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自社株買いをする企業が多いですがどうしてですか?
自分としては自社株買いに回すお金があれば配当にまわしてほしいのですが… 経営者サイドから見ると配当で配るより自社株買いのがメリットがあるのでしょうか、理由がわかりません?!

A 回答 (8件)

自己株式保有や消滅については、取締役会決議で可能な範囲もあるので、会社の自己資金でそのような方法をとることで実質的に市場に出回る量を減す効果があるので必ずしも株主に対するマイナスではありません。



しかし、配当は株主の権利であり、また内部保留資金を使うことから債権者に対する利益相反となる場合もあるので闇雲に権限があるわけでもなく法律に乗ってやる行為です。

会社自体への効果としては、

1. 市場の総株数を減少させる効果(発行可能な株式の総数は定款で決まってますので将来的な資金調達や買収防衛などの戦略が打ちやすくなります。)
2. 配当で配ってしまえば株主の懐に消えてしまうが、自己株買収は間接的に株主にもその会社にもメリットがある。
3. ストックオプションや企業買収などへの活用

などがあると思われます。
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この回答へのお礼

とても分かりやすい説明ありがとうございます!

お礼日時:2023/02/11 18:20

https://www.jsda.or.jp/jikan/word/232.html
「株式市場から自社の株式を購入してその株式を消却する(無効とする)ことで、会社の発行済み株式総数が減少し、1株当たりの価値は高くなります。
「1株当たりの当期利益」も増加することになり、自社の利益の一部を株主に支払うのと同じ効果となるため、配当と同様に株主還元策の一つとされています。
ただし、購入した株式を消却するか否かは企業側に任されており、会社が「金庫株」として、株式のまま保有するケースもあります(後で目的を決めて売却し、企業の手元資金とすることも可能)。」

・配当がよいか自社株買いがよいかは、個々の投資家によって判断は異なります。配当は不要という投資家もあります。

・配当は現金で出されて、あとから配当控除で戻る分もあったりしますが、税金が必ずかかり目減りします。

・自社株買いで発行株式数が減少した場合、その分一株の価値が高まります。ここでは税金による目減りはありません。

・企業側にとってはすぐに償却の対応をせずにM&Aに活用するなどすることもでき、対応が幅広く可能で買収の防衛の意味もあります。
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自社株買いの目的には様々な理由があり企業ごとに異なります。


本来は資金調達のために株式発行し、株主に投資を募るものですが、一般には3つくらいの理由があります。
1つ目は買収防衛策、2つ目は株価の調整、3つ目が配当への影響です。
買収防衛の目的では、自社の持ち株比率を上げることで買収対策が出来ます。
株価の調整では、自社株買いをすると次第に株価が上昇しますので株価のボトムアップが図れますのでそれまでの水準とは変化が出ます。
配当への影響は、2つの側面があり、1つは自社株買いという名目で市場流通する株式を回収するわけですから、目標期間や株数の回収後にその分の消却をすることで配当全体を減らす(節約する)目的があります。
一方で自社株買いにより自社の保有割合を高めて配当金そのものも高くすれば、自社に多くの出資配当が入り、内部留保に寄与する目的もあります。
自社株買いを実施するとEPS(1株当たり純利益)が増えますので、保有する株の価値が高まることで、その後の配当や株価にも良い影響が及ぶというのが一般的な考え方です。

決算承認と同時に役員選任に利益剰余金分配の議決権行使ののちに株主総会が開催され、そこで決定した一株配当が株主個々の保有に対して支払われますが、決定時には資金がまとまらず、利益剰余金を崩す形で先行して支払われますので、自社株買いの資金は経費ですので、配当原資と異なります。

経営者サイドではなく、株主観点からのメリットを鑑みた一つの投資と考えられます。
ただ、財務安定が伺える企業の自社株買いが前提で、有利子負債が多く利益剰余金が少ない企業がこれに取り組めば、自己資本比率の低下から資金繰りの悪化につながる懸念も高まります。
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この回答へのお礼

詳しい説明勉強になりました!ありがとうございます。

お礼日時:2023/02/11 18:20

投資家にとっては配当よりも自社株買いの方がメリットがあります。

配当をもらうよりも株価が上がった方がうれしくないですか? 経営者側から見ても経営上の数字がよくなるので重要な財務戦略となります。

米株高を支える自社株買い、90兆円 過去最高迫る
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB153OG0V11 …
日本企業も自社株買いを増やしているものの、米国企業と開きがあり、日米の株価の違いにつながっている。
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株と言うのは、


それを発行してその売り上げを自社の資本金とする手段です。
なので、それを買い戻すことに何の意味もありません。

> 自社株買いをする企業が多いですが
という事はないです。

強いていうならば、株の保有率を確保して、経営権を維持する、
という事でしょう。
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具体的には、以下のようなメリットがあるものと思われます。




1.市場に出回る株式数を減らすことによって、1株当たりの株式の価値が高まります。
なので、株価上昇の可能性が高まります。

2.また、敵対的な買収に対する対抗策になります。

3.発行済の株式数を減少させることによって、仮に、1株あたりの配当金額を同額として場合、中間配当金及び期末配当金の節約につながります。
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自社株買いのメリットの一つに 自社が買収されるのを防ぐ のがあります 昨今は 投資に 長期的メリット飲み込めなくて 自社株買いする

ケースも多いみたいです 株主だけでなく 社員に 回してくれると嬉しいのですがね
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多くないです。

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