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原理(メカニズム)を知りたいと思っております。

某企業の縮合型リン酸アルミが防錆顔料に利用されているようですが
鉄などと錯体を作ったりするのですか?
また酢酸アルミやその他のアルミ化合物は媒染剤などに使われたりしますが
これもその色素成分と錯体を作ると聞いたことがありますが
原理がいまいちわかりません。

基本的なことからわかっていないので
詳しく教えていただけたら幸いです。

A 回答 (2件)

私は顔料については全くの素人ですが…。



まず,縮合リン酸塩はキレート剤(金属原子捕捉剤)として利用することができます。すなわち金属原子と結合して錯体になりやすいということです。

> 鉄などと錯体を作ったりするのですか?

ちゃんと平衡定数を調べなければ何とも言えませんが,アルミ錯体の一部が鉄錯体になることは十分考えられます。なお,キレート剤については,以下の URL が参考になると思います。

以下余談ですが…。縮合リン酸塩は,昔は洗濯石けんに混合されておりました。縮合リン酸塩にはキレート作用がありますので,硬水でも石けんカスの出にくく,高い洗浄力を得ることができます。しかしこのリンが川,湖などの富栄養化を引き起こし,公害問題となりました。それ以降は,キレート剤としてエデト酸塩(EDTA)を使うようになりました。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=41307

この回答への補足

お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

解答いただいたキレート剤の持続性はどれくらいなのでしょうか?

鉄と錯体を初期に作ったものはそのまま作り続けるのでしょうか?

補足日時:2002/08/31 20:17
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> 解答いただいたキレート剤の持続性はどれくらいなのでしょうか?



温度や液性によります。傾向としては,高温側,酸性側ではキレートは放出しやすくなります。

具体的な数値を知るには,まずはキレート剤の構造式を調べ,平衡定数を調べるか測定し,溶媒や温度や液性,他の物質や外場による影響を考え,初めて推測できるようになります。

> 鉄と錯体を初期に作ったものはそのまま作り続けるのでしょうか?

EDTA のキレート能はとても強いです。抽象的な表現で申し訳ございませんが,ご質問自体がそもそも抽象的過ぎますので…。
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