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私は車の事について詳しくないので、教えて下さい。
レガシィなどのターボ車には、なぜ、ボンネットの上に穴が開いて
いるのですか?
何か意味が有るのですか。
また、あそこから水などは入ったりはしないのでしょうか?

A 回答 (6件)

 インタークーラー冷却用の空気を取り込む穴です。


 ボンネット上部の前半は、圧力が低く空気を排出するのに適していますが、後半部は圧力が高く空気を取り入れるのに適しています。(ほとんどの車は、社内への空気取り入れ口はフロントウィンドウの前に設けてある理由でもあります。)
 雨水が入っても、ミッションケースの上に落ちるので影響有りません。逆に一部の車種では、インタークーラー冷却用の水を噴射する機構が付いています。
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この回答へのお礼

良く分かりました。
有難うございました。
専門家の方からのご回答、嬉しいです。

お礼日時:2007/08/30 12:03

意味があるから、開いているのですね。



(記載する内容をバッサバッサと切って端折って、かいつまんで短く記載しますね。
 たぶんこれが、素人様には最も理解しやすい量ではないかな?といった感じに。)


まず、その穴の必要性ですが、本当に必要だから開けてある穴と、市販車レベルでは必要ないが、何かレースでも出る場合に必要になってくるから事前に穴だけ開けておく(中は塞がっている)というものもあります。
特に、後者の場合、ホモロゲーションといって、「ラリーに出る車両は、この部分は市販車と同形状でなければいけない。」などと規定がある場合があり、「なら、市販車レベルから開けてしまおう。」といった感じで開けるものもあります。ですので、「飾り」ではないのですが、市販車では中で塞いであったりします。



次に、タイプ。

これは、

[エアーインレット] というものと、[エアーアウトレット] というものがあります。前者は、空気が入る口、後者は空気排出口。

その名の通り、外気をラムプレッシャー(前面からの空気圧)にて空気を取り込みたいような場合はエアーインレットを付けますし、
エンジンルームなどの熱を早く外に排出したい場合などは、エアーアウトレットを付ける。というわけです。



原理(特に、エアーインレット。)

ターボ車では、ターボという加給器で圧縮された空気を、エンジンに「燃焼用混合気用空気」としてエンジン吸気側に送るのですが、

空気というもの(というか気体全般)は、圧縮してしまうと温度は跳ね上がるのです。例えば、「フェーン現象」なんてのも、この原理が一端を担っていますし、家庭用室内エアコンの暖房や、冷蔵庫(後ろが熱くなりますよね)なども、この原理を使っています。
しかしながら、エンジンにとっては、「圧縮された、“体積の割には分子が沢山入った空気”は欲しいが、熱い空気は要らない。」ということになるのです。ですので、分子量が凝縮されたままその空気を‘冷ます’必要があります。なぜなら、気体が熱いままですと、分子の活動が活発過ぎて、気圧が高くなり過ぎてエンジンの中に上手く多くの空気を入れることが難しくなるのです。
ターボの目的は、「エンジンになるべく多くの空気の分子を入れる」ということですので、つまり、「濃い空気を入れる(多く入れる)」ということがしたいのです。しかし、空気が熱いですと、空気が薄まってしまっているので、「沢山の薄まった空気を入れる」ということしか出来ず、意味が半減してしまいます。

「これでは困る」。ということで、「圧縮空気を冷やそう」ということで取り付けられるものが、「インタークーラー」というものです。この原理は簡単。単純な、「熱交換器」です。分かりやすく言うと、単純なアルミ製のケースですね。これの中に圧縮された空気を通しますと、アルミ製ケースは熱くなりますね? これを外気(外の空気)で冷やすのです。アルミケースが風で冷まされてくれば、中を通る熱い圧縮空気も、多少冷める(最大で外気近く)のです。

ターボ車の多くは(今の車両のほとんどは)、このインタークーラーというものをセットで考えます(付けます)。
{ターボについては、(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3246796.html)の ANo.7 の先のURLなど。}



インプレッサやレガシィなどのものは、この、インタークーラーというものが、ボンネットのちょうどそのエアーインレットの元に付いているのですね。よって、このインタークーラーに、走行風(ラムプレッシャーエアー)をバンバン当ててやるのです。

また、ランサーEvo.などは、このインタークーラーは、フロントバンパー部に付いていますので、ボンネット上に大きなエアーインレットは必要ではなくなります。ランサーEvo.などに付いている大きなものは、エアーアウトレットです。エンジンルームの熱を外に排出させることが目的です。
よって、
[例]では、オートマチック車であるランサーEvo.7 GT-A には、(オートマチック車ではあまり激しく走る人間も居ないでしょう?)ということで、このボンネット上のエアーアウトレットは付きません。
http://sirius.mitsubishi-motors.co.jp/mcnet/maga …



雨水による弊害

インプレッサやレガシィなどのタイプのインタークーラー用のエアーインレットの場合、まあ、屋根がかかった形状ですので駐車中はほとんど問題ないでしょう(屋根が短いデザインのものもありますので、全てが問題無しかは知りませんが。)。
また、雨天走行時は、インタークーラーもその下のエンジンも熱いですので、雨水は簡単に気化して、駐車時には消えてなくなっていることでしょう。

ランサーEvo.タイプのエアーアウトレットは、実は雨天の駐車中も始終雨水がかかっていますので、新車購入時から数年で、エンジンルーム内各所はびっくりする位さびますね。まあ、機能的に問題が出る位さびる訳ではないので、気にしなければそれで済むレベルですが。つまり、雨水が原因で漏電してエンジンが止まったとかいう話は、聞いたことは私はありません(実際の世の状況はどうか知りませんが)。

トヨタのST205セリカGT-FOURは、ランサーEvo.と同じようなエアーアウトレットをボンネット上に持ちますが、中では完全に塞がれています。雨水は全て、ボンネットの前端にまで導かれて落とすようになっています。
 
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この回答へのお礼

こんにちは。
大変ご丁寧なご説明有難うございました。
色々と理由があるのですね。

お礼日時:2007/08/30 11:57

レガシーのエアインテークは、インタークーラーの冷却のためです。


インプレッサも同様。

前置きインタークーラーのランエボに穴があるのは、逆に空気を出して排熱するためです。

水は入りますが、ほぼ大丈夫。
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この回答へのお礼

良く分かりました。
有難うございました。

お礼日時:2007/08/30 12:01

そこにインタークーラーがついているからです。


雨水等はそのままエンジンのヘッドに流れ落ちますが、問題ないようになっています。

なぜそこにあるのかというと、設計上の都合です。配管の取り回しとかレスポンスの問題とかね。

インタークラーがラジエターの前やフロント左右等ににオフセットされている車種ではあのような穴はありません。
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この回答へのお礼

色々と理由があるのですね。
良く分かりました。
有難うございました。

お礼日時:2007/08/30 12:00

>1



http://ja.wikipedia.org/wiki/インテーク

>2

入るけど、運転中なら エンジン熱で「蒸発」して終わりです。
電装系に影響する程の漏電なんかには今時の車はなりません。
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この回答へのお礼

内容、良く分かりました。
有難うございました。

お礼日時:2007/08/30 11:58

エアインテークです。


ターボ過給器に、空気を取り込むため。

水は入りますが、入ってもいいような処理をしてあります。
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この回答へのお礼

理由は分かりました。
水は、うまく逃げるようになってるのですね。
有難うございました。

お礼日時:2007/08/30 11:55

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