
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
詫びのことばには、平安時代には「かしこし」や「かたじけなし」が多く使われました。
これは「畏れ多い」ではないかといわれそうですが、「畏れ多いです」と言うことがわびの表明だったわけです。「お詫び」そのもののことは「かしこまり」と言いました。これは大辞林にも載っています。さらに直接的には、「許したまへ」と言いました(例、源氏物語・総角「いと悩ましきを、ここにうち休まむ、許したまへ」)。これは今日の「許してください」とまったく同じことです。
「御免」(許すこと)の語ができたのは資料上は中世以降、「ごめんなれ」とか「ごめんなさい」の形ができたのは江戸時代以降です。「(ご)容赦(用捨)」も中世以降のことばと考えられます。
No.6
- 回答日時:
あまり新味はありませんが、
謝る (「まっぴら謝った」・狂言/くじ罪人)
許す (「われにその罪を軽めて、許し給へ」・源氏/賢木)
お許しあれ (江戸の武家言葉)
No.4
- 回答日時:
「許し給へ」でいいんじゃないですか?
一応出典を挙げておきましょう。
弁慶物語
http://www.komazawa-u.ac.jp/~hagi/txt_benkeimono …
狂言
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/~hangyo/utahi/te …
その他、文語訳聖書なんかには「主よ、許し給へ」とかよく出てくるよ。
No.3
- 回答日時:
「言文一致」は明治時代の内に一応確立しました。
しかし、書き言葉と話し言葉とが完全に一致したとは言えないでしょう。それはまずあり得ないことですから。今でも、普通の話し言葉で文章を書いたら、「何だ、この文章は。」と言われるのがオチでしょう。太平洋戦争の敗戦が変わり目になったのは、公用文書の口語化のことですね。一番はっきりしたのは、天皇の詔勅類の口語化です。
さて謝りの言葉としては、江戸時代の「ご容赦下されたく」(御容赦被下度)のような独特の書簡体を、田舎の百姓の上に立つ人でも書けたのです。そのまま、話し言葉にすれば「ご容赦くださりませ」とでも言ったのではありませんか。あるいは「お許し下さりませ」も「御免下さりませ」もあったでしょう。中世なら、「狂言」を探せば見つかるでしょうし、平安時代にも見つけることは出来るでしょうが、残念ながらわたしには簡単に思い出すことは出来ません。
身分・階級制度のあった時代に、「謝る」言葉がなかったとはとても考えられません。
知識のある方の回答を待ちましょう。
No.2
- 回答日時:
確かに、少し前までは、日本語には文語と口語の2種類があり、終戦以降、言文一致が実現するまでは、2種類の言葉を使い分けていました。
しかし、標準語の教育がされていなかった時代には、地方により様々な話し言葉が使われていたのではないでしょうか?
私の両親は昭和1桁~2桁世代ですが、初めて、標準語の教育を受けた時、「東京の人はこんな言葉しゃべってるの?ギャハハハハハ!」と大受けしたそうです。
更に昔にさかのぼると、地方ごとに全く違う方言が話されていて、意思疎通が困難なほどの違いがあったのではないでしょうか。
以下は江戸時代中期の有名な学者、本居宣長が古今和歌集を当時の話し言葉で訳したものです。比較的、現代の言葉に近いと思います。
(文章の上にマウスを重ねると訳が読めます)
http://www.mars.sphere.ne.jp/edo_jidai/kokinshu. …
ご質問の謝り方なのですが、残念ながら私には知識がなく分かりません。
「御免なさい」は江戸時代の関東地方では既に使われていたのではないかと想像できますが、階級や地方によって様々な言い方があったのではないでしょうか。
No.1
- 回答日時:
私は、古文には詳しくありません。
バカだから・・・
でも、前から思うんですが、昔の人って、文字を書いたり、読めたりできた人、どのぐらいいたのでしょうか?
上流階級の人だけだと思います。
それに、昔の書籍や手紙での書き方って、普通話してる言葉と同じだったんでしょうか?
昔の人が話してるビデオや、録音なんてないから、あれが話し言葉だと勘違いしてるだけではないかと思うのです。
結論を言うと、普通にみんなは、「ごめんね。」って言ってたと思います。
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