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「実年代」とはなんですか?

A 回答 (2件)

No.1です。

また出てきました。
前回の回答はまるでだめですね。
今回はすっきりと行きましょう。

土器編年というものがあります。これは遺跡の重なり具合や模様の変化などから、前後関係を土器についてまとめてできたものです。
それに対して、近年、と云っても約半世紀ほどになるはずですが、新しい二つの方法が編み出されたのです。
一つは年輪年代法です。これは年輪の厚さの変動のサイクルを、同じ樹種をつらねて紀元前にいたるものです。これによって法隆寺の五重塔の芯柱の伐採年を594年としたのは、まだ10年も前のことではないですね。
もう一つの方法は、放射性同位元素の半減期を利用するものです。「カーボン14」の量を測定するのです。
そしてその二つの方法を合成することができます。つまり、594年に形成された木材のカーボン14の計測をして、より確かなデータをそろえていくのです。
そうした作業によって、弥生時代の始まりとみなされていた土器が紀元前10世紀まで遡る、という衝撃的な発表がなされて既に、10年になろうとしています。これが「実年代」です。
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考古学の対象は遺跡や土中の遺物です。

その年代を特定することはとても難しいことです。文字による記録「歴史」において
「斑鳩寺火付リ。一屋も余すところなし」
とあったとしても、法隆寺と同一の寺であるのかどうか定めることは容易ではありません。若草伽藍が焼失している状況をそれと同定することができるかどうかです。
焼けた木材が出土していれば今日においては「炭素14法」で、測定が可能です。その測定は、絶対的です。
今日、法隆寺五重塔はその芯柱の伐採がはっきりしてきたので考えやすくなっています。でも再建論とは矛盾します。
エーっと、おしゃべりのしすぎでした。
出土した住居址が重なり合っていることは多いのです。その際どちらが先に建てられたのかは、比較的簡単に割り出せることができます。実はその「相対年代」でものを考えてきたのか、わかると楽しいです。床面にある状態のものが時代を示すのです。
それで日本では土器を細かく観察することで、土器による相対年代を行っていました。それに対して、年輪年代法や炭素14の測定、が行われるようになったのです
そうした相対的に決まる年代に対し、実際の年代を指す、というのが大まかな回答でしょうか。
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