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期中に取締役が退任することになり、退職金を支払うことになりました。毎期【役員退職慰労引当金】を積み立てていて、それを取り崩して支払うことになりました。支払時の仕訳は下記の通りです。
【役員退職慰労引当金】 ○○○/当座 xxx
雑収入 ▲▲▲
この雑収入と言うのは、保険会社に別で積み立てていた保険を名義変更して個人名にして退職金とした為、一旦当社に入って、退職金として支出したと言う意味合いです。

上記の仕訳ではB/S上の動きのみでP/Lには反映されないのですが、P/L上の特別損益で表現する場合は、どのような仕訳をしたら良いのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

次のようになります。



(1)保険会社からの入金時...現・預金/雑収入

(2)役員への支払い時...役員退職慰労金/現・預金

(3)引当金の取り崩し...役員退職引当金/役員退職慰労金

このうち、雑収入と役員退職慰労金がP/L科目です。

ご質問のような仕訳のままですと、退職慰労金を損金処理したことになっていないので、税務上問題が生じるおそれがあります。
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役員退職金は、その確定した時点において税法上損金算入が認められていますので、


P/L上でその総額が表記されるようにします。
また、雑収入も法人税申告書の付属明細書で、明細を記入するよう求められています。
従って、貸借消去して総額が表記されないようなことはなるべく避けたいものです。

#1の方と(1)、(2)は同じですが
引当金の取り崩し処理は

  役員退職慰労引当金/役員退職慰労引当金戻入

とします。この戻入は特別損益のうちの特別利益ですが、税法上 益金不算入で、
従って差し引きすると、引当金分の退職金の経費が損金と認められることになります。
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