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理系は修士課程までいくのがお決まりみたいになっています。そこから大学の教員になりたい人は博士課程に進学するという流れだと思います。学部生の僕が言うのもなんですが、博士課程に進学するのはいばらの道だと思います。実力がないと生きていけない世界に足を踏み込むのはかなりの賭けだと思います。僕の研究室にも博士課程の先輩だけでも15人はいるのですが、みんながみんな助教になれるとはかぎりません。ポスドクのままで歳をとっていく人も多くいます。教授は、才能がない学生には博士課程進学は諦めさせて修士卒で就職させれば幸せな人生が送れると思うのに、自分の手伝いをさせるために博士課程に進学させているように思えます。
 大学の研究者というのは魅力的なのでしょうか?

A 回答 (5件)

>教授は、・・・、自分の手伝いをさせるために博士課程に進学させているように思えます。


そういうことです。
研究室としては、ある程度まとまった数の博士の学生を確保しておく必要があるので。

博士への進学は大きなリスクがあること、研究者になるためにはさらに大きなリスクを抱えること、以上を十分にご理解されてるわけですよね。

>大学の研究者というのは魅力的なのでしょうか?
その人の人生において一番重要な事が「研究」であれば、そりゃぁ、大学教員として研究ができるのは魅力的でしょう。
自分の好きな研究に集中ができるのですから。

とにかく、多くの人は、「研究者を目指すことで抱えるリスク」と「自分の人生において重要な事」を見極めると、修士で就職するのが妥当な判断だということを理解していると思います。
無責任に博士への進学を勧誘する大学教授も悪いとは思いますが、、
むしろ私は、何の覚悟もビジョンも持たずに博士へ進学する学生の方が問題があると思います。
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『野球選手というのは魅力的ですか?』


と同じ質問だと思います。

>実力がないと生きていけない世界に足を踏み込むのはかなりの賭け
そりゃそうです。サラリーマンですら実力がなければ振り落とされます。
野球選手に限らず、他の職業もみなプロフェッショナルです。
野球選手は全体的に給料(年俸)は高いイメージがありますが、能力の高さと希少価値、運の問題です。その職業の人口が低く、人気が高ければ自然といばらの道になります。

>才能がない学生には博士課程進学は諦めさせて修士卒で就職させれば幸せな人生が送れると思うのに
底辺の野球選手や野球選手志望者の中にも、そういう人はいます。

>自分の手伝いをさせるために博士課程に進学させているように思えます。
教授に学生の進路選択権はありません。
才能がないと思えば、進学の勧めを断って、さっさと就職してしまえばいいのです。僕がいい例です。
才能は認めてもらうのと同時に悟るものです。
人生は諦めも肝心です。

>大学の研究者というのは魅力的なのでしょうか?
はい、僕はとても魅力的だと思います。
実力がないことがわかっていても、あこがれますし、うらやましいです。
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才能のない学生は普通博士課程に進学できませんよ.


この場合の才能は「博士号を取れそう」ですが.入学した学生が博士号を取れないほど無能だと,それを入学させた教授の面子に関わりますし指導能力不足というレッテルを貼られますから,教授も必死です.

就職は,本人の問題ですからね.研究職に向かないのに大学教員にこだわる学生は当然どこの大学にも採用されませんし.えりごのみをしすぎなければ,就職先は有るものです.
 よく考えてください.これって学部の入学でも同じです.いくら偏差値が低くて定員割れして居る大学でも,あきらかに卒業できそうにない学生は入試で落とします.入学させてしまうとその方が大変だから.でも,就職でできそうかどうかは入学時にはチェックしません.どんな学生でもまじめに勉強して実力と不相応な高望みをしなければ,どこかには就職できるに決まっているから.

ただ,
・文科省が博士課程の学生を増やせというプレッシャをかけてきている
・一部の分野の一部の先生は,博士課程取得後数年間はポスドクで不安定な雇用状況を経験するのを当然だと思っている
ってのはあるかもしれません.

>大学の研究者というのは魅力的なのでしょうか?

むかしは,助手からいきなり終身雇用ポストだったので,「経済的には報われないが研究する時間だけはたっぷりある職業」でした.最近は任期制のポストだらけになってしまったので,それほど魅力的な職業ではないと思います.
が,企業の研究所だって研究者にとって理想的な職場ではないですからね.
とにかく,(狭い意味での,つまり論文を書いていればそれで成果が上がったことになる)研究者は,生活を成り立たせるために収入が欲しいと言うだけの人が選ぶ職業ではありません.
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>教授は、才能がない学生には博士課程進学は諦めさせて修士卒で就職させれば幸せな人生が送れると思うのに、自分の手伝いをさせるために博士課程に進学させているように思えます。



子供じゃないんですから、博士課程に行きたくないのであれば、進学しなければいいだけでしょう。博士課程に進学する人は自分で決めて進学しているんです。指導教員に勧められたって、教員が学費を払ってくれるわけではないんですから、最終的に進学することを選んだのは本人です。研究者になれるかどうかわからないから進学したくない、というような人は最初から進学しません。将来のことを何も考えずに進学するような人もたまにいますけど、それだって、教員を恨む筋合いはないでしょう。

No.1の回答者さまのお父様がおっしゃっているように、ポストの数がそれなりにあった時代だって、博士号を取得した全員が大学教員になれたわけではありません。いつの時代だって、どの職業だって、どんなに倍率が高くても低くても、最終的に、その職に就けるかどうかは本人の努力と運で決まるんです。

教員になれなかったポスドクの先輩などから何か愚痴を聞かされているのかもしれませんが、その先輩方だって、大学教員になれる見込みが少ないのは最初からわかっていたのに、大学教員になれるといいなぁと思って進学したのでしょう。なれそうもないということがはっきりわかってから、「あのとき、先生が止めてくれれば進学しなかったのに」というような泣き言を言っている暇があったら論文の一本でも書けばいいんです。自分で決めた進路を他人のせいにしてはいけません。

>大学の研究者というのは魅力的なのでしょうか?

大学に限りませんが、研究が好きで、その仕事で食べていきたい、と思っている人にとっては、研究者は魅力的な仕事でしょう。大学教員や研究者になる人は、その職の地位や名誉や給料ではなく、研究を仕事として続けられることに一番の魅力を感じていると思います。(少なくとも私はそうです。)
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駄文失礼します。


私の父親は、大学教授をやっています。
私は将来父と同じ職に就きたいなと考えているのですが、そんな私によく父は、「大学教授なんて、なりたくてなれるものじゃないんだよ。賭けみたいなもので、たまたま自分は運がよかっただけだ。」と言います。
今は少子化世代で、必要とされる助教授や講師は年々少なくなっていますから、父の時代なんかより、より一層難関なのでしょうね。
でも才能がある学生とか、無い学生とかそういうのは関係ないと思います。芸大の受験みたいに、どんなに絵の才能があっても、魅力的でなければ落ちることもあります。
また、才能が無い学生には博士課程は諦めさせてとおっしゃいましたが、それは逆に言われたら少し悲しくないですか?どっちみち、教授が進めたせいで、人生台無し!というのは、少し甘いと思います。笑 お母さんが起こしてくれなかったから遅刻した!みたいなようなものです。そういうのは、自分で決めるものですからね…。

少し辛辣だったかもしれませんが、悪意は全くないです。ご不快に思われたら申し訳ありません…。高校生なので、言葉がストレートかもしれません。笑
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