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聖書を題材にしている絵画ってどのようなものがありますか??
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

レオナルド・ダビンチの「最期の晩餐」「受胎告知」



ミケランジェロの「創世記」「最期の審判」

ルーカス・クラナッハまたはアルブレヒト・デューラーの「アダムとイヴ」

その他、ルーベンス「ヘロデ大王による幼児虐殺」やラファエロなど1517年《宗教改革》以前のルネッサンスの著名な画家のほとんどが聖書を題材にして絵画を書いていると思いますが...。

なぜかというと、ルターが95か条の提題を唱える前までは、聖書はラテン語のみで、またカトリック教会は教会に貢(みつぐ)者は天国に行けると教えていたので、巡礼者を呼ぶために、著名な芸術家に絵画(聖書を読めない人でも、聖書の内容が分かるよう絵を描かせるため)や彫刻(キリストや聖人の像、司教の墓碑などを造らせるため)を依頼しました。巡礼者を多く呼べるカトリックの教会の司祭は王様のような権力や生活水準を持つことが出来たので著名な芸術家はたいへん重宝がられました。

宗教改革後は聖書がドイツ語で印刷されたことや、ルターが敬虔な進行によって天国に導かれるようなことを説いたのでカトリック教会に寄付や献金をする者がほとんどいなくなり、聖書の内容の絵画もほとんど必要性がなくなりました。
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この回答へのお礼

とても詳細な回答ありがとうございます。
日本では考えにくいですが欧米の方にとって聖書とは本当に身近な存在だったんですね。

お礼日時:2008/01/12 08:43

Mumin-mama様のご意見は、カトリック・プロテスタントの西欧文明を中心とした議論ですので、捕捉させていただきます。



日本では、カトリックとプロテスタントくらいしか一般的には知られていませんが、もうひとつ、大きな流派があります。東方正教会という流派で、ギリシャ、ロシア、グルジアなどが含まれます。また、東方正教会に近いものの独自の理論をもったアルメニア正教会のような例もあります。

東方正教会の美術は、ルネサンスによる人体を解剖学的に正確に描くという習慣を持っておらず、総本山のあるコンスタンチノープルのスタイルを真似した職人的な作品が多いのが特徴です。このような作品を、イコンと呼びます。が、やはり名作というものは存在し、ただのコンスタンチノープルの手本のマネを超えた光を持っている作品は多数、見つかります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
東方正教会というものを初めて聞きました。
イコンというものもこれから詳しく調べたいと思います。
貴重なお話ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/12 08:45

数が多すぎて絞り切れないので補足をお願いします。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
そんなに数が多いということも知りませんでした。
少しは自分で調べてから質問するべきでした。ありがとうございました。

補足日時:2008/01/12 08:39
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