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花火がぱぁっと開いた。
という一文のぱあっとは擬態語ですか??それとも擬音語ですか??

擬音語と擬態語の区別がうまくできません。
擬音語は音とか声をあらわすもので、擬態語は様子をあらわすものですよね。
でもややこしいものも中にはあると思います。
簡単な見分け方があれば教えてください。
あと、擬音語、擬態語はすべて副詞になるのでしょうか??

知識があまりない中、文法の勉強をしています。
よきアドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。

10/29のご質問ではお返事を有難うございました。

ご質問1:
<花火がぱぁっと開いた。という一文のぱあっとは擬態語ですか??それとも擬音語ですか??>

擬態語になります。

1.理由は、花火が開いた時、「ぱぁっと」という音はしないからです。

2.「花火がパー-ンと開いた」だと、そう聞こえますから、擬音語と判断できます。


ご質問2:
<擬音語は音とか声をあらわすもので、擬態語は様子をあらわすものですよね。>

おっしゃる通りです。

1.擬音語は擬声語とも呼ばれ、自然現象の音にまねて作った語のことです。
例:
コケコッコ-、メェメェ

2.擬態語は物事の状態・様子をそれらしく表した語です。
例:
にこにこ、べったり

3.見分け方は、「そう聞こえるか」否かで、意外と簡単です。同じ表記でも、それが「音声」を表せば擬音語になり、「様態」を表せば擬態語になります。
例:
(1)擬音語:
「車のクラクションが、ぱぁっと鳴った」
そう聞こえたわけですから、擬音語になります。

(2)擬態語:
「花がぱぁっと散った」
花が散るのに、そう聞こえませんから擬態語になります。


ご質問4:
<擬音語、擬態語はすべて副詞になるのでしょうか??>

必ずしも副詞とは限りません。

1.例えば、「はぁっと」は副詞ですが、これは引用を表す格助詞「と」が接続して、初めて副詞の働きになります。

2.「ぱぁっ」だけでは、「感嘆詞」「間投詞」とも取れるのです。
例:
(1)感嘆詞:
ビールをひと飲みして、
「ぱぁっー!やっぱりビールはうまい!」

この「ぱぁっー」は「プハァー」などと同じ、美味しい感動を表す「感嘆詞」になります。

(2)間投詞:
話し始めた赤ちゃんが「パパ」と呼ぼうとして、
「ぱぁっ、ぱぁっ」

この「ぱぁっ」は、パパに対する呼びかけとして、「間投詞」となるわけです。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。
1、2、3に関しては納得のひとことです。
参考にさせていただきます。
4に関してですが、
すべてが副詞ではないということはわかりました。
学校文法でもすべて副詞ではないとおしえているのでしょうか?
ご存じでしたらお教えください。

お礼日時:2007/12/05 23:52

No.3です。

早速のお返事を有難うございます。補足質問にお応えします。

その前に、昨日回答した後気づいたのですが、訂正があります。

4の2つの用例、
「ぱぁっー!やっぱりビールはうまい!」
「ぱぁっ、ぱぁっ」
は擬音語・擬態語ではありませんので、無視して下さい。

これらは、回答に書いている感嘆詞、間投詞の通りですが、音や様子をまねて表したものではなく、ただ、独自の「言葉」として発せられたもので、れっきとした単語になります。

下は、「パパ」に相当する名詞ですが、ここでは呼びかけになっているので、「間投詞」の分類で結構です。

従って、擬音語・擬態語で、感嘆詞、間投詞の分類はありません。失礼しました。


ご質問:
<学校文法でもすべて副詞ではないとおしえているのでしょうか?>

基本的には、格助詞「と」がつくものつかないものを合わせて、副詞として使われる擬音語・擬態語の方が多いと思います。両語とも、「様子」を表す語として、修飾語の用法が多いからです。

例:
「にっこり笑う」
「にっこりと笑う」
「と」の有無にかかわらずどちらも擬態語です。

副詞でないとすれば、詩の中などで、独立語として機能することはあります。
例:
どんどん、どんどん・・・・・
遠くで太鼓の音がする。

この場合、擬音語「どんどん」は、聞こえる音として、独立語の分類でいいでしょう。述語「音がする」にかかる修飾語、ともとれますが(その場合は「どんどん」は副詞になります)、詩的余韻の効果を出すには、後文にかかる用法ではなく、独立語としてこの部分で終らせた方が、余韻の残る効果的演出となるでしょう。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

丁寧にお答えいただいたので、とても勉強になりました。
また質問することがあるとおもいます。
そのときはよろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/12/06 21:01

確かに、どちらとも言える、とう語はありますよね。


しかし「どうしてもどちらかに決めたい」という要求は、学問的な探求以外では感じませんけれど。
もともと欧米語では区別していません。日本語訳を作るときに、何かの拍子で分けてしまったものでしょう。
もし「次の語は擬音語か擬態語か」なんて試験問題を出したら、アホな教師だと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/12/06 20:57

カタカナであらわせるものは音となりえますので、擬音語であるといえるでしょう。


この場合、花火がぱぁっと開いた。
は、パァという音はしません。ですから、擬態語となります。
もっとも、#1さんといっていることは同じかもしれませんが…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

カタカナであらわせるものは音となりえるんですね!!
わかりました!!
参考にさせていただきます!!

お礼日時:2007/12/05 23:32

擬態語でしょうね。


花火が開くとき、「ぱあっ」なんて音はしないから。
「ぱあっと」は、勢い良く広がる、という「様子」を表す擬態語でしょう。
擬音語(≒擬声語)と擬態語の中には、確かに紛らわしいものもあるような気がしますが・・・基本的には、「ほんとにそんな音、する?」と考えれば、おおむね解決するように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ほんとにそんな音、する?
で解決ですね!!

これからはその見分け方を参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/12/05 23:09

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