No.1ベストアンサー
- 回答日時:
小説の翻訳ではありませんが、主に映像の翻訳(日本語ー>英語)を仕事としています。
まず、「日本語から英語に翻訳をする場合小説なら英語の本・日本語の本と、読み比べる方法をわたしは最高の方法と考えています」とおっしゃっていますが、これは、「日本語ー>英語の小説翻訳者を目指す場合の勉強・訓練の仕方」という理解でよろしいでしょうか。
私は在米18年半程になりますが、夫がアメリカ人という事もあり、生活の基盤は全て英語です。流石にアメリカ人と同じ英語のコミュニケーション能力はありませんが、生活に不自由の無い程度はあると思います。
私が自分の翻訳能力を上げる為にする事は、英語の新聞、小説、テレビ番組、映画等、特に日本語と比べる事無く読んだり見たりする事です。そうする事によって、翻訳文ではなく、自然な英語の表現が学べると考えるからです。原文が日本語であっても英語であっても、訳文が間違っている事もありますしね。(日本語ー>英語の訳文のプルーフリーディングもしますが、誤訳、結構ありますよ。)
先にも書いた通り、今は映像中心の翻訳をしていますが、いずれは小説の翻訳も出来たらなあと思っています。目標に向かって、お互いに頑張りましょう!
お答えくださりありがとうございます。わたしも洋書を読み英語を勉強しています。カナダに10ヶ月生活をしたことがあり、表面だけだとは思いますがカナダ人の生活を心と体で感じられました。大学などでカナダ文学などを専攻できればカナダ翻訳なども可能だとは思いますが大学に入るのは大変ですので今は英語を自分で必死に独学しています。TOEICは815点までいきましたがとにかく文化を理解しないといけないというのは3人の方がお答え下さってよくわかりました。文化を理解するのは住んでみるのが一番というのもよくわかります。
No.2
- 回答日時:
まず翻訳の場合、英-和の変換は機械的にはできません。
その国や社会の文化的な背景に馴染んでいなければ、内容
を写すことは不可能です。文法的に合っていれば点数がもら
える英作文とはちがいます。
なので、翻訳家を目指さされるのであれば、その国に行って
生活するのが一番です。行間を訳せなければ小説は下手な英
作文のようなものになってしまいます。
お答えくださりありがとうございます。わたしも現地に生活することがその国を理解するためには必要なことだとわかっています。やはり、日本語から英語への翻訳は0ではないにしろ可能性としてとてもできるのは難しいのですね。
No.3
- 回答日時:
natsuamanaさんがご質問で書いた方法は誰でも思いつき、実行していますが、これだけでは小説翻訳家にはなれません。
小説翻訳家というのは、原作を出来るだけ忠実に訳すと同時に、さりげなく自分の持ち味も活かす、いわば影武者的な存在です。
先ず、英語なら日本語に訳さないで英語のまま理解するようにしましょう。でないと、原文が十分に味わえません。
それから、英語以上に日本語の小説を沢山読みましょう。そして、自分でも創作小説を書いてみましょう。
あと、これは意外に見落とされがちなんですが、小説翻訳家には、小説家とも違う日本語表現力が要求されることなんです。というのは、小説家というのは、あくまで自分の地で行けるんですが、小説翻訳家は、原作の作家に感情移入し、いわば 訳者は役者とも言うべきでしょうか。何て言うか、カメレオンみたいに自分の色も変えるんですよね。
勿論、原作と邦訳を読み比べることは重要ですよ。でも、次の点に留意してください。普通の人が翻訳で小説を読む場合、翻訳者の存在は見えません。全部、作家の持ち味だと錯覚します。しかし、原文を読んだ後に、翻訳を読んでみてください。つまり、作品そのものよりも、「訳」を味わうのです。そうすると、その訳を通して翻訳者の人柄までもを垣間見たような気がします。翻訳と言うのは人が違えば訳も違います。
それで、翻訳者の訳がベストということはありません。必ず、「私なら こう訳すのになあ。」とい部分が出てくるはずです。
一応、翻訳の練習には私は「不思議の国のアリス」をお勧めします。
童話ですが、何人ものの翻訳家が訳していますので、訳を比べることも容易です。特に、この童話には 言葉遊びが豊富なので、訳者の腕の見せ所でもあります。
お答えくださり本当にありがとうございます。わたしは日本語に英語の本を翻訳することをほとんど考えていませんでした。なぜなら英語の小説はそんなにたくさん読んできたわけではなかったからです。けれど今現在はよく読むようになって読むことの大切さがわかってきましたから文化を深く理解する上でますますヨーロッパの小説など読んでいきたいと思っています。日本語の知識が必要というのは、お答えいただいてますますわかりました。参考になります。感謝ですM(__)M
No.4
- 回答日時:
大前提として、プロとしての翻訳は「得意な外国語→母国語」という流れで訳すものです。
つまり、それができる人のところに仕事が来ます。具体的には、日本語の小説を英語に訳す場合は、「日本語や日本文化にある程度詳しいが、本当に得意なのは日本語よりも英語」という人に仕事が行くものです。考えれば当然で、できあがった文章を、英語圏のネイティヴが読んで、小説としてすんなりと楽しめる文章でないといけないからです。皆さんが「訳文の国で生活を」とお書きになっているのは、そのためでしょう。質問者さんが「日→英」の小説翻訳をしたいのは、なぜなのでしょう。もしも、ネイティヴ(つまり日本人)にしかわからない日本の小説の世界の素晴らしさを外国に広めたいからだとしたら、「日→英」翻訳者の監修をなさるといいでしょう。ただし、監修というものは、日本語ができるくらいじゃ来ない仕事なわけでして、専門知識が必要です。例えば、その小説に花柳界のことが描かれていれば、芸者さんに監修してほしいところだし、自衛隊について描かれていれば、自衛隊の入隊経験がある人に監修してほしいところです。
一方で、単純に日本と英語圏の橋渡しをしたいが日本語のほうが得意というのなら、英語の小説を日本語に訳す仕事を目指したほうがいいでしょう。
で、読み比べるのもかなり勉強になるのですが、私は「最高の方法」だとは思えませんね。なぜなら劣悪な翻訳本が多いので、必ずしもお手本にならないからです。むしろ、本当に良質な小説と、更には、本当に良質な翻訳本を「別々に」読むのが最高の勉強だと思います。
実際の翻訳作業においても、いかにして“原文から離れる”かが大きな課題になります。つまり、ちょっと込み入った言い方になりますが、翻訳作業って「原文の文章はいったん忘れて、その世界観だけを飲み込み、飲み込んだ世界観を改めてイチから訳文として作り上げる」作業なんですよね。何しろ読者は日頃、片方の言語でしか本を読んでいないのですから。
お答え下さりありがとうございます。そうです。わたしは日本の小説を英語で世界に発信できる翻訳家になるのが大きな大きな目標です。まず知り合いのカナダ人に簡単なアニメ小説を翻訳しておくってみようかなと思っています^^;それは趣味ですが、仕事になるかわからないにしろ英語はなるべく限界まで高め、日本の小説(漫画、児童書含む)を翻訳できたらと思います。そのためみなさんに言われた文化理解(アメリカ文化、ヨーロッパ文化、英語はヨーロッパと切っても切り離せないし)につとめてみたいと思います。日本の小説ももちろんできる限り読んでみたいと思っています。参考にさせていただきます。
No.5
- 回答日時:
日本語から英語への翻訳者ということですから、英語でのコミュニケーションは完璧、つまり基本的には英語のネイティヴ・スピーカーということになります。
その上でかなりの程度日本語も読める、という人が翻訳をやっています。実務翻訳では日本人で和英をやる人もいますが、小説の翻訳は、英語のネイティヴでない人がやるのは不可能だと思います。
お答えくださりありがとうございます。英語のネイティブではありませんわたし。ですから英語に翻訳するのは不可能に近いのかもしれません、ネコンさんのおっしゃるとおり。でも可能な限りそうなれるように努力だけはしてみたいと思います。わたしは日本の漫画なども翻訳してみたい、そう思っています。そのためにアメリカに向けて翻訳をするというわけではないですが、アメリカが世界の文化の主流となっているしアメリカ文化を英語を通じて勉強していかなければならないなあと感じています^^;ヨーロッパの文化を知ることは大前提だと思いますが。
No.6
- 回答日時:
A No. 1 です。
「小説の翻訳は、英語のネイティヴでない人がやるのは不可能だと思います。」とおっしゃられた方がいらっしゃいましたので、私の考えを述べたく、また出て来ました。確かに普通は、原文->母国語への翻訳者が一般的でしょう。ただ、英語を母国語としない人の日本語->英語の小説の翻訳は不可能というのは、賛成出来ないです。映像の翻訳をしている私は、小説に関して自信を持って言える事ではないですが、日本人だからこそ小説をよく理解出来る事だってあると思うのです。
例えば、同業者で日本語もよく分かり、翻訳の経験もかなり積んだアメリカ人がいます。たまたま彼の訳を読んだのですが、流石アメリカ人だけあって、自然な英語で、とても良いと思いました。しかし、最初のたった5分の中で、間違いを見つけました。日本人なら、間違えないような間違いでした。
別のケースでは、ある漫画の翻訳に関し、70年代後半から80年代前半の日本の文化やスポーツの知識を必要とする事がありました。私は40代で、私の年代だと分かる事でしたが、聞いて来た人は日本人ではありましたが、アメリカで育った、まだ20代の人であったため、分からなかったようです。
このように、日本人だからこそ理解出来る事がたくさんあると思うのです。上記のケースは、映像・漫画であって小説ではありませんが、似たような事が言えるのではないでしょうか。
もちろん、私達は英語を母国語としません。でも、自分がやった翻訳文を、英語を母国語とする人にプルーフリーディングや添削をして貰う事も出来るのです。少なくとも、私はそうしています。添削されて返ってきた文章を、もう一度見直し、添削されたものが私が意図したものと違ってしまったら、またそこで直します。
ですので、日本人の私達が日本語->英語の小説の翻訳者となるのは、不可能ではないと思います。質問の趣旨からそれてしまって、すみません。
No.7
- 回答日時:
Gです。
こんにちは!! また私なりに書いてみますね。フィーリングです。 これは文化的な、社会的な、登場人物の性格的な、要因が含まれるのです。
つまり、試験文法を使って「訳」しても「小説の訳」にはなりえません。
文化・社会的なということは時代的なこともあるでしょう。 つまり、かっこいいと言うのをcoolと習ったからこれを使うのは限られた年代と年代層となります。 この知識がないとこれだけで英語圏の人は???となるでしょう。
性格的なということは読者はその人の性格を知るには文字しかないのです。 今の時代で「わしはな、xxxx」と言った人の性格・年齢層が私たちにはわかりますね。 しかしそれを英語でどのくらい厳密に表現する必要があるのか判断しなくてはならないわけです。 あまりこだわるとおかしくなってしまうでしょうし、だたIだけでは難しいところがあるかもしれませんね。
小説には「隠れた意味合い」がせりふの中に出てきます。 それを感じ取る、つまりフィーリングを細かく感じ取れるだけの英語力がなければ無理だと言うことになるのです。 そして文章からではなくその感じ取ったフィーリングから適切な日本語に直す必要があるわけです。
と言うことは私は普通の人より英語表現からフィーリングを感じ取ることは出来ると思っていますが、そのフィーリングを「適切」な日本語表現に変えることは私一人では出来ません。
つまり、私が小説の翻訳をするとなると、私が感じ取った細かいフィーリングを、日本語のフィーリング表現に長けた人に翻訳してもらうことになります。 なぜならフィーリングの多くは万国共通、だれも人間だからなのですね。
そして、文化的な社会的に「知識」を私のフィーリング説明に入れることになるわけです。
この二つを持ちかなえた人であれば一人でも出来るわけです。 原書を読んで見ると翻訳されたものが訳になっていないとか、訳しただけでそれを読んで原書を読んだネイティブと同じ感動を持たせるだけの表現にはなっていないと言うことがよくあるわけです。
かなりに日本語力を持たなければならないと言うことになります。
You are so beautifulを訳せると思っていて、学校で習った訳し方でしか訳せなかったら翻訳は無理だと言うことになり、これを読んだときに、誰が誰にどんな状況で何のためにこの表現なのか「まず聞く」関心が今なかったらこの「疑問を持つ姿勢を持つこと」を身につけてください。
参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お答えくださりありがとうございます。はい、わたしにとってフィーリングは英語から読みとることは難しいですので小説の英訳というのは相当困難な道のりになることでしょう。
No.8
- 回答日時:
#4ですがお礼を拝見しました。
マンガ/アニメの日→英翻訳をそういう趣旨で志すなら、実を言うと「fansub」というジャンルがあります。英語の検索エンジンで検索してみていただければわかりますが、要するに例えば英語圏人の純粋な日本マンガ/アニメ・ファンが、「この日本の作品の世界の素晴らしさを同国人と分かち合いたい」という一心で、正式にリリースされる見込みが当分ない日本の作品に、勝手に訳をつけてネット上などで紹介しているという分野です。
ただし、厳密に言うとこれは著作権に触れる違法行為です。とはいえ、いわゆる「海賊(piracy)」とは違い、商売を目的とはしていない上に、「作品がリリースされたら、即、紹介をやめる」という厳しいルールでおこなっているため、むしろ、良質で無料の前宣伝になるので、出版関係者にも黙認されています。
こういうfansubのサイトに参加するところから始めてみてはいかがでしょうか。訳者も素人の集まりなので、訳を手伝ってくれる人を歓迎するはずです。ポップ・カルチャー系の小説なども一部扱っているのではないかと思います。翻訳の勉強についてのアドバイスについても、そこで英語圏の先輩方に相談してみてはどうでしょう。
確かに、ここ10年ほどの情報化の中で、日本の現代文化は世界に広まり、多くの小説が翻訳されました。しかし、既成のファン層の影響か、暗めでセンチメンタルな作品が多いのも否めません。かと思うと、マンガ/アニメの世界では、アクション満載のものばかりがウケていて、『クレヨンしんちゃん』や『ちびまる子ちゃん』のような“地味”な作品はあまり紹介されていません。草の根で、そういうものがどんどん広がるといいと思っています。頑張ってくださいね。
お答えくださりファンサブのことがわかりとてもラッキーです!!どうもありがとうございますm(__)m あまり地味な漫画は翻訳されてないんですか~・・・きっとこれからされるかもしれませんからわたしもそのときのためにがんばります。わたしは自分でぜひこれはしたいと思っているものがありいますでに翻訳されているものと比べて勉強をさせていただいてます。
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