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ラシックスとソルダクトンのPHの違いを教えてください。うちの病棟では、他の薬剤との配合変化を予防するため、ソルダクトンを側管からショットで静注する時は、生食で前後にフラッシュするのですが、ラシックスの場合はフラッシュしません。薬剤師に聞くと、どちらも同様に配合変化を起こすリスクがあるとの事ですし、専門雑誌にもその旨が書かれてあります。でも、うちの病棟では経験的にか、ラシックスの場合はそのまま静注するのです。しかし以前に、あるスタッフが、抗生剤を側管から点滴した後にラシックスをショットした時、ルート内が混濁してしまった事があります。私は、リスクのある事は避けるべきだと考え、必ずラシックスも生食でフラッシュしているのですが・・・。エビデンス的に実際はどうなのでしょうか。

A 回答 (3件)

ラシックス、アルダクトンのPHだけでは、混濁するか、


否かは解りません。相手のPHも関係するからです。
また、PHだけで混濁するわけではありません。
Caイオンと炭酸イオンが有れば、塩を形成して、混濁します。
それから、アレビアチンは溶解液が多くなれば、原理的には
結晶が析出する事が解っています。
(この他にも一杯有りますが…)

しかしながら、あら、混濁しちゃった、では済みませんから
今回のラシックスについては、経験的にフラッシュしないのは
危険です。
混濁する組み合わせではない、偶然にも混濁していない、
混濁量が少ないので気が付いていないの3つの場合が
あります。
エビデンス云々と言うよりも、危険性があると解っている
ラシックスはフラッシュをルーチンにすべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。「万一にも危険性がある事は避ける。」という事ですよね。4月は新人が入ってきて、指導しなければならない立場にあるのですが、先輩達がこれでは説得力がないと危惧しています。皆に呼びかけます。

お礼日時:2007/04/13 13:13

pHうんぬん以前に、セフェム系抗生剤とラシックスの併用には相乗効果として腎毒性の増強があることにもご留意下さい。

併用の必要がある場合は投与のタイミングをずらすべきです。
本来は医師が指示すべき事ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。うちは教育病院で、医師も研修医からレジデント、オーベンと、病棟内だけで20人ほど居ます。患者に接して実際に指示を出しているのはレジデントなので、薬剤に関する知識が十分でないのだと思います。でも実際に施行するのは、指示を受けた看護師なので、アクシデントの最終責任は看護師になります。自分を守る意味でも、リスクの有る事は避けたいと思います。

お礼日時:2007/04/13 13:22

ラシックスのpHは8.6~9.6、ソルダクトンのpHは9.0~10.0です。


どちらも配合変化を起こす可能性があると思います。
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この回答へのお礼

殆どPHが変わらないのですね。結局今まで混濁を起こさずに済んでいたのは、ソリューゲンやソルデムなどの細胞外液に近い薬剤を持続点滴する事が多かったからでしょうか。他にも他の薬剤と配合変化を起こしやすい物がありますが、あまりにも経験的にフラッシュの有無を考えていると危惧しています。

お礼日時:2007/04/13 13:31

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