いちばん失敗した人決定戦

眼科で,眼圧が高く血圧も低めなので緑内障になる可能性があると言われ,点眼薬をもらいました。2か月ごとに検査することになっています。
眼圧について調べても難しくていまいち分かりません。眼圧を下げることってできないのでしょうか。

A 回答 (4件)

どの程度の眼圧なのか、文面には書かれていなかったので、何とも言えませんが、眼科で点眼を出すほどなのだったら、かなりなハイリスク?なのかも知れません。



検査は具体的にどの様なことをされてますか?眼圧測定や眼底の観察だけですか?視野検査もされていますか?
視野検査といっても自動視野計で測定する「静的視野」と大きなドームに顔を突っ込んで検査員が動かす光を認識する「動的視野」の検査があります。自動視野計は比較的初期の視神経萎縮を検出することができますが、静的視野の異常が発見された段階で、20-30%程度の視神経が壊死していると言われています。視神経は一度壊死に陥ると再生はしません。
緑内障は、高眼圧のために眼球の奥にある視神経の出入口(視神経乳頭)を圧迫し、視神経が萎縮していく事により、視野にどんどん暗点が増え、最後には失明に陥ってしまう病気です。この過程は例え治療していても、手術しない限りどんどん進行はしていきますが、治療により、その進行をかなり抑えることはできます。そう言った意味で、眼科でそのような異常を起こすのを少しでも遅らせるために定期的な検査と治療をしておられるのだと思います。
高眼圧でも緑内障にならない人もいますし、例え正常眼圧だとしても緑内障になる人もたくさんいます。

一番気をつけないといけないのは狭隅角あるいは閉塞隅角の人です。
緑内障の眼圧の上昇は角膜の後ろの部分を循環している「房水」という液体の産生過剰、あるいは流出不全(言い方が変ですが)が原因です。
点眼剤は、流出を促すものと産生を抑えるものがあり、房水の循環をスムーズにすることで眼圧を下げることができます。
房水は茶目の部分(虹彩)の裏側にある「毛様体」の上皮細胞から分泌され、黒目の部分を通って茶目の表側と角膜の境界部分(線維柱帯)から出て行き、静脈に合流して排泄されます。この出口の部位が「隅角」です。
この部分が極端に狭かったり、何らかの原因で詰まったりすると、眼圧が上昇し、それを知らずに散瞳剤などで黒目の部分を広げると、房水が一気に隅角に流れ込んで急激な眼圧上昇を起こし強烈な頭痛を伴うアタックを起こします。

眼圧が高いことを知らずに、気づかぬまま緑内障にた場合に比べると、これは非常にラッキーなのかも知れません。
何の症状もないのに、騙されているんじゃないかな…って思われているかも知れませんが、自分の眼圧がどの程度高くて、具体的にどれだけリスクが高いかを主治医の先生にもう一度説明して頂いてはいかがですか?

参考までにですが、緑内障の初期には鼻側の視野にまず異常が現れてきます(といっても視神経の萎縮を意味していますので、正確に言えば初期ではないのかもしれませんが)。特に中心部を境にして上か下あたりに「暗点」が出てきます。「暗点」といっても、「黒い点」というわけではありません。人間の脳は賢いので、その部分があたかも見えているかのように像を映し出しています。でも実際はその部分の物(例えば眼前の指など)が見えていません。緑内障の視野異常は通常片方ずつ出てくるので、両眼で見ている時はその部分はもう一方の目で補ってしまうため、普通は視野異常に気づかないことが多いです。
一番手っ取り早いのは、片方の目を手で隙間なく覆い隠し、開いている目の前にもう片方の手の人差し指を出し、目はまっすぐを見つめたまま、色んな方向からゆっくりと動かしていってみて下さい。普通はまっすぐの位置から少し耳側寄りに水平に動いた辺りに指の頭がポコッと消える「マリオット盲点」があります。この部分は視神経乳頭の部分に当たり、これはこの部分に網膜がないことにより「消える」現象が起こります。でも完全にその部分が黒いわけではありません。
緑内障の場合はこのような現象の起こる部分がもっと広い範囲で出てきます。鼻側寄りでまっすぐの視線より少し上側あるいは下側にこのように指の頭が消えたりする部分があると、暗点の存在が疑われます。
また、テレビの砂嵐を少し画面に近寄って、同じように片目を塞いでまっすぐ見ていただいたときに、どこか部分的に砂嵐が止まって見える部分があったりすると、そこが暗点の可能性があります。
暗点は、その部分に対応する神経が萎縮している事により生じます。

蛇足もありましたが、使用している点眼薬がどういった作用を持つのか、どういった事に気をつけておくべきなのかなど、主治医の先生にきちんと聞いてみるのが一番ですね。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございます。一つ一つをじっくり読んでいってちょっと(何とな~く)分かったような気がします。職場のVDT検査に行った眼科で分かりました。本当にラッキーだったと思っています。(ショックもありましたが…。)分からないことばかりでこわいですが,お医者さんに聞いていきたいです。

お礼日時:2002/08/14 11:32

眼圧を下げる方法はいろいろありますが、すでに点眼薬を処方されているとのことですので、まずそれで経過を見なければ次の手段には移れません。



眼圧を下げるには、まず点眼薬を用い、不十分なときには内服薬も併用します。それでも良くならない場合には、レーザー治療や手術をします。

レーザー治療とは、レーザーで排水管の目詰まりを減らす「レーザートラベクロプラスティー」と、新しく排水管を作る手術の「線維柱帯切除術」とがあります。レーザー治療は外来でできますが、目詰まりの強い人では効果が上がらない場合もあります。

一方の、新しく排水管を作る手術では目にメスを入れることになりますので入院が必要ですが、眼圧がよく下がります。ただし、眼圧が下がり過ぎたり、白内障が進みやすくなったりする弊害もあります。

ともあれ、緑内障と決まったわけではないようですから、眼圧測定だけではなく視野検査や視神経の状態を診てもらうなど、「総合的」な診察を「定期的」に受ける必要があります。

とくに視野検査は、定期的に受けて、前回と今回の結果を比較することが重要ですので、信頼できそうな眼科医を「かかりつけ」にして、年1回程度の間隔で検査を継続なさってください。
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この回答へのお礼

そうですよね,まだなったわけではないんですよね。視野検査(疲れるもんですね)ではほぼ正常だといわれました。点眼で効果があるとうれしいんですが。おっしゃるように医者の指示通り定期的に検査をしていくことにします。点眼もさぼらずに。ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/14 11:18

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか?


「緑内障一奮闘記」
http://www.kowa.co.jp/s/s206.htm
(緑内障治療薬)
ここで効能・効果に「高眼圧症」とあります。
http://www.kunitoshi.com/mirror/m_Glaucoma.htm
(緑内障)
この中で
http://www.kunitoshi.com/mirror/m_Glaucoma.htm#37
(検診で眼圧が高いといわれました。緑内障でしょうか?)

ご参考まで。

参考URL:http://www8.plala.or.jp/taijin/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。緑内障の方のホームページに,元気付けられました。

お礼日時:2002/08/14 11:12

私も当該対応策はないのか?と医師に聞いているのですが、「ない」ということで……。

眼圧が高めの人でも異常が出ないひともあるそうで、いわゆる正常眼圧の目途である「20」以内でしたっけ?は目途ということなのだそうですが……。私も知りたいです!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。お仲間さんでしょうか。がんばりましょうね。

お礼日時:2002/08/14 11:03

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