増資を引き受けてもらうのも含む)だと、資本の部の増減はありません。利益準備金なり、資本準備金が、資本金に振り変わるだけで、株主が受け取る権利を持っているのは、資本金ではなくて、資本の部すべてです。

>株価は額面どおりですので
非上場株式の株価は、たしかに無理に売ろうとしたら額面でしか買う人がいない、というのは現実によくある事ですが、こういう場合は価格ではなくて、「価値」と考え、一株当り純資産がどうなるか、を考えた方がいいです。具体的には、資本の部を発行済株式数で割ったものを「株の価値」とする、という事です。でないと、上場と非上場で統一的にものを考える事ができなくなります。

それから、株数が増えれば、一株あたりの純資産、あるいは一株あたりの利益で『希薄化』が起こる事がままありますが、ご質問の例では、既存の株主が持分比率に応じて新株を引き受けるだけなので、少なくとも純資産の面での希薄化は、考慮に入れなくても大丈夫です。新株の発行価格がどんなに安くても、また、どんなに大量の株数が発行されても、です。これは、最も割安な発行価格つまり「ただで株券を渡す」株式分割の例を考えてみればわかります。株数が増えて、一株あたりの純資産は希薄化されますが、個々の株主の持分は変わらないので、保有株数全部に対する純資産の額には変化はありません。何らかのキャッシュが入ってくる「資金調達を伴う増資」であっても、損得が発生しないのは同じことです。どんなに割安な発行であっても、そのデメリットは、既存の株主が保有比率に応じて負担してしまうからです。

利益面での希薄化については、資金調達を伴う増資の場合、新たに追加された株主資本が、今までの株主資本と同様のリターンをあげる保証はありませんから、希薄化は発生する可能性があるし、それは、ご質問の例でも既存株主全員に平等に、「投資に対するリターンの低下」という問題を起こす可能性はあります。
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この回答へのお礼

No.7のお礼と重複してしまいますが、資本金の額で企業価値は測れないですね。
納得しました。ありがとうございました。

ご想像の通り、今回はキャッシュの出入りのない新株発行です。

---
>株式配当、つまり新株発行 = 株式分割? のように、間違えた理解をしていました。非常に基本的な事ですが、株式分割と新株発行は違うものですね。(ANo.4のお礼)
株式分割は新株発行を伴うので、新株発行のうちの一つです。むしろ、新株発行の中に、通常の「資金調達を伴うもの」と、吸収合併の際の株式交換(表面上は資金調達は伴わないが、会社の資産・負債に変化があるもの)、株式分割等(資金調達は伴わず、会社の資産・負債に変化のないもの)といった種類がある、と考えた方がいいです。
---
これに関しては、承知済みですが、新株発行と株式分割が完全にイコールの関係だと勘違いしていました。
新株発行の一つ、という事は今は頭が整理できました。


---
>株価は額面どおりですので
非上場株式の株価は、たしかに無理に売ろうとしたら額面でしか買う人がいない、というのは現実によくある事ですが、こういう場合は価格ではなくて、「価値」と考え、一株当り純資産がどうなるか、を考えた方がいいです。具体的には、資本の部を発行済株式数で割ったものを「株の価値」とする、という事です。でないと、上場と非上場で統一的にものを考える事ができなくなります。
---
そのように考えればいいのですね。納得です。
資本には、自己資金以外にも 資本準備金、利益準備金などがあるで、額面+利益による資本の増大分も、株の「価値」として考えていい、という事ですね。


納得しました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/17 10:54

こんにちは。

問題は解決したでしょうか?


説明がわかりにくければ、再質問してください。でもご自分で再質問なさってほったらかしは。。。



減資について、誤解を与えたかもしれないので補足します。

たいていの場合、無償減資は危ない会社がやることで、希薄化とセットですから、暴落材料です。

50%減資 →既存の2株を1株にして、資本金の半分を欠損と相殺する →第三者割当増資で資本金を倍にする →既存の株主の持ち分は半分に希薄化

こんな感じ。


減資の時点では、理論的には、既存株主は(自分の持ち分比率と会社の純資産は変わらないので)損も得もしません。
ただし、その後の増資で、持ち分が薄まってしまうので、暴落材料になるわけです。



一方、僕の持ち株が去年実施した減資は、金庫株を消却し、利益準備金なども全部欠損と相殺してしまうやり方でした。既存株主の株数は減りませんでした。
もちろん株主は損も得もしません。
市場の流通株数もかわらず、需給がどうのこうのという影響もありません。

なのに、理論的な1株の比率が増える以上に株価が爆上げしたので、びっくりしたわけです。



あと、増資が悪いという印象を与えたかもしれないので、訂正します。

あたりまえですが、企業は増資を繰り返して成長します。
無償増資は、儲かっている会社でないとできませんよね。
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この回答へのお礼

忙しくて返事遅れてしまい失礼しました。
通常は資本を減らすのは危ない企業、というイメージがありましたから、
おやっ?と思いましたが、そういうことですね。
補足説明ありがとうございました。

↓ 図入りでわかりやすかったです。
http://manabow.com/qa/zoushi.html

お礼日時:2007/02/17 11:00

#6です。

ご質問について。

増資には、有償増資(公募増資であれ第三者割当増資であれ、はやく言うと、新規で株式を発行して売却する方法)と無償増資があります。
http://www.findai.com/yogo/0220.htm


【無償増資の場合】
ご質問の例は無償(既存株主は1銭も払わずに新しい株券をもらう)ですね。
これだと理論的には損にも得にもなりません。
社外から資金が流入しないからです。


でも資本金は増えたのに?と思われますか。

しかしその資本金は、それまで企業が資本準備金や利益準備金という名目で積み立てていた金の名目をかえて、「資本金」にしただけです。


例えば、財布や家のひきだしの中にあった小遣いのくりこしやヘソクリを集めて、銀行へ持っていって定期にしたとします。
定期預金の残高が増えるので貯金が増えたように感じるかもしれませんが、その家庭の純資産は増えていませんよね?
純資産が増えるのは、家庭外から金が入ってきたときだけです。


今回のケースでは、企業全体の価値は増えません。
1株当たりの資本金額が同じでも、純資産が増えなければ、名目だけのことです。
つまり株主は得をしていない(#5さんのご回答のように、税制面を考えるとちょっぴり損)わけです。

※資本金の額は、企業の価値とは直接関係がありません。
 資本金が何千億でも、債務超過の企業の価値は、理論的にはゼロです。    
 (実際には、立ち直る可能性や、買収して設備や社員を活用できるといった思惑から、上場企業であればそれなりの株価だったりします。)




【有償増資の場合】
増資直前の1株当たりの価値と厳密に同じ額を、増資の引受人に払い込んでもらうなら、理論的には既存の株主には損も得もありません。

例えば純資産1000億円の会社で、発行済み株式が1000万株、つまり1株が1万円だとします。
新規に100億円の増資を実施。新規発行の1株に対し1万円を払い込んでもらい、1100万株に増やす。
  ↓
既存株主で10株持っていた人の持ち分比率は、100万分の1から110万分の1に低下。
同時に、会社の純資産は1100億円に増加。
  ↓
この人の持ち分である純資産は、1000億円÷100万=10万 → 1100億円÷110万=10万 で変化なし。


しかし通常は、こうは行きません。

A)上場企業の場合、1株当たりの純資産=1株の時価(つまりPBR1倍)になっていることは稀。未上場企業でも、1株の価値を客観的に見積もるのは難しい。
 したがって、増資引受人は、明らかに有利な条件でないと通常は引き受けない。 →既存の株主が割を食う。
 例えば、時価発行増資といっても、直前の時価よりディスカウントした価格で発行される。

B)増資を引き受ける機関投資家が、大量に空売りしておき、増資で手に入れた株券で空売りを返済して、株価の下落分を荒稼ぎする例も多い。悪名高い外資系某証券……の例とか。

C)1株当たり純資産が減らなくても、1株の権利(議決権や利益の分配を受ける権利)が薄まれば、株の価値が下がったと解釈されることが多い。

・・・こんな理由から、増資はとりあえず「売り材料」になるようです。
ただし、増資で調達した資金を設備投資などに回し、その企業が成長できると判断されれば、中期では上昇することもあります。


そもそも、昨年の三洋電機のように、とんでもない安値で第三者割当増資をやる企業は、そもそも「いつ潰れてもおかしくない」状況で、時価より大幅にディスカウントしないと資金の出し手がいなかったわけですよね。
既存の大株主も「破綻されるよりはまし」と考えて賛同したのではないでしょうか?
ほんとにアブナイ会社は、増資によって1株当たり純資産は増えるわけですから。(ときどき増資で輸血してもらって生き延びているとしか思えない会社もあります。)



通常、成長途中の会社は、借り入れよりも増資によって新規資金を獲得したほうが有利だと考えて、有償増資をやると思います。
でもご友人は、社内に資本準備金等が大量に蓄積されていれば、増資をして資本金を増やしたほうが、対外的イメージもいいし、株主が喜んでくれると判断なさったのでしょう。


#5さんのご回答のように、イメージって結構大事みたいですね。
減資を実施(資本金を減らして欠損金と相殺)した会社の株価が爆上げしたこともあります。
理論的には損も得もないはずですが、見掛け上のバランスシートを良くしたわけです。


こんなことで株価が上がるなんて(@。@; と、そのときは思いました。。。
株って奥が深いもんです。
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この回答へのお礼

大変詳しくありがとうございました。

確かに企業の価値は資本金では測れないですね。
納得しました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/17 10:35

#5さんへのお礼のなかの



>今回の件ですと、新株発行ですので、株価は減少せず、株主の資産が増える、というふうに理解しています。


これはちょっと違うように思います。

株式とは会社の所有権を単位に分割したものですから、発行済み株数が増えれば、1株の価値が下がります。
これが株式の「希薄化」です。


1000万株の企業の株を10株持っている株主は、その会社の100万分の1を所有。
→10株につき1株の新規発行株を配る
→発行済み株数は1100万株に。
→10株持っていた人の株数は11株に増えるが、その人の持ち分は100万分の1で、変化なし。


理論的には、1割の希薄化が起きれば、株価は10%下がるはずです。

上場企業が増資を発表した場合、たいてい一時的には、理論的希薄化以上に株価が下がるようです。(去年の例しか知りませんが。)

これは、第三者増資を引き受ける外資系ファンドなどが空売りで荒稼ぎする・・・という事情もあります。
さらに、昨年夏の日航のように、株主軽視の姿勢が見られると、あとあとまで尾を引くと思います。
そういう企業の株は、こわくて長期で買う気になれないと思う人が増えるでしょうからね。



質問者さんがお持ちの会社は未上場なので、株数が増えて得をしたように感じる株主さんが多いでしょうから、上記の日航や三洋電機のような悪影響はなく、株主への利益還元として歓迎されると思います。

ただ、理論的には、(未上場企業では株価が上がるという事態がないので)会社が利益を上げて純資産を増やさない限り、「株主の資産」は増えない理屈です。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
私は少し違った意見でしたので、再度質問させてください。

■上場の場合
「会社のXX分の1を所有する」という表現ですが、
増資では、資本金が増えます。その為、上記の例では会社全体の価値も例えば1000万円から1100万円に増えると考えられます。

ということは、
1000万円の100万分の1(=10株=10円 → 1円/株)を所有していた状態から、
1100万円の100万分の1(=11株=11円 → 1円/株)となり、投資家心理による株価の変動を除けば、株価は同じなのではないのでしょうか?

また、増資による株価の変動は、
それが適切な成長のための増資か、過大な増資で成長が伴わないかで、
上昇か下降かになると思います。
それは希薄化によるものではないのではないでしょうか?

■未上場の場合
資本も増えており、さらに株価は額面どおりですので、単純に持っている
株の数だけ、資産が増える、と考えていいのではないのでしょうか?
(それを売れるかどうかと、配当は別にして)


#あと、はっきり説明していませんでしたが、私はそこの企業の株は
 持っていません。CEOが友人なのですが、色々な話をする中で、配当の
 話が出てきて、わからなかったのでここで質問させて頂きました。
 その友人も会社を興したばかりで、株については詳しくないです。

補足日時:2007/02/12 09:19
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No.2の方の回答への補足に書き込まれた、


>考えてみれば確かに持ち株比率は変わらない為、将来の配当も変わらない。つまり、株主にとってはメリットもデメリットも無い、という事になる気がしています
という理解であってます。

上場株式においては、株数が増えれば、株の単価自体は下がるので、投資家層が広がる、というメリットはありますが、それを除くと、経済的には、上場株式でも非上場株式でも、メリットもデメリットもありません。株式は、会社の資産や将来の利益に対する持分の「権利証」のようなものですから、肝腎なのは持ち株数ではなくて、発行済株式総数に対する自分の持ち株「比率」というのは、明らかです。

税金まで考慮すれば、私の記憶が正しければ、あるいは参考URLにいれたものが最新の状況を示しているなら、むしろ損となる場合すらあります。(会社の利益には既に法人税がかかっていて、株主は、その出資比率に応じて法人税を負担している事になりますが、利益準備金を使って増資をすると、またそこにも税金が発生してしまいます。)発行会社のバランスシート上は、所詮資本の部の入れ繰りに過ぎず、資本の部=株主の持分ですから、発行会社の側では株主の持分に増減はないのですが、それを受け取った株主の側で目減りが発生する、という事です。
株式を売却するか、あるいは配当を受け取るかしたら、いつかは課税されるのですから、税金を早く払っただけ(本当に損か得かは、それぞれのケースの適用税率まで考えないとわからない)という見方の方が、厳密に言えば正しいですが、いずれにせよ、税金を早く払うのは、本来は好ましい事ではありません。

にも関わらず、株式での配当が行われ、かつそれが一般的には株主から歓迎されるのは、「現実に株数が増えると儲かったような錯覚に陥る株主がいる」という事と、実質的な増配が伴う事が多いからです。発行会社から見れば「株数が増えた比率に応じて、配当を減らして」はじめて、内部留保に回す額が同じになりますが、それをやってしまうと、「儲かったように錯覚した」株主の目を覚ましてしまうので、株数を増やしても、一株あたりの配当金は、増資前と変えない事がよくあります。
いうまでもなく、株数を増やさずに単に増配しても、株主にとっては全く同じ事なのですが、気分としては「株数が増えた方が儲かった気がする」という人がいるのも、また事実です。

参考URL:http://www.daiwa.co.jp/ja/glossary/jpn/00715.html
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この回答へのお礼

非常にご丁寧なご回答ありがとうございます。

No.4のお礼でもお書きしましたが、株式分割と新株発行を混同していました。
上記の事柄は、株式分割の際の話ですね。

今回の件ですと、新株発行ですので、株価は減少せず、株主の資産が増える、というふうに理解しています。

上記の株式分割時の投資家心理のお話は非常にためになりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/11 18:42

日本では株分割配当はすくないが、ここベトナムではかなり多い。


成長性が高い企業が大部分なので、株配すなわち株主の資産拡大。
社内留保金も増え、金利負担が減少するので、バランスシートも
よくなる。ここじゃ銀行金利は年10%だからね。

毎年数回は、5%くらいの株配をいただきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今回の件もベトナム企業です。
配当の高さは魅力ですよね。

この答えを頂いて気付いたのですが、
株式分割と新株発行を、混同していました。
「現在の株式分割を、株式による配当(株式配当)と表現していたこともあった。」
(出典:wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%8D%E5%BD%93

という記述をどこかで見かけてから、株式配当、つまり新株発行 = 株式分割? のように、間違えた理解をしていました。

非常に基本的な事ですが、株式分割と新株発行は違うものですね。

今回の件ですが、新株発行なので、
「新株を持株比率に応じて発行し、配当とする。株価は分割されない。」です。

この為、将来現金による配当があったとしても持株比率に変化はないため、株主の配当へは特に良い影響も悪い影響もないのですが、株主の資産は増える事になりますね。
ただし流動性は非常に低いですが。

大変お手数をおかけしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/11 18:36

未上場の場合にはわかりませんが


上場企業であるなら例えば2分割すると
基本的に分割後は株価は半値付近まで下がりだいたいトントンですが
売買単位が下がり株の購入がしやすくなる為
長期的には株価が上がりやすい傾向があります

あと配当は例えば2分割なら
一株当たり配当は半分、しかし株数は2倍になってる為
受け取る配当は変わらないことになります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、上場企業の場合、今までの経験からそうでした。

デメリットを強いて挙げるのであれば、新規購入者からはEPS(一株利益)が低く見えてしまう事でしょうか。

どちらにせよご回答感謝いたします。

お礼日時:2007/02/10 22:11

上場・未上場を分けて考えた方が良いかもしれません



 その通りだと思います。
 上場企業の場合は
  購入単価が下がりますので
  買いやすくなる 
  流動性が上がる
  株主が増えることに拠る 認知度の向上等
  享受出来る メリットは企業側に大きいと思います
  無論 増えることによる 経費増等も有りますが
  概ね メリットの方が多いと思います。
  株主も流動性が上がることにより
  活発な取引が行なわれて
  安価で放置されていた銘柄なら株価が上がる可能性も有ります。
  まあ 当然その企業の株主政策が同化と言うことに成りますが
   普通に 企業業績が良く 株価が高くなり
   それにより 流動性の低下の是正の為の株式分轄が
   分轄する際の 正しい方向性でしょう。
    無駄な分轄をする会社も有りますが・・・・。

 非上場の場合
  上場が計画されているなら 上場基準を満たす為等で
  分轄の必要性が生じることは有りますが
  上場予定が 無いにもかかわらず
  株式分轄をする意味・メリットは有りません
  
 で 気になったのが「新株発行」の言葉が有りますので
 その事から 現在の株主を対象に
 新株の予約券を与えるという意味にも取れますが
 
 新株の発行は 自社の資本増強のために投資して貰うことで
 株券と現金が交換され その資金が資本金となりますので
 新株発行に拠る 増資と成ります。

 非上場の事を 聞きたいと言ってますので
 投資先から その様な 案内が来たのではないかと思います。
 新株予約の無償交付で
 権利を行使するためには その金額を払い込めというのなら
 ちょいと怪しい気がしてきますが・・・。

 普通 未上場の企業なら 末端の個人に株主に対して
 そんなことをする事は考えにくいです。
 しかも 現金配当の代替手段として と言うのも気になりますね。

 本当に小さな企業なら 殆どオーナ企業
 また ベンチャーで将来性が有るなら
 ベンチャーキャピタル辺りが有る程度出資してくれると思いますし・・。

 
 

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
確かに上場企業の場合はその通りでしたね。

未上場の場合ですが、ここでの「新株発行」の定義は、
「現在の持ち株比率に応じて新規に株を発行する」です。
つまり新株予約権ではなく、株そのものです。
これを、持ち株比率に応じて株主は配当の変わりに株を受け取れる、と言うのです。

でも、考えてみれば確かに持ち株比率は変わらない為、将来の配当も変わらない。つまり、株主にとってはメリットもデメリットも無い、という事になる気がしています。

また念のためですが、この企業は将来上場を目指しています。
上場した際に、株の比率は変わらずに、株数だけが増えている事は、株主にとってはメリットになるのでしょうか?

補足日時:2007/02/10 22:12
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企業のデメリット
株主への各種通知などの手続き費用が増える

株主には基本的にニュートラルです。

 

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

株主にはニュートラルという事は、企業側のメリットとして挙げた
「手持ちのキャッシュを減らす事なく株主に恩恵を与える事が出来る」
というメリットが消える、という私の理解で合っていますでしょうか?

であれば、企業側のデメリットのみが存在し、他には何もない、という事でしょうか?

補足日時:2007/02/10 21:16
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