
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
非常に安定した投信というイメージがあります。
用途としては、比較的大きな額を安定的に運用したい(たとえば、億単位の遊休資金があり、そこから安定的に日常の経費用途になるようなお金を得たいなど)場合に好適なように思います。
投信としては安定しているほうなので、初心者向けと言えますが、その分大きなリターンは狙いにくいので、小額ではあまり効果は得られないかもしれません。
osamusicのご希望が、とにかくなるべく損をするリスクを減らして、できれば定期預金よりはいい利率で、ということならば、目的にかなり合致しているでしょう。しかし、少しくらいの損は覚悟なので、なるべく儲かる可能性の高いものをということであれば、あまり向いていないと思います。
以上、ご参考までに。
No.8
- 回答日時:
さわかみファンド。
有名ですね。私も外野の1人としての感想を書かせていただきます。
さわかみさんの投資手法をまとめると、以下のようになるかと思います。
1)長期投資を目指す。将来有望な銘柄が、割安になったときに購入する。
2)そのために、現金ポジションを機動的に変化させる。
3)銀行、証券、不動産、インターネットなどの内需関連は基本的に保有しない。製造業重視。三菱重工、住友金属、デンソーなどのさわかみ氏が選好する、重厚長大な銘柄群を保有する。
1)のスタンスは良いと思いますが、これが投信で実現できるか否かは懐疑的です。このために2)を行っているわけですが、この手法はボックス相場や下落相場の時にはメリットを発揮すると思います。現にITバブルの崩壊から2003年に日本株が大底をつけるまでのさわかみ投信の対トピックスパフォーマンスは抜群です。
しかし、株価が基本的に上昇を続ける時には、現金保有がマイナスに機能します。「押し目待ちに押し目なし」という状態ですね。2005年郵政解散選挙からの日本株の大相場の時にさわかみ投信は、これを高値ととらえむしろ徐々に売りに回り、トピックスを下回るパフォーマンスでした。昨年5月以降の調整局面ではこの方針を修正し、大幅に買い越し、昨年末には 株式比率が90%以上とほぼフル投資の状態でした。(2月時点では85%にまた下げているようですが)こうしてやっと昨年は、トピックスと同等のパフォーマンスでした。逆に言うと安値を待ってフルインベストメント近くに持っていき、現在はトピックスと同パフォーマンスということではないでしょうか。3)の銘柄選択による超過リターンはほとんど存在していないということではないかと思います。
また、現金保有率が高い場合、信託報酬は現金(短期債券)にもかかっているということですから、さわかみ投信の信託報酬が他のアクティブファンドに比べてとりわけ安いということはないと思います。
私は、個人的には、銀行株、証券株、不動産株などのの内需関連やインターネット関連株、とくに中小型株について(超過リターンが期待できるので)無視はできないと思います。産業や技術の発展は人の予想を超えたところで勃興するものだと思います。また、現在の全世界的な過剰流動性の存在は、必然的に価値生産的ではない分野にメリットをもたらすのではないでしょうか。こうした観点から、私はさわかみ氏個人の主観で「銘柄選別」されたさわかみ投信よりは、トピックスETFプラス中小型株投信のより広汎な銘柄組み合わせのほうが良いのではと思います。
さわかみ氏自身の主張に特に目を引くところはありません。かなり使い古された常套フレーズの羅列でしかないと思います。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/in05 …
評価すべき点は、相場動向に左右されず主張が一貫しているという点かと思います。一貫した戦略なき投資にリターンはありません。この点で流行を追いかける証券会社のアクティブ投信よりはよほど優れているとは思います。
しかし、私はその「戦略」として、(さわかみ氏の主観ではなく)客観的データに基づくポートフォリオの構築が妥当である考えます。すでに米国のETFでは、SP500ではなく異なるindexに基づくETFが超過リターンを上げています。現在のSP500やTOPIX、日経225は効率的フロンティア上にはないからです。

No.7
- 回答日時:
さわかみファンドは、確かに定評のある投資信託なのですが、どこが良くてどこが悪いのかをまとめてみます。
利点についてです。
利点1:常に一定の資金流入がある他、特に相場下落時に資金流入が多くなるので、運用側が良い株をより安くゲットする事で運用成績を高めてきた唯一のファンドです。
利点2:リスクに対しての考え方が非常に明確なので、分からない事があれば、さわかみ投信(金曜日の勉強会も兼ねて)やメールで疑問点を聞ける。
利点3:様々なリスクに対応する為に一定以上の現金比率を保っているが、本来、収益を生まない現金を持っていてもここ1年はTOPIXに追いついている点。
例えば、関東大震災が起きれば株価が暴落しても銀行の機能を事実上失うにで、入金したくても入金が難しくなるが、ファンド自身が持つ現金でリスクに立ち向かう事が出来る。
利点4:アクティブファンドにしては信託報酬1.05%と低めの設定と、ノーロードファンドでもある。
利点5:状況に応じて株式、現金、債券、外貨と資産を切り替えて円リターンの最大化を目指すファンドです。
利点6:このファンドは税金の対する効率性を重視しており、分配金を出さない事で税金のロスが最小限。
では、デメリットについても私なりに述べてみます。
デメリット1:さわかみファンドの投資方針について理解できる人のみお客様になって欲しいファンドなので、資金量よりも質を重視する為、短期投資やさわかみファンドの運用方針に賛同できない人はお断りのファンドです。
デメリット2:現時点では株式と現金で運用している為、相場が一本銚子で上がるような相場展開ではフルインベストメント(株式比率を非常に高くする運用)のファンドに比べてパフォーマンスが落ちる可能性がある。
デメリット3:将来は資産を切り替えて運用する為に、読みを外せばパフォーマンスが落ちる可能性がある。
デメリット4:日本のマーケットが効率的ならば、インデックス(TOPIX、日経平均)に負ける可能性が高くなる。
※効率的市場仮説を参照、ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著、日本経済新聞社)が参考になります。
利点については利点3が非常に重要ですが、デメリットについてはデメリット4が非常に重要です。
日本のカントリーリスクの代表は地震リスク、気象災害、火山現象、少子高齢化、北朝鮮情勢、政府の財政破綻リスクがこれに該当しますから、これらのリスクに対する考え方がしっかりしたファンドを選ぶ事が重要です。
しかし、その反面、日本のマーケットが効率的な場合は信託報酬が安いインデックスファンドに長期投資をした方が結果的にパフォーマンスが高くなります。
時間が有れば「ウォール街のランダムウォーカー」も読んで見る事をお勧めします。
さわかみファンドは口コミで広がってきた唯一のファンドだと言えますが、出来るのならば一度、さわかみ投信に足を運んで疑問点の解消や金曜日の勉強会などにも出てみる事をお勧めします。
No.6
- 回答日時:
私は、3年前から積み立てています。
長期的に見ると、良いファンドではと思っています。
セゾン投信で「さわかみファンド」を組み込んだ投資信託が発売されます。コストも安いので、検討してみてはいかがでしょうか。
http://www.saison-am.co.jp/fund_long/index.html
参考URL:http://www.saison-am.co.jp/fund_long/index.html
No.4
- 回答日時:
>「さわかみ投信」はどうでしょうか?
私も、昨年6月のはじめての投信購入は「さわかみ投信」でした。
下落時に購入しましたので、預けっぱなしで不安はなく、贅沢な悩みですが、退屈です。
また、分配金が全くありませんので、そのうちHPを見に行くこともなくなり、日経新聞の「さわかみ」を眺めるだけでした。
欠点は、二つあります。
第1に、100%日本株式で運用されているため購入タイミングで運用益が左右されます。今週は下落していますので購入の良いタイミングですが、それでも10年スパンで見ますとまだ高く、今週いきなりまとめて全額購入するのはお勧めできません。数年かけて少しずつ今回のような下落時にスポット購入されることをお勧めします。
第2に、窓口が近所にないしネット取引も出来ません。一部解約やスポット購入は必ず「電話で平日に連絡すること」が求められます。特に解約は、電話して書類が来てそれを返送というめんどうな手順を求めらます。
私の場合、他の投信はすべてネットで休日夜間に取引してますので、それがめんどうで、結局昨年暮れに利益確定をかねて解約しました。
No.3
- 回答日時:
こんにちは
さわかみには1万円投資しています。
投資信託をどのぐらいの期間で運用されるのか、がポイントだと思います。私は定年退職まで続けたいので買っています。5年程度ならば、お止めになった方がよいです。日本株式インデックスファンドの信託報酬が安いものを購入されることをお勧めします。
澤上さんご本人のセミナーにでていくつか質問したことがあります。ネットで書かれている噂や、週刊朝日の投稿などと比べても、表裏が少ない素晴らしい方だと感じました。澤上さんご自身には共感出来るのですが、自分自身の考える5年程度の運用なら、インデックスが良いのではと感じています。
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