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原子力発電は二酸化炭素を排出することが少なく、地球温暖化を防ぐことができると聞いたのですが本当ですか?また、どうしてCO2排出量が少ないのか教えてください。

A 回答 (13件中1~10件)

ちょっと逸脱するかも知れませんが、学生さんと言うことで、ご容赦下さい。


私は電力会社の関係者ではありませんが、エネ管を取り、エネルギーには関心を持っています。
私が若かった頃、化石燃料は2000年頃には枯渇することが予想され、原子力発電の追い風となりました。ところが、諸外国で原子力関連の事故が多発するに連れ、否定論も高まって来たのです。その否定論の影には、化石燃料が2010年を過ぎても枯渇していない…ということもあります。この先については、高名な先生方が諸説芬々述べているので参考にして下さい。枯渇に伴い、価格上昇、代替発電方法、はたまた諸外国とのエネルギーの奪い合い、そんな時にも、CO2排出を考えて居られたらいいなあと思っています。
これからの10年で、エネルギー使用の先が見えてくるのではないかと思いますが、今は、皆、状況観察をしている所ではないでしょうか?
エネルギーに関してはいろいろな所に波及するので、1つの面から結論を出してはマズイと思います。
今の日本は自給自足から遙かに離れた世界で生活しています。
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発電をするためには、何らかの力で、タービンと呼ばれる「風車」を回します。

水力発電は、水の力でこれを回します。つまり「水車」です。風力発電は文字通り風の力で「風車」を回すのです。

で、原子力発電と火力発電は両方とも、水をお湯にして、その蒸気の力で、「風車」を回すのです。沸騰しているヤカンの口の所に風車を持って行くと、蒸気の力で回るでしょう? 要するにあれです。

そうすると、問題はどうやって水をお湯にするか、という話になります。火力発電は、簡単に言えば、もの(石油や石炭)を燃やしてお湯を沸かしているんです。ものを燃やせば、二酸化炭素が出ますよね。

ところが、原子力の場合は、「核分裂」という仕組みを使っています。これは、ものを燃やすのとは違う方法で、熱を出しているのです。この熱で水をお湯にしていると思ってください。その先は、火力発電と同じ。

核分裂は、さっき言ったように、ものを燃やすわけではありませんから、いくら水をお湯にしても、二酸化炭素が出ないのです。そういう意味では電力会社の言っていることは事実です。

でも、この説明には、ちょっと隠し事があるんです。それについては、他の人たちが書いてくれていますから、ここでは書きません。原子力発電が環境に良い、なんてのは嘘っぱちだと私は思っています。
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発電している間は環境に良いと考えます。



しかし、原発建設(製造)時と廃炉時に排出されるCO2を

計算すると、火力発電所のCO2排出量をはるかに超える結果となります。
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今回の新潟柏崎刈谷原発の地震被害での東京電力の度重なるお粗末な対応は、これが火力発電であっても同じことです。


つまり、発電方式と運用管理とをごちゃ混ぜにしては正しく判断することはできません。

基本的には原子力発電は発電段階では二酸化炭素を発生しませんから、他の化石燃料を燃やす発電に比べて環境によいことは明らかです。

太陽光発電や風力発電などの発電方式も環境には優しいのですが、安定供給という面では致命的で、補助電源としか今のところ扱えません。

最近はアメリカも凍結していた原子力発電を見直してきています。
原子力発電に反対する人達はどんな対案をもって主張しているのか不可解ですね。
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「地球温暖化につながる二酸化炭素は出さないから環境に優しい」は政府や電力会社の論理。


二酸化炭素は出さなくても、人体にさらに有害な放射能は出してもいいのか?
今回の新潟・柏崎刈谷原発地震被害での東京電力の度重なるお粗末な対応は、原発に対する不信感を増大させ、「二酸化炭素は出さないから環境に優しい」といくら叫んでも、もう誰も信用しない。
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国が発表した、原子力立国計画あたりが参考になるかもしれません。


http://www.meti.go.jp/committee/materials/downlo …
ここの、スライド5枚目、4ページ左下に、1kWhあたりの二酸化炭素排出量があります。火力発電に比べて圧倒的に少ないですね。
発電所の建設や、燃料の精製、輸送等の過程も含めて二酸化炭素の総排出量を求めているようです。

なぜ二酸化炭素排出量が少ないかというと、他のかたがたの言うとおりです。

タイトルにある、原子力発電は環境に良いか、ということですが・・・

「放射性廃棄物の処理方法は基本的に埋めるしかない」
逆の言い方をすれば、人の生活する地表と隔絶された地中奥深くに埋めて、ちゃんと処理できるということです。ちゃんと処理できれば、私たちの生活している範囲(地表)で考えると、環境に悪くないですよね。
火力発電で大量に放出される二酸化炭素は処理することができません。

「事故がおきれば環境に悪い」
確かに、原子炉の事故は怖いですが、”事故”といってひとくくりにするのは違っています。
人間が作り、人間が動かすものなので、カンペキに事故をなくすことはできません。なので、原子力発電所は事故でひとつの機械が故障しても、他の機能で安全が保たれる、多重防護の仕組みを持っています。事故がおきないように作っているのではなく、事故が起こっても環境に影響を与えないように作ってあるんです。事故がおきた=即危険だ、ということではありません。その上での大きな事故の危険性は、今の生活をしていく私たちにとって受け入れるべきことなのだと思っています。

環境に良いかどうか、ということは、現代の人間の活動そのものが地球に対して悪影響与えている、そのひとつとして原子力発電は環境には悪いでしょう。でも、このまま温暖化が加速していく悪影響と比べてどっちがいいのかは、各自の判断によるところなんだと思います。

その上で、「良い」か「悪い」かと言えば、私は原子力発電は環境に(比較的)良い、と思っています。
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学生なんだから難しいことがわからないとは、甘えるのもほどほどにしてほしい、


 難しい学問を勉強するために学生をしているのでしょう、学校で何をしているのですか
  工学的なことは専門でないと理解しにくいとはおもいますが、エネルギー問題や、原発にかかる経済関係や社会学からも勉強する価値はあるとおもいます。勉学するのに一番恵まれた環境にいるのが学生なのだから自分で研究して、人々に教えるようにしましょう
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石油燃料のように燃やして熱を利用しているのではないからです


空気中の酸素を使わずに膨大な熱をだします。
 例えば、原子力潜水艦は空気が要らないので何ヶ月でも水中に潜ったままが可能です、燃料補給も何年かに一度だけです、乗組員の出す二酸化炭素も処理して海水から真水を作って酸素もつくるエネルギーも原子力です、乗組員の休憩がひつようなために港に寄るといっていいでしょう
究極のCO2を出さない例です
もちろん廃棄物やいらなくなった原子炉をどうするか問題は一杯あります

水力発電は山や川の自然破壊ですし、風力発電が増えれば大気の流れが
変って天候の異変があるかもしれません、太陽光発電も夜はどうするか
 結局は電気はできるだけ使わないことです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。 
どう原子力発電と向き合っていくかが大切ですね。
まだ学生なので難しいことは分からないのですが、エネルギーの問題って難しいですね。

お礼日時:2007/08/10 15:42

こんにちは。



>原子力発電は二酸化炭素を排出することが少なく…

石炭でも石油でも火力発電は C + O2 → CO2 の反応を利用していますよね。ですからどうしたって二酸化炭素を発生することは避けられません。

一方原子力発電は E=MC^2(アインシュタインの公式) から得られるエネルギーを利用して電力を得ています。ですから地球温暖化の原因になるCO2はでません。だったら 原子力発電>>火力発電 と考えてしまいます。CO2の視点からのみ見たらそうなるでしょう。

しかし他の方も言っていると通り原子力発電にはCO2のみでない問題があります。チェルノブイリやスリーマイル島の原子力事故。日本にも原子力発電の事故は何度も起きています。

これだけの地震国日本に原子力発電が有益とはとても思えません。例えて言えば、体中にダイナマイトくくりつけて火事場に飛び込んでいくようなものです。必ず爆発します。

以上から質問者様の質問には

>地球温暖化を防ぐことができると…  YES

>原子力発電は環境に良いのですか?  ???

と考えています。
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発電の時はCO2を排出しないことに成ってますが、実際はそんな訳はありません


統計には
2次的に排出する
・運用している人などが出す二酸化炭素を含んでません
・廃炉になっても数千年維持管理が必要な部分が誰にも判らない
・使用済み核燃料の保管に数万年必要ですが必要な部分が誰にも判らない

だから出口の無いトイレと言われる由縁です

これらの物を含めると(2次波及分を入れると)、石油発電コストを上回る可能性が高いの一概にCO2排出量が少ないのかは不明です

統計上の話はあくまでも1次的な統計数値で上辺だけの数字で本当の意味を成さない地球温暖化を防ぐことができるように見える統計数字のマジックなので・・・・・・
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