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本やwebを見ていると、時々漢字が変わってたりして、
変換ミスなのか、どちらも使うのか、使い方が間違っているのかよくわかりません。
たとえば、ウィキペディアの「動脈」の頁で、「頚動脈」となっている部分と「頸動脈」となっている部分があります。
「頸」と「頚」で検索すると、どちらも同じくらいの数がヒットします。

それぞれの意味(指す部分?)と、どういうときに使うのか
または、どちらも同じ意味で、旧字と新字のようなものなのか
お答えいただければありがたいです。

A 回答 (2件)

漢和辞典によりますと、正しくは「頸」で、「頚」はその俗字となっています。


なお、「頸」の偏の方は「まっすぐのびる」という意味だそうです。なるほど、3本のくの字がいかにも伸びそうな雰囲気を漂わせていますね。「又」ではそんな感じはしませんが。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
わたしの調べた辞書には「頸」しか載っていなかったので、おかしいなあと思っていたのですが、「頚」は俗字なのですね。
参考になりました!

お礼日時:2007/02/14 14:51

 まず,結論すると,「頚」は「頸」の「“えせ”新字」です。



 なぜかというと,現在我が国の「漢字使用の目安」として,「常用漢字表」というものがあり,この表に掲げられている漢字を「常用漢字」といいます。新聞などは基本的に常用漢字だけを使うべきであるとされています(あくまで「目安」なので例外はごまんとありますが)。
 そして,この「常用漢字」の字体では,いわゆる「旧字体」を採用せず,「新字体」を採用しています。つまり,「『常用漢字』にだけ,対応する『旧字体』がある」ということです。
 「頸」は“非”常用漢字ですので,当然「旧字体」というものはないのですが,現在,「非常用漢字を常用漢字の字体風にする」ということが行われており,「頚」もまさしくそれなのです(「輕」→「軽」,「經」→「経」などに準じたもの)。

 したがって,「頚」は,#1さんのおっしゃるとおり「俗字」に分類されるのですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
非常用漢字を常用漢字の字体風にする…そういえば以前どこかでそんな話を聞いたことがある気がします。でもこの件とは私の中では全然結びついていませんでした。
具体的に解説していただき、よくわかりました!

お礼日時:2007/02/14 21:01

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