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研究室の教授が言うには、学部時代の成績が良いからといって必ずしもそんな学生が研究ができるとは限らない。成績が悪くてもすばらしい研究者になってノーベル賞をとった先生もいるのだから。と言ってました。研究者に向いている人とはどんな人なんでしょうか?

A 回答 (10件)

 授業の成績なんて担当教官で左右される程度のものです。

毎回出席していただけで単位をくれる教官もいますし、例えば予復習欠かせなければ優を取れるでしょう。複数の授業で優を取るために必要なのはIQや真面目さではなく、要領の良さです。

 対して研究では、まず何かに疑問を持てる事が必要です。与えられた課題を淡々と片付けるだけでは決して研究はできません。これは就職する人にも言える事ですが、仕事との違いは「どうすれば今より良くなるか」ではなく、「何故そうなるのか」という問題意識を持てるか、という事でしょう。また、研究は優を取るのと違って、効率良くやれば結果が出るものではありません。誰も答えを知らないのですから自分が今やっている事が正しいのかは誰にも分かりません。ですので、上手くいくまで何度も試行錯誤しなければならず、要領の良さよりも回り道を繰り返す事に耐えられる忍耐力が必要です。

 以上はほんの一部ですが、成績を上げる事と研究をする事では要する能力が全く違います。ですので、一方に秀でていても他方で上手くいくかどうかには関係無いと言えます。
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 たとえて見るなら、かつてのイギリス国王とコロンブスの違いといったところでしょうか。

国王は一国内のあらゆる情勢を知り、状況を把握して行動できるでしょう。でも国王はほかに世界が広がっていることを何となく知っていても、そこへ能動的に行こうとする意欲はありません。なぜなら、よく分からないし、何だかややこしいことだからです。

 一方コロンブスはまったく未知の世界へと飛び出し、開拓していきます。結果、アメリカ大陸の存在を明らかにしました。

 研究者にはこの開拓精神がないといけません。自ら、学びのなかに飛び込み、未知の領域へと踏み込んでいく堅実さが必要となります。


 しかし学校で良い成績を取ってというのは、誰もがすぐ判断できるようなかぎりでの表面的な知識でしかなく、いわば教養ある人にしかなれません。これは研究者ではありません。
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研究者に重要なのは好奇心と集中力ですね。


優秀な研究者に重要なのは『1を聞いて10を知る』能力だと思います。
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いままで見てきて


成績の良い人の多くは「決められた手順をトレース」できる能力が高いです。
また、研究のできる人は「手順がどうして組みたつのかを理解する」能力が高いように思えます。
普通、手順の組立が理解できれば手順のトレースもできるので成績が良く研究もできる人が多いはずですが、最近では理解はできなくても「この手順さえ知っていれば問題が解ける、課題ができる」という学生が増えてきているため教授の発言に繋がったのではないでしょうか?

だいたい学校の授業は下手に考えるより手順どおり手際よく進めたほうが成績がいい授業が多いですし・・・。
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研究できる人は学校のテストやレポートは出来て当たり前ということだと思います。


少なくとも、馬鹿には研究できません。

どの分野であれ先人の研究成果を理解していなければ話にならないし、
自分の論理を構築して証明と共に発表していかなくてはなりません。
研究において英語力・プレゼン力・情報収集能力・理解力は必要最低限のスキルであり、
それらに加えて忍耐力、好奇心や発想力などが必要になってきます。
学校の成績で分かるのは前者の基本的能力の一部でありその人の全ての力を測ることは出来ませんが、
相関はあると思います。
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おおまかな相関はあると思います。


「成績が悪くても・・」といっても程度問題です。ある程度のレベルは研究者として必要ですし、よほど特殊な分野でない限り運だけではダメですしね。その分野の基本的な理論体系や既知の事項に対する理解は必須です。つまり、何か興味深い事実を見つけても、それに対する科学的な解釈や説明のできない人にはノーベル賞はとれないでしょうし、そもそも科学的に何が重要であるかがわからなければ論外です。

研究者として重要なのは基礎を軽視せず、継続的な努力が出来る人でしょう。自己評価と他人の評価は違います。口だけではダメですね。

「成績が悪くても・・」という表現は善し悪しですね。学生が自分も出来ると思って努力するのなら良いですが、「本当に」成績が悪くてもノーベル賞が取れると思い込んで努力を怠る勘違い学生が出てくると始末が悪いですね。
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何の研究者かにもよりますよね。


ジャンルによっては努力だけじゃ渡っていけない、頭そのものが良くないとやっていけないところもあります。

私は生物学系の大学院生です。学生時代の成績と研究業績は必ずも一致しないですが、うちの学部の場合やっぱり研究ができる人はそれなりに成績優秀だった人が多いですよ。
研究ができる人は研究が好きな人です。その学問が好きな人です。なので、そういう人は学生時代から授業が楽しくて仕方ないわけです。積極的に自分から本を読んだり、質問しにいったりするわけです。なので結果として成績がよくなる人が多いです。
良い成績をとるためにがり勉してる人はそもそも別に学問が好きではないので、初めから研究者なんかならないです。
あと、うちの学部の場合、やはりある程度の知識がないことには手も足もでないし研究の発想も出すことなんてできないので、ある程度色々なことを覚えている必要があります。

ただ、成績が悪くても、巻き返しはききます。学部時代は遊んですごした、でも研究やってみたら面白くてしかたない。そういう人は、研究の空時間に勉強しなおしたりします。そういう努力があるから巻き返しができます。
研究者に向いてるのは、研究が好きな人です。
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研究は物事を深く追求することです。



追求するための手段として知識は「お勉強」して得ておく必要はありますが、
追求するためのテーマの目的や解決するための仮説、結果の検証等は「お勉強」で得られるものではありません。

研究者に向いている人というのは、物事を解決するための能力に長けている人、とかではないでしょうか。
研究するための道具が揃えられ、同じ目的を持つ人を募り、目的達成のために自分は何が欠けているのかが判断できる、そんな人は向いていると思います。
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良い成績者=良い研究者ではないということですね。


自分も大学2年生なので、そういうことを意識していますが
私も教授のいうことは正しいと思います。
ノーベル賞は言いすぎだけど、
勉強=研究につながるとは確実にはいえないと思います。
学部の成績が良くて、良い研究をする人が一番よいと思いますが、
実際研究に必要なのは、熱心さと探究心が必要だと思います。
また、頭の柔らかさだったり、ものの見方をいろいろ変えるなりということが必要だと思います。
最後に自分が調べたいと思うことに対し、どれだけ時間とお金をかけられたかということも・・・
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研究を行っていくには、「何をどうやって研究するか」という発想をしなければなりません。

学部時代の成績が良い人の中には暗記中心だった人もいると思います。そういう人は主に後頭葉を使います。一方で発想するときには前頭葉を使います。この違いがありますので、成績が良い人は必ずしも成績が良いとは言えません。
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