ギリギリ行けるお一人様のライン

テレビを見ていたら、出ている人の「友達」という言葉に対して、
字幕に「友だち」という言葉が使われていました。
普通なら「友達」と表記すべきではないかと思ったのですが、
何か「友達」と「友だち」とは違いがあって使い分けられているのではないのでしょうか。

ぐぐっても出会い系サイトとかばかりヒットして答えは出ませんでした。

A 回答 (7件)

言葉は人と人とを結ぶコミュニケーションの手段です。


お互いの間に使用法について共通した約束事がなければ通じません。
日本語に関する約束事の代表的なものは、
・「常用漢字表」および「常用漢字音訓表」
・「現代仮名遣」
の二つです。

「常用漢字音訓表」によれば、「達」の読みは「タツ」しか載っていず、「タチ」とは読めないのです。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20071 …

もちろん、「常用漢字表」も「現代仮名遣」もともに前文に書かれているのですが、これらはあくまでも公用文や法令、新聞雑誌テレビなど、一般の日常生活における国語使用の指針に過ぎません。

詩歌や小説、個人の日記、学術専門書などにまで制約を及ぼすものではありません。

日本語に関して詳しくは、主務官庁である文化庁の『国語施策情報システム』をどうぞ。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

放送は常用漢字音訓表に則って行われたのかもしれないですね。
でも特殊な読み方をしているわけでなく、日常使われている言葉なので、
なんだか違和感を感じますね。

お礼日時:2007/12/04 19:49

「友達」の「たち」は、複数形を示す接尾語の「たち・だち」に「達」の字を当てたものですが、現在は1人でも「友だち」と言ったりするように、複数・単数に関係なく「ともだち」が使われます。


Google検索でも "友達たち" という表現が20万件以上もヒットしますし、平安時代の『伊勢物語』に「友だちども」とあることからも、古くから単数形が用いられていたことがわかります。

で、表記については、
・「当用漢字音訓表」(1948年公示)には、音読み(漢音)の「タツ」しかなかった。
・本来、「達」は当て字だという認識があった。
・これらの事情から、公用文や教科書では「友だち」と混ぜ書きされるようになった。
という経緯があります。

その後、「当用漢字音訓表」の「付表」(1973年公示)に、当て字や熟字訓のひとつとして「友達(ともだち)」が追加されました。また、1981年の「常用漢字表」の付表にもそのまま「友達(ともだち)」が収載されていますので、公用文や教科書でも「友達」と表記できることになっています。

マスコミ各社の用字用語集(*)でも、「ともだち」は慣用表記の「友達」を用いることになっています。
(*) 共同通信、時事通信、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、NHKの用字用語集で確認。

ちなみに、「私たち」「君たち」など、本来の接尾語としての「たち」は、漢字ではなく平仮名で「たち」と書くのが決まりです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

マスコミは「友達」を用いることになってるのですか。
としたら、私の見たものは厳密には違反なのかもしれないですね。

お礼日時:2007/12/10 20:23

公用文関係の表記揺れかなと思ったらずばりその通りでした。


「言葉の手引き」(参考URL)によりますと、
・かつては「達」に「たち」という読みが認められていなかった
・そのため「ともだち」の公用文表記は長らく「友だち」とされてきた。
・のちに「達」の用例に「友達」が認められるようになった。
・複数形を表す「たち」とは異質であるため「私達」は不可で、「私たち」と表記すべき
という流れであるようです。
概ね#2さんの通りであり、意味に違いがあるわけではなく、ただ単に文書表記の決まり事が揺れている段階にあると言うところです。

なお、公文書の書き方には必ずしも従う必要はありませんが、これに従えば統一感がありますよ、というものです。個人的に表記ルールを持っていればそれで構わないでしょう(それが日本語として間違っていなければ)。

参考URL:http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/shoukoku/kotoba/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

最初は「達」は「たち」と読まれなかったのは意外でした。

お礼日時:2007/12/10 20:21

この場合、意味としてはたぶん同じと思います。



出版や放送などの各メディアでは、ある単語を漢字書きにするかかな書きにするか、
会社ごとに独自の基準を定めていることが多いようです。

というのも、日本語はかなでも漢字でも書ける単語、というのがほとんどなので、
何らかの拠り所がないと、担当者によって漢字ばかりだったりかなばかりだったり、
という事態になってしまいかねないからです。
多くの場合はNo.2さんの「常用漢字表」に音訓が載っているかいないかをおおよその基準にしているようです。

もちろん、何らかの使い分けをしている可能性も完全に否定できるわけではありませんが、
単にそのテレビ局では「トモダチ」を「友だち」と表記する決まりになっている、と考えるのが最も自然と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

放送する上では「友だち」になるのですか。
でもやはり自分の中では「友達」で定着してるので、ちょっと違和感ですね。

お礼日時:2007/12/04 19:57

言葉が使われる場面や、発言者の年齢、性別とかにもよっても違って来ますね。


小さな子供の場合は、
「ともだち100人できるかな?」
みたいに。
いずれにしても原則的なものはなく、あくまで書き手の感性で選ぶことになると思います ( ^^
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

使い手はいっぱしの高校生だったので、その辺は微妙なところですね。
子供かどうかというところで、ですが。
大人から見たら子供なのですかねえ。

お礼日時:2007/12/04 19:55

意味は同じですが、かなを交える事で相手に与える


イメージをソフトなものにしている=ソフトなイメージを
与える為に友達で泣く友だちと表記しているのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ソフトな感じになりますか。
でも普段使っているのは「友達」なんで、ちょっと違和感です。
私としては。

お礼日時:2007/12/04 19:51

同じだと思うんですが、こんな回答が。



「友達」と「友だち」の違いってなんですか
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

こういう見方もあるんですかね。
知らなかったですが…

お礼日時:2007/12/04 19:47

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