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例えば、郵便番号、電話番号を読み上げる機会があったとして、0をマルと言ったりゼロと言ったりする人がいます。
本当はこの呼び方がすっきりするはずなのに、れいと言う人は割と少ないように感じられます。
何故このような現象が起きたのか、説明できる方が居ましたら回答宜しくお願いします。

A 回答 (10件)

#4,8です。


陸軍、海軍の違いについては、#5,6,7,9さんの言われるとおりだと思います。有名な「ゼット旗」もありますし、山本五十六などはコントラクトブリッジ大好きで、あれは「英語漬け」のカードゲームでした。海軍のほうがスマートで「敵性語廃止!」なんてヤボなことは言わなかったようです。
陸軍の「隼(はやぶさ)」はゼロ戦の1歳下の弟ですが、有名な戦時歌謡に名を残しています。あれほど人気のあったゼロ戦を詠み込んだ歌詞がない、というのも当時の事情を偲ばせます。
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この回答へのお礼

>陸軍の「隼(はやぶさ)」はゼロ戦の1歳下の弟ですが、有名な戦時歌謡に名を残しています。あれほど人気のあったゼロ戦を詠み込んだ歌詞がない、というのも当時の事情を偲ばせます。

きっと「ゼロ」戦と英語が使われてるからなのでしょうね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/23 13:05

No.4,5,7です。


>一つ気になったのは、前の回答で、それでも敢えて「ゼロ戦」と敵の国の言葉を使用するものかなという事ですが・・・。
>敵国の言葉であるゼロを零式に使うというのは、つまり相当まずい行為だった訳ですよね。
・戦時中、「英語は敵性語だから使ってはいけない」というのは、陸軍と憲兵が一般国民に押し付けたものであり、海軍は陸軍とは一線を画していました。
なんせ、海軍の場合、兵器の部品や装備の多くを海外から導入しているほか、外国との交流が多いですし、どうしても英語を使うことがあるため、「敵性語全廃」など不可能であり、英語はOKだったようです。
現に、海軍兵学校では、最後まで入試に英語を残していまし。
なので、海軍の戦闘機である零式艦上戦闘機を海軍関係者が「ゼロ戦」と呼ぶこと自体は不自然ではありませんでした。
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この回答へのお礼

>戦時中、「英語は敵性語だから使ってはいけない」というのは、陸軍と憲兵が一般国民に押し付けたものであり、海軍は陸軍とは一線を画していました。

事情が分かり疑問が解けました。
補足ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/23 13:00

#4です。


戦時中の話ならオトシヨリの出番です。
正しくは「レイセン」ですが、国民はみんな親しみを込めて「ゼロセン」とよんでいました。政府が禁止すればするほど、陰では使いたがるものでした。
政府は、要するに「敵の言葉」はいかん、というものでした。私は「全部日本語の野球」をやったことがあります。

では、なぜ「0」なのか?
神武天皇が即位してから2600年目(西暦1940年)つまり下2けたが00の年に型式承認されたから「零(レイ)式戦闘機」です。「九九式騎兵銃」とか「一式陸上攻撃機」などもあり。ただし「三八式歩兵銃」は、明治38年のもの。
(もちろん、神武天皇が661B.C.に即位したというのは、デタラメです。)
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この回答へのお礼

再びの回答ありがとうございます。

>正しくは「レイセン」ですが、国民はみんな親しみを込めて「ゼロセン」とよんでいました。政府が禁止すればするほど、陰では使いたがるものでした。

なるほど!そうだったんですか・・・。
「全部日本語の野球」といえば、マンガではありますが読んだ事があります。感想を言うと、言葉だけじゃなくいっそ野球自体は禁止しないのかなぁと・・・。おぉ、これは余談でしたね(汗)

零式の由来はそれほどかなり古い所まで歴史を遡ったものだったんですね。
当時、野球に使われる英語でさえ禁止されていたというのに、敵国の言葉であるゼロを零式に使うというのは、つまり相当まずい行為だった訳ですよね。

お礼日時:2007/08/20 21:24

No.4=No.5です。

みたび失礼します。
>ただ「れいせん」から「ゼロ戦」と呼ばれるようになったのはどうしてなんでしょうね?それと恐らく戦時中の時点では「れい」と「ゼロ」を使い分けていく事があったのかなと推測できそうです。
・「ゼロ戦」は、当時の敵国・米国では「ゼロファイター」と呼ばれ、恐れられていましたが、それに合わせて日本でも「ゼロ戦」と呼ばれたわけではありません。
想像ですが、「ゼロ戦」については、「使い分け」というレベルの話ではなく、あくまで愛称ですから、その方が「カッコいい」というレベルの話だと思います。

「れい」よりも、濁音のある「ゼロ」の方が、なんとなくですが、力強く聞こえますよね。
類似例として、「日本」という国号についても、「にほん」だと、何かこう、ふんわりとした響きですが、「にっぽん」だと、促音・半濁音が混じっており、どことなく力強く聞こえます。

なので、大日本帝国は「だいにっぽんていこく」と発音されることが多く、現在でも勝負事であるスポーツなどでは「ニッポン代表」と発音することが多いと思います。
「チャチャチャ、ニッポン!」でなければ応援する方も力が出ません。
「ジャパン」も同様で、濁音・拗音・半濁音が混じっているせいか、「オシム・ジャパン」とか「星野ジャパン」、「なでしこジャパン」などとよく用いられます。

どうやら、日本語の音韻では、清音だけよりも、濁音・半濁音・促音・拗音などが混じっている方が、力強く感じるようで、「ゼロ戦」も多分その手の話だと思います。

もし、現在の辞書において「零」の読み方の一つとして「ゼロ」が掲載されている由来が「ゼロ戦」からきているとすれば、「ゼロ戦」の愛称は、当時からものすごく影響があったんでしょうね。
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この回答へのお礼

度々来て頂いて本当にありがとうございます。
そうですね。仰る通り、日本を「にほん」と「ニッポン」というのでは大分印象が変わってくるものだなと思います。
他に挙げてもらった例も確かにそうだなと納得出来ます。

シノニム(同義語)でも、それぞれの音韻によりその語彙に抱いているイメージが微細に変わるなぁと思う時ってあるなぁと感じます。
だから自然と使い分けたりするんでしょうし。
言いにくい(発音がし辛い)から使わないと事もありますけどね。

一つ気になったのは、前の回答で、それでも敢えて「ゼロ戦」と敵の国の言葉を使用するものかなという事ですが・・・。

お礼日時:2007/08/20 21:06

No.5です。

「お礼」ありがとうございました。
>これでふと思い出しましたが、「零」は「ゼロ」とも「れい」とも読む事が出来ますね。つまりは「ゼロ」は英語であり日本語でもあるという事なんでしょうかね?
・手元の漢和辞典で「零」を引くと、

【零】
-常用漢字
[画数]13画
[区点]4677[JIS]4E6D[シフトJIS]97EB
[音訓]レイ・おちる・こぼれる・こぼす・ゼロ

とあり、「ゼロ」とも読むんですね。
これは初めて知りました。

ただ、これはどう考えても、もともとの、昔からある読み方ではなく、英語(あるいは数学用語)の「zero」の影響だと思います。
なので、
>「ゼロ」は英語であり日本語でもあるという事なんでしょうかね?
・というよりも、「もはや一般的な日本語になってしまっている」ということだと思います。

基本的に「零」とあれば「レイ」と読み、これを「ゼロ」と読むのは「零戦」だけだと思います。
もっとも、零戦の正式名称は「零式(れいしき)艦上戦闘機」で、当初は「れいせん」と略されていたそうですが、兵士たちの間では「ゼロ戦」と呼び親しまれ、それが広まって戦時中から一般化したものだそうです。
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この回答へのお礼

いえいえ、とんでもない。こちらこそお世話になっております。

>「もはや一般的な日本語になってしまっている」
なるほど。そう捉えるべきなんでしょうね。

零戦の正式名称、初めて知りました。勉強になります。
ただ「れいせん」から「ゼロ戦」と呼ばれるようになったのはどうしてなんでしょうね?
それと恐らく戦時中の時点では「れい」と「ゼロ」を使い分けていく事があったのかなと推測できそうです。

お礼日時:2007/08/19 15:08

無線電話通信において、「総務省令 無線局運用規則 第十四条」にて、「3 海上移動業務又は航空移動業務の無線電話通信において固有の名称、略符号、数字、つづりの複雑な語辞等を一字ずつ区切つて送信する場合及び航空移動業務の航空交通管制に関する無線電話通信において数字を送信する場合は、別表第五号に定める通話表を使用しなければならない。

」と決められてます。
自衛隊でも警察でもこれを準用しています。

その別表第五号の通話表とは、「朝日のア、いろはのイ、上野のウ、英語のエ、大阪のオ・・・」などというものです。 そのうち「数字」の部分は、次のとおりです。

一 数字のひと
二 数字のに
三 数字のさん
四 数字のよん
五 数字のご
六 数字のろく
七 数字のなな
八 数字のはち
九 数字のきゆう
〇 数字のまる

よく誤解されるのは「二」を「ふた」だと思っている人がいることです。これは無線通信の世界では完全な間違いで、自衛隊でも「に」と言っているはずです。規則で、全国統一しておかなければなりませんので。

顔の見えない無線通信ですから、聞き間違いがあってはいけません。特に「いち」「しち」「し」「はち」などは明確に区別する必要があります。

「0」については一般的には「れい」なんでしょうね。午前零時とか午後零時、零度などは「れい」です。
ただ、固有名詞かもしれませんが、昔の戦闘機の「零戦」は「ゼロ戦」と読みます。
いずれにせよ、相手に誤解のないように伝えることが最優先ですので、電話番号などでは「まる」「ぜろ」「れい」の一般的な読み方の決まりはないと思います。

類似の例では、私は電話で日付を伝えるときは、四月を「よんがつ」、七月を「なながつ」、一日を「いっぴ」、二日~九日をそれぞれ「にのひ」~「きゅうのひ」などということがあります。
これも理由は同じで、相手に正確に日付が伝わるようにです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

通話表なんていうのがあるんですね。これは知りませんでした。
予め読み方を統一させておいて、それも初めから似た読み方は排除して明確に区別させておけば、聞き間違いなんて多分そうそう起こらないですよね。

そうですね。
「零戦」は「ゼロ戦」と読むのが普通で、「れい戦」とは言いませんね。
これでふと思い出しましたが、「零」は「ゼロ」とも「れい」とも読む事が出来ますね。
つまりは「ゼロ」は英語であり日本語でもあるという事なんでしょうかね?
私が数字を順に数える時に無意識に「0」を「ゼロ」という事について、これを変だと思う必要は元々なかったんですかね。

No.4の回答者さんも仰るように、一番大事なのは相手に自分の意思が間違いなく伝わるようにする事で、読み方は多少変えてもさしたる問題ではないようですね。

お礼日時:2007/08/16 21:19

私は「ゼロ」を使います。


国語の問題として「正しい」とか「正しくない」という議論より先に、耳に鮮明に聞こえるか、のほうが大切です。
若い方は気がついておられないようですが、トシを取ると聴音の「周波数特性」が悪くなります。「れい」「まる」に比べて「ゼロ」は、頭に高周波成分を多く含むので、一番安全だと言えます。
なお、英語では「オウ」が多く、 00 を Double O などと言いますから、知っておくべきでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、周波数特性ですか。
正しく私は若者なので、その点に対しては、特に気にした事がなく気づきもしませんでした。
英語圏では0を「オウ」と読むことがあるんですね。
勉強になりました。

お礼日時:2007/08/13 15:27

『NHKことばのハンドブック』では、


数字の「0」は「れい」と読むことになっていますが、以下のような但し書きが付いています。

「0」は、「無い」ということを強調する場合、および固有の世磨き待ている場合は、〔ゼロ〕と言ってもよい。
 〈例〉 ゼロ歳児、死亡者ゼロの日、ゼロシーリング
-------

放送で電話番号などを読み上げるときは、必ず「れい」と言っています。
民放でもアナウンサーが読むニュースなどでは「れい」といっているはずですが、娯楽番組やアナウンサー以外の人は「ゼロ」が多いという印象があります。

「れい・ゼロ・まる」に関する固有の読みは、多分に「慣用による」としか言えないような気がします。

NTTの電話番号案内は「104(いちれいよん)」ですが、緊急通報は「110(ひゃくとお)番」が一般的になってしまいました。。
渋谷の東急系ファッションビルは「109(いちまるきゅう)」です。同じ東急でも「109(とお・きゅう)」と読ませることもあり。

自衛隊で「12:00」を「ひとふたまるまる」などというのは、旧日本軍のころからの慣例ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

どうして「110(ひゃくとおばん)」や「109(いちまるきゅう)」のような読み方になってしまったんだろうと考えてしまいます。

そういえば普段の言葉遣いを振り返ってみると私にも、0を感覚的にゼロ、まる、れいへと使い分けていた覚えがありました。

「ひとふたまるまる」って語呂がいいですよね。
語呂といえば、例えば歴史の年号を覚える方法として、語呂合わせで数字の読み方を使い分けるというのは分かります。

お礼を返しているうちに、自分が本当に知りたかった事が見えてきました。
ニュース以外、娯楽番組等では「ゼロ」で使う人が多いんですよね。
何故こんな風に「バラついちゃった」んでしょうか?

お礼日時:2007/08/12 16:05

なぜでしょうね。



現状について、まめに調査した人がいます。
http://hiramatu-hifuka.com/onyak/kotob-kz.html

あと、
昨日か一昨日の夜遅くに、NHK総合で浜ちゃん司会の番組がありましたが、
それに出演していた自衛隊員さんが、
「自衛隊では、ゼロはマル、イチはヒトと言うことになっているんですよ。
 だから、人にケータイの番号を教えるときも、つい、"まるきゅうまるひとひとにー・・・"というふうに言っちゃうんです。」
と言っていました。


それから、全然関係ないですが、
1,2,3,4、5、6,7,8,9,10と数えるとき、
「いち、にー、さん、し、ごー、ろく、しち(なな)、はち、きゅう、じゅう」
と言う人が多いのに、
逆に、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1と数えるときには、
「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ごー、よん、さん、にー、いち」
と言う人が多いです。
つまり、行きと帰りで、4と7の読み方が変わるということです。


0の例も、4,7の例も、なんとなく感覚や語呂で決まっているのではないかと推測します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やっぱり感覚・語呂なんですかねぇ。
私が数字を数える時なんですが、0~10を数えた場合、恐らく最初の0は「ゼロ」と読んでしまうでしょう。
「でもゼロって英語だよなぁ・・・」なんて思いが頭を掠めるんですね。
でも逆に、0、1、2(れーいちに)と口に数えてみるとこれまた違和感を覚えてしまうんです。
URLはとても参考になりました。
見た後に、バイクも昔は750CCを(ナナハン)と言っていた時期があるという話を思い出しました。

お礼日時:2007/08/12 00:04

詳しい現象はわかりませんが、


「ゼロ」は数学の0で皆無をあらわし、
「レイ」には、【零細】等と使われるように
きわめて小さいと意味で使われる事があるそうです。
また、「0」をよく用いる業種(車両関係等)には読みの統一化があります。アナウンサーも読み方が決まっています。

特別な読み方として、
『郵便番号・電話番号』はレイ(レー)を用いるそうです。
ただし!緊急電話番号(110とかはヒャクトウバン)は違います。

この他、「0」の読み方として
『天気予報の降水確率』
0%も同じくレイ(レー)パーセント(5%未満の意味)と読みます。
『アパート等の部屋番号』
105号室であればヒャクゴゴウシツと住所などには1文字づつ区切ることはありません。
『固有で読み方が決まっている場合』もあります。
0歳児(ゼロサイジ)等
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この回答へのお礼

読み方が決まってる場合があるんですか。
確かに0歳児は普通レーサイジとは読みませんね。

他にも色々な例を教えて下さったので、とても参考になりました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2007/08/11 23:52

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