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母の検査について、お尋ね致します。

狭心症の疑いがあり、心臓血管造影検査をすすめられているのですが、重度のヨードアレルギーがあり、躊躇しております。

昭和40年頃、胆石の検査の為、造影検査を受けたところ、ヨード剤注入後、瞬く間に全身に碁石の様なじんましんが出現、即検査は中止になり、その後、ヨード剤による全身のじんましんの治療の為、2、3ケ月の入院を余儀なくされました。それ以来、一切造影検査は受けておりません。この様な状態ですので、ヨード剤の改良が進み、不純物が少なくなったとはいえ、副作用が大変心配です。

最近、ヨードアレルギー患者でも受けられる、マルチスライスCTによる、心臓ドックがあると聞きました。その検査では、イオパミロンという造影剤を使用するらしいのですが、重度のヨードアレルギーがある者でも、このイオパミロンの使用が可能かどうか、素人の私どもには、その判断が出来かねます。

イオパミロンというものは、どの様な薬なのでしょうか?ヨードアレルギーの者でも、これなら副作用なく、安全に使用出来るのでしょうか?

お医者様のご意見で、昔と今とでは、ヨード剤の質が違うので、使用出来るのではないか…とのご意見もあるのですが、逆に、アレルギーがある場合、どんなに改良が進んでも、使用は不可、禁忌である…とのご意見もあり、どうしたらよいものかと、悩んでおります。重度のヨードアレルギーであっても、安全に使用出来る造影剤、もしくは、造影剤不使用で出来る心臓血管検査法や、それらを受けられる医療機関等が(大阪近辺等で)ございましたら、お教え頂ければ、大変嬉しく存じます。良いアドバイス、どうか宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

イオパミロンもヨード造影剤の一種であり、ヨード過敏症の既往のある患者には禁忌です。

ヨード過敏症はかならずしも不純物によるものでなく、むしろヨード化合物そのものによるものなので、近年でも安全性についてはさほど変わってません。安全性の改善というのは、浸透圧比が減少して血管への刺激が少なくなったことを指していると思います。過敏症とは別問題です。
ある種の重症脳梗塞に対する血栓溶解療法など、アレルギーの危険性を疾患の危険性が上回るような状況の場合は、そのリスクを覚悟の上でステロイドでアレルギーを押さえ込みながら治療や検査に踏み込むことは稀にあります。ヨード過敏症患者に絶対安全なX線造影検査はありえないと思います。冠動脈について、MRIなどヨード造影剤を使わない方法があるかどうかについては存じ上げません。
 どこの医師に相談するにしてもヨード過敏症の件については詳細に申告してください。少々の狭心症ならば、造影検査をしないのが最善だとわたくしとしては思いますです。
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イオパミロンの添付文書には、



禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者
2.重篤な甲状腺疾患のある患者[ヨード過剰に対する自己調節メカニズムが機能できず,症状が悪化するおそれがある.]

の記述があります。
禁忌ですから、これを相当に上回る効用が無い場合は使用しないのが原則です。

尚、イオパミロンの添付文書は、
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7219412A2068_ …
にて参照できます。
左下にPDFが用意されていますので、ダウンロードしてお読みになるのが良いかと存じます。
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他の方もおっしゃっているようにイオパミロンはヨード造影剤になりますので、やはりお母様には使用できないと思ってください。


しかも、心血管を見たいのであればCTであっても造影剤は必須です。

あえて、やるとすればMRIで非造影で行う方法です。
ただ、検査時間は30分と少々長いですので、その間お母様が耐えられるかどうかです。
またガドリニウム造影剤は使用する可能性があります。
こちらは、ヨード系ではないので大丈夫だとは思いますが、使用するとなればやはり医師の方にきちんとヨード過敏症だということもお伝えしてください。
大阪近辺でMRIの心臓検査が出来る病院は・・・
・三菱神戸病院(Q&Aがあったので一応URL;http://www.mhikobe-hp.jp/news/sensei/27.htm
・姫路循環器病センター
・京都府立医科大学病院
・和泉市立病院
・関西医科大学
・和歌山南放射線クリニック
・国立循環器病センター
・大阪警察病院
検査数が多く有名なところを中心にあげてみましたが、Googleとかで『心臓 MRI』で検索するとかなり出てきます。
そちらも参考に見ていただければと思います。
良い病院が近くで見つかる事を祈っております。
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イオパミロンもヨードアレルギーには禁忌のようです。


http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt …

ヨード系造影剤だけのアレルギーなら、MRIによる検査方法もあります。
心臓MRI、冠動脈MRIなどで調べてみられたらよいかと思います。

他には負荷心筋シンチという検査もあります。
血管のこまかい状態はわかりませんが、
心筋に流れる血流がたりているかどうかの判断はできます。
http://www.ksnm.umin.ne.jp/ivent/pamph/myospect. …

負荷心筋シンチまで受けられて狭心症の疑いが強いのであれば
造影検査が必要になるのでしょうが、重度の狭心症でなく
症状などが落ち着いた安定した労作性狭心症なら
造影検査をせずに狭心症に対する内服薬で症状を抑えてしまう
という方法もありかと思います。

安定した労作性狭心症に対する心臓のカテーテル治療と内服治療では
長期的な死亡率などはかわらないとされています。

お母様の詳しい症状や病状もわかりませんので詳しくは
主治医と相談されてください。
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この回答へのお礼

大変申し訳ございませんが、ここに纏めてお礼させて頂きます。
詳しいご説明、沢山の情報、本当に有り難うございました。全てのアドバイス、大変参考になりました。どんな造影剤であれ、危険であるという事がよく理解出来ましたので、造影検査は控えたく思います。唯一可能とされるMRIでの非造影検査を、今後考えてみたく思います。
全ての方々にポイントを差し上げられないのが残念でなりません。
inogeさん、Nazogramerさん、iruka_kさん、k177さん、よきアドバイス、本当に有り難うございました。感謝申し上げます。

お礼日時:2007/11/30 21:19

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