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美しい日本を標榜する政治家自ら、戦後体制のことをわざわざ「戦後レジーム・・・」と言ったり、新聞テレビ、などには、英語、外来語があふれているように思います。パソコン、MD、DVDなどの物体的な名詞は、仕方がないとしても抽象的な言葉を使う傾向に国民が向かっている以上、日本語は200年後にぐらいにはなくなっているのでしょうか。日本語はいろんな言語の影響を受けても成り立ってきましたが、近年あまりにも急激な速度で英語の影響を受けているので、そのように思っています。言語に詳しい方のご意見をお願いしたいです。

A 回答 (6件)

はじめまして。



他の方も回答しているように、言語は水のように形を変えるもので、そのときどきで変わっていくものです。だんだん使われなくなる表現もあり、新しく作られる表現もあり、また誤用とされていた表現が市民権を得ることもあります。それらすべてが日々日本語を変えていきます。

ただ、ご心配なさっている外国語の取り入れに関しては日本語は頑固なまでにきちんとした区別をし、「便利だから使わせてもらうけど、もともと日本のものじゃないからね」とわかるようにしています。外来語の多くはカタカナ表記ですね(歪んだ見方かもしれませんが、カタカナはもともと輸入された文字である漢字の一部をとってそれぞれ作られた文字ですから、それを使って外国語由来のことばを表現するのはある意味理にかなっていると思います)。またその昔取り入れられた漢字にしても、「音読み」「訓読み」でそれがもともと日本にあったことばなのか漢字を取り入れたときについてきた発音なのかわかるようになっています。ごちゃまぜにすれば「重箱読み」と呼ばれたりします。また「辻」「袴」などの日本独自の漢字は「和字」と呼ばれています。

昨今では英語などのことばが多く取り入れられていますが、だからといって文法が変わったわけではありません。外国語は常に名詞か形容動詞、あるいは「する」を伴う動詞を作る程度に使われているに過ぎません。「ミーはテニスをエンジョイするのよー」と(言う人はあんまりいないと思いますが)言ったとしてもそれは単なることばの置き換えです。

日本語はどんな国のことばも受け入れてきた柔軟な言語である一方、とても頑なな面を持っている言語でもあります。わたしは日本自体がなくならない限り、この言語がものの数百年で簡単になくなるとは思っていませんが、どうでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね、区別はカタカナでしていますよね。

お礼日時:2007/08/09 21:09

日本という国が存続している限り日本語は不滅です。


(生物的な日本民族という意味ではありませんよ。誤解無きよう)

現代の「英語化」の状況は、かつて(7世紀~8世紀)の「中国語化」と似たようなもので、文化的影響の大きな言語が侵入するのは世の流れでしょう。これで、「日本語が200年後には滅びるかも知れない」と心配したり悩んだりする必要は毛頭ないのと違いますか?

「日本沈没」が起こらない限り、杞憂です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2007/08/09 21:02

日本がアメリカに占領された状態が続いていたら、おっしゃるような状況になっていた可能性もありますが、日本人が英語を自由に操れるようになっていた可能性のほうが高いでしょう。



グアムやサイパンで話されているチャモロ語という言語がありますが、
かつてスペインの植民地であったため、多くの単語がスペイン語に由来しています。ただし、文法は、フィリピノ語(タガログ語)に近いままです。

もし、日本が同じような状況下に何百年もおかれれば、
「イェスタデイ、マザーがライスクッカーでライスをクックし、サパーをプリペアしてくれた。」(昨日母が、炊飯器でご飯を炊き、夕食を作ってくれた)
というような、文法は日本語、単語は英語の会話が当たり前のように話されているかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
例文どおり本当になっているように思います。

お礼日時:2007/08/09 21:04

少なくともこれから数百年の単位で「日本語が消滅する」とは思えません。

これまでの回答でご指摘の通り、外来語は所詮「外来語」に過ぎず、文法など日本語の根幹の部分に大きな影響を与えてはいません。

明治時代の文章を読むと現在ではほとんど使われない外来語が一般に使われています。例えば鉄道の駅のことを「ステンショ」「ステン所」(ステーションが語源)と呼んでいますが現在では「駅」が優勢で、「ステンショ」はもちろん、「ステーション」という人もほとんどいません。

現在の日本語の語彙のうちかなりの量は中国起源の漢語ですが、その多くが日本語に溶け込んでやまとことばとの区別が意識されにくくなっているように、現在の欧米語系の外来語も、長い時間をかけて淘汰され、使われなくなる言葉と日本語に溶け込んでいく言葉に分かれるでしょう。何でも飲み込んで消化してしまう「日本語の胃袋」は強靭だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですね。文法までは変わらないようですね。

お礼日時:2007/08/09 21:06

それはそうと 漢字の 漢 は 中国の漢だと思うんだけどそれについては無視して良いの?

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この回答へのお礼

ありがとうございます。そういえば漢字も考えようにによっては外来語ですね

お礼日時:2007/08/09 21:11

言語は生き物です。

生物の進化のように振る舞うと思います。

数100万年前のヒトの遠い祖先は、ヒトではありませんが、
1万年前のヒトの祖先はヒトです。

同様に、1万年前の日本人の祖先の使っていた言語は、ほとんど日本語ではありませんが、
1000年前の日本人の祖先の使っていた言語は日本語です(今と少し違うと思いますが)。
常に外国からの言語も取り入れながら現在の日本語は作られています。

200年後も今と同じような日本語として残るでしょう。

あなたのおっしゃる「日本語」が例えば西暦1970年のものだとしたら、西暦1570年や西暦2370年の日本語が日本語でないかというとそうではないという気はします。
単語レベルでの変化はあっても、文法はそんなに変わらないと思います。文法が変化したとしても変化する前のものを受けて、変化します。そういうような変化を遂げるものが言語だと思います。

またヨーロッパの言語たちの間でも、さまざまな外国の言語が混ざってきた状況は昔からだと思いますし、今もそうだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。言語が変化するのはある意味仕方のないことかもしれませんね。

お礼日時:2007/08/09 21:13

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