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こんにちは。
現在、市民活動センターで学生スタッフとして働いているものですが、市民の方にもっと来てもらおうと、試行錯誤を繰り返しています。
しかし、イベントなどを企画しても、参加率はよくありません。
一度、近くの産業ホールとのイベント協同開催で、非常に多くの方が参加してくれましたが、市民活動センターだけのイベント(工作体験、PC教室など)だけでは、ほとんど市民の方がきてくださいません。

どのような方法で、多くの人に来てくださるようなセンターにできるでしょうか?

A 回答 (1件)

 じつは私は市民活動についてけっこう長い期間、いろいろ調べていた者ですが、つい数ヶ月前まで市民活動センターなる存在を知りませんでした(笑)



 何を言いたいかというと、市民活動センターという施設を知らない人が多すぎるという知名度の問題がそもそもあるということです。残念ながら、市民活動とはいいながらも、実質は市場レベルで与えられる高水準のサービスに限りなく近い水準のものは提供できないと集客は期待できません。

 ですから、結局考える時には、市場レベルの考え方が必要です。まず顧客のニーズをしっかりつかむこと、また顧客対象をどこにしぼるのか、どのように効果的に宣伝するのか、などなど煮詰めてやらないと意味がありません。

 工作体験などはまず自然のなかの工作から離れている子供が増えている現代、ほとんど期待は望めません。
 PC教室は、お年寄りが主な対象と思われますが、そもそもお年寄りは移動がつらいので、これもほとんど期待できません。強いていえば、送迎サービスをつくることくらいでしょうか。とはいえ、お年寄りはそれほど高度な技術を欲しているわけではないので、あまり継続的な集客はのぞめません(インターネットでyahooが使えれば満足)。

 ですから、このテーマではニーズ自体がそこにありません。第1の点ですでに問題があります。

 私が思うに、安定した集客が望めるとすればバザーです。これはバザーの規模で成功か失敗が決まりますので、まず家に埋もれている古い品物をいかに効果的に仕入れるかが問題となるでしょう。たいした品物がなければ、人は集まりません。漫画「こち亀」では、主人公の両津はバザーの集客のために高額な目玉商品をおくために中川と礼子から半強制的に没収しました(笑)。こういう目玉商品が確保されると、広告にも影響します。
 
 他にもいろいろ考えうるものがあるかもしれませんが、原則として若者を対象とするのはやめたほうがいいですね。お年寄り、主婦、良くてファミリー(子供)あたりを狙うのがベストです。

 あと古本屋市場は人が集まります。これには近辺の古本屋の交渉や移動の問題などいろいろ大変ですが、本が大量に集まれば、おじさんたちはわんさか来ます。本も安定した客数が望めます。

 何とか「教室」はどれも厳しいのが現状だと思います。一番ねらい目があるとすれば、食べ物だろうかと思います。たとえば、おもちつき体験など。これは幅広い年齢層が期待できます。昔の人の多くは、うすで木槌でついた経験を持っている人が多いはずなので、なつかしんで人が集まりますし、子供らも好みます。ただ時期はずれですが。

 食べ物の選び方がかなりキーになりますが、難しいですね。ふつうのものではなく、何かめずらしいものが必要です。「各地の大学の留学生一同を総動員して、国際的料理を味わう教室」などでないと集客は望めないですね。たとえばインド人によるインドカレー。名目上は国際交流で。

 いずれにしても知名度がそもそも低すぎます。まず近隣への宣伝を徹底
して、活動を知ってもらうことからはじめるほかないでしょう。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。回答ありがとうございました。
具体例が多くて、とても参考になりました。
運営会議でも検討を重ねた結果、「まずは運営スタッフの知人に知ってもらう活動から始めよう」という事になりました。何事も小さな積み重ねだと言う事で(^_^)
地域住民に親しまれるよな活動を行っていきたいと思います。

お礼日時:2007/09/24 02:49

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