プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

気管切開、または挿管中の患者に対する、吸引操作に対して。

吸引カテーテルは一日交換、吸引を終えたら、ティッシュで付着した痰をふき取り、消毒液に漬けておく。

吸引実施時の、手袋は利き手のみ、滅菌手袋を装着し、逆手は未滅菌の清潔な手袋。そして、1回開けた、滅菌手袋の使わなかったほうの手袋を捨てないで、次の吸引のときに使用するという手技。

私が、1番納得できないのが、一度開けた手袋を残しておいて、また使うということです。そんな手袋使うくらいなら、未滅菌の清潔な手袋でいいんじゃないかと思うのですが。皆様、どう思いますか?

A 回答 (2件)

はじめまして。



感染対策での考え方は日ごとにと言っても過言でないくらい変わっていて、何が正しいのか、いましていることが来年のこの時期にも正しいのか、実際誰にもわからないというのが本当のところで、現場も混乱しますよね。しかも、どんなにお金をかけても保険の点数は変わらないから、結局まじめにやろうとすると病院の持ち出しになったりして病院(経営)側との交渉が大変だったり、いろいろ複雑ですね。

挿管中の患者さんについては閉鎖式の吸引カテーテル(必要時使用、1日交換)を使用するのがもっとも清潔に吸引する方法だと思います。開放式(これがご質問にあるものだと思います)も使用されていますが、基本的に現在はカテーテルは1回ごとに交換というのが原則だと思います。
病院によって、というか今わたしが勤務しているところは1回気管内に入れるとそれを破棄するので、一度の吸引で2本3本カテーテルを使用します。以前、1回(同じセッション)の吸引で同じカテーテルを使用していたときには、一度気管内に入れて吸引したカテーテルはアルコール綿で拭いてから滅菌水を流し、それから再度吸引し、一連の処置が終わったところでそのカテーテルを捨てていました。

手袋は滅菌のものを利き手に、未滅菌を反対に、ということで同じだと思います。100枚とかで箱に入っている吸引処置用の薄い滅菌手袋ですよね?ぺらっとした紙に張り付いた手袋に手を入れてべりっとはがして使うという…でも一回開けて片方使って、ということは、ビニールではなくて一般処置用の手袋でしょうか。それだと高そうですね。

ご質問がどういった意図で、なにを目的としてなさっているのかがよくわからないので、ただ経験している気管内吸引について記述すればいいのかはっきりしませんが、もしも現時点でもっとも正しい吸引の方法をということであれば米国CDC(疾病予防管理センター)による「CDCガイドライン」(原文は英文の上にものすごくわかりにくいのが難点です。訳したものが販売されていると思います)を参照してはいかがでしょうか。それぞれのガイドラインは半年ごとに更新しているというような話を聞いています。
とてもわかりやすくまとめたものがあったので、URLを貼っておきますね。

参考URL:http://www.yoshida-pharm.com/information/dispatc …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。

質問の仕方がとてもアバウトですみませんでした。

一般処置用の手袋です。確か、一袋100円くらいすると思います。

利き手は滅菌、逆手は未滅菌ということは全然、良いと思うのですが。一回封を開けた滅菌手袋を片方を残しておいて、また使うという操作です。滅菌手袋である必要性はないですよね。そんな手技をどんな理屈で新人に指導してよいのか、分かりません。

お礼日時:2007/05/15 08:57

滅菌ガーゼもそうですが滅菌手袋も保険点数にカウントされないのでコスト削減の為の努力です


現場でコスト削減を徹底しないと診察・治療・入院の度に病院の赤字が発生します
文句は厚労省へどうぞ
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!