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損益分岐点を計算するのに、固定費と変動費が必要ですが、開発初期にのみかかった費用(初期投資)はどちら入れればいいのでしょうか?

A 回答 (3件)

>損益分岐点を計算するのに、固定費と変動費が必要ですが、開発初期にのみかかった費用(初期投資)はどちら入れればいいのでしょうか?



管理会計では、金型制作費のような初期投資費用は「償却資産」のような感覚で捉えると分かり易いでしょう。

制作費1000万円の金型とします。

(1)3年で金型代を取り戻そう、という事業計画の場合:
金型制作費を(12×3=)36カ月の期間で均等配分して固定費に含めます。←期間償却

(2)商品10万個の生産で金型代を取り戻そう、という事業計画の場合:
制作費を商品ごとに均等配分して変動費に含めます。商品一個当りの金型制作費は、10,000,000÷100,000=100(円)です。←生産高償却
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

事業計画を立てて、それよって期間償却にするか生産高償却にするかを自分で決めれば良いのですね。
大変分かりやすかったです。
おかげさまで納得のいく計算ができました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/10 15:23

再び#1です。


金型命数が決まっているなら、金型が資産であるかないかに関係なく、1個当たりの金型製作費用が決まりますので、変動費として計算することもできますね。
金型命数が無限大である、というなら、仰るように、償却期間を決めて、月割りにすれば、固定費となりますね。

そもそも、損益分岐点を算出するための原価計算は、制度会計に必要な「全部原価計算」とは全く異なります。
ですから、固変分解も、必ず「こうでなければダメ」という約束があるわけではありません。
対象の事業運営の実態に、より近い考え方で分解することが重要です。

蛇足ながら、普通金型制作費は、開発初期だけではなくて、量産期間中に経常的に発生する費用であるはずですが。。。
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この回答へのお礼

再び、ご回答ありがとうございます。

シスアドの勉強中に「経営分析と損益分岐点」について学んだので、勤務先で開発中の商品の計算をしてみました。
「こうでなければダメ」という約束があるわけではないのですね。
色々と教えていただき、ありがとうございました。
おかげさまで納得のいく計算ができました。

お礼日時:2007/07/10 15:21

固定費です。


機械設備のような減価償却資産は、減価償却費を固定費としています。
というのが一般的な考え方です。
商品が1個売れると(1個生産すると)比例して増加する費用が変動費。
1個でも1万個でも、増減しない費用が固定費。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
変動費ではなさそうですね。
けれども、固定費の定義が「売り上げに関わりなく定期的に発生する費用。人件費や賃借料」とすると、開発初期費用(例えば商品の金型制作費など)は毎月の固定費に入れるとおかしな計算になってしまうと思うのですが。
それとも12ヶ月等で割った額を計上すればよいのでしょうか。

お礼日時:2007/07/10 13:29

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