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FOB JAPAN、C&F CHINAなど他にもあると思うのですが、それらの意味、使い方を教えて下さい。調べてみたりしたのですが説明がわかりにくく
理解できません。
初心者なのでわかりやすく説明いただけるとありがたいです。
仕事で他の人が作った書類をそのまま使用したところ、中国向け輸出書類だったのですが、「C&F JAPAN」となっていて間違っているという指摘を受けました。正しくは「C&F CHINA」で良かったのでしょうか?
またサンプル出荷などで金額も低い場合はFOB JAPANで、といわれたのですがその理由はなぜでしょうか?

A 回答 (3件)

一般的な説明としてはInternational Chamber of Commerceが策定した貿易の条件というところでしょう。



簡単に言うと、国際売買で売主と買主との間、誰がどこまで運賃を負担するか、運送中の品物の紛失や破損の責任を負担を負うかをアルファベット3文字で示したものです。運賃の負担は読めば分かるのですが、紛失・破損の責任については「リスク」などと書いてあり説明によっては分かりずらいものもあると思います。

FOBとはFree On Boardの略で、売主が船の甲板(Board)に乗せた段階で責任を免除される(free)ことを意味しています。具体的には、売主は、買主が準備した船の甲板に乗せるまでが義務で、甲板に乗せた後は買主の責任になります。つまり、運賃と運送中の保険は、買主の負担になります。

C&Fとは今はCFRというのではないのでしょうか。Cost and FReightの略です。売主はFOB同様に船の甲板に乗せた段階で責任を免除されますが、売主はFOBと違い運賃(FReight)を負担します。

ほかに一般的なものとして、CIFがあります。Cost, Insurance and Freightの略です。売主は、売主はFOB同様に船の甲板に乗せた段階で責任を免除されますが、売主はFOBと違い運賃(Freight)と運送にかかる保険(Insurnce)を負担します。

運賃、保険を負担するといっても事前にこれらは決まっているので、当然負担した部分は売主が売買代金を増額します。そうすると、一番売主の負担が少ないFOBが安くなります。「金額も低い場合」といっているのはそういった意味だと思います。

地名の件は、FOBは出発する港を、CFR、CIFは到着する港を書きます。すいません、実務に疎いので恐縮ですが、「Japan」ではなく「Kobe」、「Yokohama」などもっと絞って書くものでは??

参考URL:http://www.iccwbo.org/incoterms/wallchart/wallch …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
疑問が少し解けました。
わかりやすいご説明ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 01:31

既に答は出ていますが補足です。



1)FOB,C&F,CIF - 建値、決済条件
コンテナー船積のときは
CY、ContainerYard(コンテナー単位貨物の集積所)、
CFS、ContainerFreightStation(コンテナー単位に満たない混載貨物をコンテナー詰め、又はコンテナーから出してばらす場所)

搬入した瞬間に荷主(輸出者、Shipper)の責任が終わるような気がします。

言い換えればCY、CFSは本船上(甲板)と同義に考えることが可能に感じます。

2)質問文の最後の疑問、
小額の場合の船積は貨物量に比べて割高な最低運賃(minimum ocean freightー 通常1FreightTon以下の貨物は1M3又は1,000Kgs分の運賃を課す。  例外もあるかもしれません。) の支払を避けるためFOB条件にすると言うことではないでしょうか。

稚拙な説明で御理解戴けたでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もっと勉強しようと思います。

お礼日時:2007/03/31 12:13

FOB JAPANやC&F(1990年改定以降CFRと表示が正しい)は、貿易貨物の価格が、どこまでの費用を含んでいるかを表す建値と呼ばれる、貿易用語です。


貿易で、最も基本的で重要な部分ですが、実は意外と間違い易く奥が深いところです。参考書を購入してじっくり勉強されることをお奨めします。定義の全容は結構難しくボリュームもあります。一般的な初心者用参考書にも建値は必ずのっていますので、そのようなところから入門されては。

日本からの輸出の場合、FOB JAPAN(FOB YOKOHAMA等港名でもかまわない) とは、ON BOARD するまで(具体的には船の手すりを越えるまで)の費用が価格に含まれる、つまり輸出者が負担するというもの。向け地までの海上運賃がFREIGHT PREPAIDの契約なら、例えば CFR CHINA(あるるいはCFR 具体的な港名)になります。

なお、上記 FOB CFRは、厳密にいうと在来船(つまり非コンテナ船)で適応される建値であり、コンテナ船や航空機使用の場合は間違いです。しかし間違ったまま使われるケースが多いです。(奥が深いといった理由の1つ)

サンプル出荷の件は、分からないと答えておきましょう。

http://www.iccjapan.org/book/book-j.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
奥が深いですね。
また質問の際にはお願いします。

お礼日時:2007/03/31 12:12

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