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最近、リスクを抑えて確実にリターンを得る投資手法として「サヤ取り」の存在を知りました。

確かに、地味な投資方法だとは思いますが、株価等の暴落時にはリスクを最小限に抑えることが出来ると思います。

ただし、個人で運用するには、時間が必要なので、「サヤ取り」を主に運用している投資信託が有りましたら、教えて下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

サヤ取りのことを、運用の世界の言葉でアービトラージと言います。

アービトラージを投資手法として用いているのは、「オルタナティブ投資」と言われるカテゴリのもので、このカテゴリに分類される投資信託はたくさんあります。ただ、リスクを抑えて確実に儲かるというのは間違いです。場合によっては普通の買い持ち以上のリスクをとったり、普通の買い持ち以上の損失を被ることもあります。
何と何の間のサヤをとるか、により、運用手法はたくさんあります、イベントの発生時の歪みに着目するイベントドリブンとか、異なる有価証券間の歪みや同一銘柄の市場間の歪みを狙うようなもの、などなど挙げればキリがありませんが、共通しているのは、株や債券といった伝統的な市場が上がろうが下がろうが関係ないという点です。リターンが出るかどうかは全て運用者の腕にかかっています。一時的に発生している歪みが近いうちに解消され、Aが上がってBが下がるはず、だからこのサヤを抜こうとした場合も、必ずしもそうなるとは限りません。むしろ逆にAが下がってBが上がってしまった場合、股裂き状態となり大きな損失を被ります。
この手のものには「絶対リターン」という言葉がつきものですが、これは「絶対にリターンが出る」という意味ではありません。「相対的なリターンではなく、絶対的なリターンを狙う」という意味です。つまり、株式市場に比べて相対的に勝ったかどうかではなく、とにかくどんな状況であってもリターンを出すことを狙う、という意味です。とにかく運用者の腕に全てがかかってくることになります。
アービトラージを人任せにするためには、そもそもその運用者の腕は良いのかどうか、アービトラージの戦略は妥当なものなのかどうか、リスク管理は適切かどうか、などを見極めることが大切になってきます。結構選ぶのが大変な分野です。

【参考URL】
http://jovivi.seesaa.net/article/20873776.html
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

参考になりました。

お礼日時:2007/05/12 14:54

ちなみに、単純にディーリングのことも「サヤとり」と言います。

(デイトレのような短期売買。)英語で言えばScalpingでしょうか。

このケースではarbitrageとかmarket neutralのことですね。でも確実にリターンを得るとは限りません。過去にノーベル章を受賞したマイロン・ショールズとロバート・マートンが参画していたヘッジファンドのLTCMが30億ドルを損失を出し破綻したことがありましたね。あれもサヤ取りをしていたはずですが。現在ではそれを教訓に、リスクコントロールは厳しくなっているはずですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

確かに確実にリターンを得るというのは無いですね。

お礼日時:2007/05/12 14:53

絶対利益追求型ファンドはどうでしょうか。

アービトラージはやっているはずです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

調べてみます。

お礼日時:2007/05/12 14:54

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