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ケイズルは吉宗の時代に11年間日本に滞在し、西洋流乗馬術を伝授した。そのなかに名人斉藤三郎左衛門安盛がいる。

ケイズル:ダメデスネエ。
斉藤:そう言われてもわが国では中腰で馬に乗るのだ。
ケイズル:ソレデハダメ。

これは漫画日本史からです。実際に日本人は中腰で馬に乗るのがよしとされていたのですか?西洋ではマタを割ってのれ、と。

A 回答 (1件)

現在の乗馬ですけど鐙につま先を載せて、その状態でかかとを下げます。


乗るときに鐙の上につま先を乗せて直立し、その状態でまっすぐ腰を下ろして鞍にお尻を浅くくっつけて座ります。
鐙の長さは、この状態で踵がやや下がる長さで、足で馬体を挟み、馬の制御をします。
慣れた方ですと、足で挟んだ力で馬と一体になりますから、鐙が無くてそのままでも振り落とされません。
騎乗中は、鐙を踏みしめる(つま先が鐙ですから踵は下がる)状態で走らせ、手綱と連動させて踵で馬の横腹を押したり蹴ったりして左右に曲げたり速度調整をやります。

和式の鐙は、時代劇で見る限り、スリッパのような感じで足を突っ込み、馬を走らせますから、中腰で足に体重をかけ、やや前方に重心を置いていないと鐙が外れる気がしますし、馬上で刀を振るう場合も鐙に立ってやりますから、必然的に中腰にならざる得ません。

鞍自体も現在のものは皮製で柔らかいため、騎手の膝や太ももの力をダイレクトに馬に伝えられますが、和製の鞍は木で出来ていますから、違った方法となります。

和式の鞍で股を割って西洋式の乗り方をしたら、鐙はすっぽ抜け、馬は暴走し収集が付かなくなると思われます。
これは鞍の違いですから、どうしようもないです。

私は馬場馬術しかやってないので、和式馬具は見た感じから想像しているだけです。
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