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 先日、文系は記憶が得意で理系は理解力だというようなことを言っている人がいました。
 そんなことはないだろうと思いましたが、実際考えてみると、よくわかりません。具体的に、文系と理系はどういった能力の違いがあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

一般的に,文系は何かを考えるときなど,経験則に基づいて判断します.これに対して,理系は原理を追求するということになりますかね.だから,理科系は,文系に比べて論理的な思考を重視する傾向があると思います.



しかし,厳密に考え出すと難しいですね.文系でも哲学理論とかなってくると,真理がどうのこうのと本質的といえますし,理系でも生物学とかなると,よく「生物学に絶対はない」といわれます.

だから,文系理系の区別というより,そもそも文系や理系と区別することに問題があります.例えば,企業でも,理系,文系問わず採用されているところが大半でしょう.何を勉強したかというより,自分の選考分野について,どう考えてきたかでしょうね.

だから,考え方や能力となると区別できません.科学技術を主に扱うか否かだけで分けてるだけではないのですか.
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。経験則や原理の追求というような違いはあるが、一概に線引きはできないということですね。
 ただ、やはり人それぞれ得手不得手があると思うので、なんらかの能力的な区別もできるのではないかなーと感じます。

お礼日時:2007/05/30 23:14

 dreamergmkさん こんばんは



 「文系は記憶が得意で理系は理解力だ」と言うの高校までの勉強の事だと思います。例えば1192年に鎌倉幕府が開幕した事を知らなければ、歴史のテストで何年に頼朝が鎌倉幕府を開いたか答えられないですよね。数学や理科のテストの場合は、簡単な定理や公式の組み合わせで回答を導き出す訳ですから、それぞれの定理や公式を理解してないと回答が出ないんです。したがってその方は単に高校レベルまでの事でそう言っているんでしょう。

 実際の文系は、1つの小説や短歌等を読んでその解釈をする場合でも1つの経済指標と言うデーターを解釈する場合でも、解釈者(解析者)の感覚(感性)が物を言うわけです。それに比べて理系の場合は、感覚とはかけ離れた部分で誰もが知っている簡単な定理や公式をどうつないで答えを導き出すかですから、言ってしまえばどれだけ理屈っぽく物事を捉えられるかだと思います。

 とは言っても、同じ文系でも法律関係では簡単な条文を繋ぎ合わせて回答(法律判断)をしますから、理系的な理屈っぽさが必要な学問なんです。ですから、弁護士・裁判官・法律関係の学者等法曹界の人達には、学生時代数学が得意だったと言う人が多いんです。

 以上の事を考えると、一般論としては区別が有っても、正確に線引きが出来る区別が文系・理系には無いと思います。
 一般論的に言えば、「文系は感覚(感性)を重要視した学問、理系は理屈っぽく物事を捉える学問」だと思います。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。わかりやすく説得力のある説明でした。

お礼日時:2007/06/02 15:41

文系の勉強は記憶力、理系の勉強は理解力かもしれませんね。


しかし理解力が試される文系の問題(例えば論述)がありますし、記憶力が試される理系問題(例えば穴埋め)があります。
さらに、研究や仕事となれば大きく違うと思います。

理系で言えば…
ノーベル賞をもらった発見の中には、偶然できたものを『あれ?』と思ったものを突き詰めて見つかったものが多々あります。理解力先行であれば、即座に失敗と悟り『宝の結果』は廃棄されていたかもしれません。(理解力の範疇外ですからね)
よって洞察力や遊び心も大事でしょう。

文系で言えば…
(専門外なので恐縮ですが…)
弁護士先生の本棚には六法や判例集が並びます。記憶力だけなら必要のないものです。法解釈や過去の判例と照らし合わせるには、文章の理解力は絶対に不可欠です。

勉強だけならまだしも、研究や仕事にまで文理それぞれに『必要な能力』を求めていると、大事なことを見失います。
文理の区別に対する是非は#1様と同意見です。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。やはり、受験の勉強としては文系は記憶力が重要でしょうね。

お礼日時:2007/06/02 15:43

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