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談話文法に関する本を読んでいましたら、前提と断定の関係で次の説明がありました。
一般論として、談話分析の観点から言えば、主節が「断定」されるのに対し、従属節の一つである関係節は「前提」とされるのが普通である。ただし、この基本原則に外れるケースもある。
1. I met the girl who speaks Basque.
2.I met a girl who speaks Basque.
1は、私がある女性に出会った、という内容が「断定」であり、その女性はバスク語を話す人であった、というの内容が「前提」である。
一方、2は、「関係節は話者によって断定される...Zwacky(1971)によると、不定(indefinite)名詞に続く関係詞の中身は断定の対象になる.」
以上のように書かれていました。
私は、命題レベルで、発話される際に話し手が聞き手と共有していると思っている情報(「旧情報」)を「前提(presupposition)」、共有していないと思っている情報(「新情報」)を断定(assertion)ぐらいの理解はできているつもりです。
しかし、
(1)2の文において「関係節は話者によって断定される」という部分、
また、関連して、
(2)一般論として、「不定(indefinite)名詞に続く関係詞の中身は断定の対象になる」という点、
が共によくわかりません。
解説をよろしくお願いいたします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
すいません。自分自身は、決して英文法の系統だった勉強をしたわけではありません。学生時代は、ほとんど授業には出ず、ただ、言語学の定期試験を受けて、その試験返しのときの解説を聞き、ああそんなことなんだと納得をしたのを覚えているぐらいのものです。ですから、自分が述べさせていただくのはあくまで自分の感覚であって、英語学などの定説と言うわけではありません。また、いわゆる「学校文法」というものは、本当のところ、自分もよく分かっていません。教科書の解説などは、非常に大まかなものですし、確か自分が読んだもう5年以上前の文科省の規定には、そういう説明は一切なかったからです。(A)
1.について:
>「要するに、新情報は先行詞自体ではなくて、関係節の内容であるということではないでしょうか」という部分ですが、これは学校文法で言うところの「継続用法」と重なりますか?
はい、多分(多分と言う言い方自体がおかしな表現ですが)ほぼ同じことだと思います。
>もしそうならば、前掲の文2の関係詞whoの前にカンマはありませんが、厳格に言えば(つまり、学校文法に従えば)関係詞whoの前にカンマを振るべき場合を想定でしょうか?
はい、ほぼ同じことだと感じます。
>つまり、文2の場合に意味的には先行詞を関係詞以下が補足説明する場合であっても、関係詞whoの前にカンマはなくてもよいか?
はい、そう思います。
あまり自分でもまとまっているとは思えないのですが、自分の頭に浮かぶことを幾つか書かせていただきます。
1.もともとカンマは書き言葉でしか使えず、話し言葉ではカンマは表現しようがないはずです。よって、カンマのあるなしは本来たいした問題ではないのではないでしょうか。また、いわゆる翻訳についての技巧を説明する本に、制限用法を継続用法で訳した方が日本語として自然であると言う記述があります。
2.もともと、現実の状態が制限用法で表現しても、継続用法で表現しても同じであることがよくあると思います。例えば、それが、I met a girl who speaks Basque.であるはずです。これは、自分は実際に会ったので、その会った時に知っているが、聞き手であるあなたはまだその存在を知らない、「バスク語を話す少女」に会った、と言っているわけです。そして、これ以外の現実はないはずであり、I met a girl, who speaks Basque. と書いても意味は同じであるはずです。これと正反対の状態、つまり、話し手は知らないが、聞き手は知っていると言う状況を示す文は、例えば次のような文があるのだと思います。Give me an update on the meeting with the client.関係代名詞は使っていませんが、update that is on the meeting となっていると考えることが出来ます。これをGive me the update にすることは普通しないと思います。
>2.「ただ、自分の感覚としては、関係節が付いていても必ずしも不定冠詞が付かないこともあると感じます。」の部分
これは、今読み返してみると、ちょっと何を考えていたか、自分でもよく思い出せない文章です。すいません。たぶん、次のようなことを考えていたのだと思います。
つまり、普通は、関係詞で修飾されるとその分だけ限定されるので、限定されていると言う意味で定冠詞(the)が付く。しかし、中には、I met a girl who speaks Basque.のように不定冠詞(a)がつく場合もある。要するに、関係詞節で限定されようがされなかろうが、その句自体、つまり、先行詞+関係詞節、が新情報と捉えられれば不定冠詞が付くし、そうでなければ不定冠詞はつかない。
ただ、これは、今読んでみるとあまりにあたりまえのことですね。つまり、「関係詞節がつくから、その限定を意味する定冠詞がつく」という論理ではなく、「先行詞+関係詞節全体が新情報かどうかで不定冠詞が付く付かないの判断をする」というだけの話ですから。
これは、例えば、the happy Aliceのような表現があることからも分かることで、どこまでを新情報として捉えるかどうかというだけの問題だと思います。
「謎解きの英文法 冠詞と名詞」くろしお出版 という本があります。これの162ページに、次のような文が載っています。
A:I'm hungry. Is there anything to eat?
B:Well,there's the left-over apple pie from last night.
このBの文章は、定冠詞がついていますが、要するに、there's 構文であるためにthe left-over apple pie はAに対しては新情報として機能しているわけです。でも、定冠詞がつくのは、状況として他にはアップルパイがないからで、Bは、昨日の残りのアップルパイがあるだけと知っているので定冠詞が付くということです。Aも言われてみれば昨日の残りがあったと気が付くという前提があるわけです。要するに、現実問題として相手も知っていることであれば定冠詞がつく。しかし、相手も知っているはずのことを、文脈として相手に取り新情報であるとして述べる場合は、There's the...として述べることができる。There's で「文脈として新情報」ということを示し、the left-over apple pieで「相手に取り新情報」ということを示している、ということです。
(B)
>「「バスク語を話す女性」という存在が、the付きで表現できるほどは常識として共有されていず、その共有されていない部分が「バスク語を話す」という部分...バスク語ではなくアルメニア語を話す女性なら社内、または学内に(一人)居て、結構、みんながその存在を知っているので、the girl who ...と表現できるが、「バスク語」と言うときは、ほとんどの人々がその存在を知らず、新情報として表現するしかないと」いう場合には、先行詞(a girl)の後の関係詞whoの前にはカンマを付す必要が、少なくとも学校文法レベルでは、あるように思う。
状況を日本語で表現すると、「君の知らないある少女にあったんだ。その子は何とバスク語を話すんだ。」であれば、カンマが必要になるのでしょう。でも、「君は知らないと思うけど、何とバスク語を話す少女に会ったんだ。」であれば、カンマは必要がないと思います。つまり、「バスク語を話す少女」という意味の塊で新情報かどうかを判断すれば、カンマは必要がないと思います。反対に、「ある少女」自体が新情報と言う扱いなら、当然、カンマが必要になるのでしょう。多分ですが、学校文法という枠の中では、どこまでが意味の固まりかと言う判断をしないで説明すると言う習慣があるのではないでしょうか。
多分、この議論は次のようなものであると思います。
the sun のように、この世に一つしかなく、また、「一つしかない」と言っているので当然ですが、可算名詞である場合、それが色々変化した時、その変化した状態を表現するには、不定冠詞を使うしかない。a red sun とか、a white sun のように表現するしかないわけです。つまり、みんなが太陽や月のことは知っていて、その意味で、照応的、または、限定されているが、それが何らかの変化、つまり新情報をもったとき、定冠詞をつけて表現するわけには行かないので、不定冠詞をつけて表現するしかない。the blue moon と言えないとは思いませんが、a blue moon でも良いわけで、この方が、「あなたは知らないだろうが、あのみんなが知っている月が青かったんだよ」という感覚が出るのだと思います。
追伸:読み返してみて、自分でも疑問に思う点が出てきました。
>2.もともと、現実の状態が制限用法で表現しても、継続用法で表現しても同じであることがよくあると思います。例えば、それが、I met a girl who speaks Basque.であるはずです。これは、自分は実際に会ったので、その会った時に知っているが、聞き手であるあなたはまだその存在を知らない、「バスク語を話す少女」に会った、と言っているわけです。そして、これ以外の現実はないはずであり、I met a girl, who speaks Basque. と書いても意味は同じであるはずです。
は、違いますね。
I met a girl, who speaks Basque. は、自分は以前から知っているが相手は知らない少女に会い、相手が知らないので、その説明のために、「バスク語を話すんだよ」と付け足している、と言う状況とも言えます。
でも、やはり、カンマなしでもこの状況を意味できるはずです。つまり、相手が知らない少女であるからには、「ある少女」であろうと「バスク語を話すある少女」であっても、相手が知らないことに変わりはないからです。相手が知らないのであれば、a girl になるしかなく、「バスク語を話す」という部分に不定冠詞をつけるわけにはいかないですから。
No.6
- 回答日時:
No.5です。
タイプミスがありました。(A)の最後の文章です。>しかし、相手も知っているはずのことを、文脈として相手に取り新情報であるとして述べる場合は、There's the...として述べることができる。There's で「文脈として新情報」ということを示し、the left-over apple pieで「相手に取り新情報」ということを示している、ということです。
は、次の文が正しいものです。>> <<の部分が訂正部分です。
>しかし、相手も知っているはずのことを、文脈として相手に取り新情報であるとして述べる場合は、There's the...として述べることができる。There's で「文脈として新情報」ということを示し、the left-over apple pieで>>「相手に取り旧情報」<<ということを示している、ということです。
失礼しました。
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No.4
- 回答日時:
簡単な問題をわざわざこじらせている印象を受けますが、結局は関係代名詞の制限・非制限用法の問題に還元できるのではないでしょうか?
あと、「断定」というのは「限定」のことではないでしょうか?
最初の文では定冠詞がついていますので、バスク語を話す少女は聞き手も知っていることを前提としているというか、過去に話題になったこともあり、該当する少女は一人しかしませんが、2番目の文では不定冠詞ですので、その少女は特定されません。
見当はずれな回答でしたらすみません。
参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
ご回答ありがとうございます。
「簡単な問題をわざわざこじらせている印象を受けますが、結局は関係代名詞の制限・非制限用法の問題に還元できるのではないでしょうか?」
といただきました。私の疑問を制限・非制限用法に絡めてご回答#1の「補足」に書きました。
No.3
- 回答日時:
Gです。
こんにちは!! お久しぶりです! お元気でしたか?このご質問の引用を読んで「専門用(らしき)二文字の漢字を使っていかにも学術的らしきことを言っているように見えるのでかなりの「初学者」都文法学者さんたちは私とは違う感想を得たと思います。
私の感想ですか? <g> ばかばかしい、とまで思いましたよ。 この人のいったことがです。
定冠詞と冠詞の使い方の違いを述べた事だけに過ぎないと言うことではないでしょうか。 それを別の視点から見てその人の言葉に代えただけですね。 また、ある「自分なりの分析論」を紹介して、その「学校文法がお得意とする」例外と言う言葉を使って何とか自説を何か勝ちのあるもののように、布石を置いた、と言う事ですね。
この文章の意味合いは#1さんのご説明とおりだと思います。
実践話術への能書き、と私が分類したらおかしいですか?
参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
No.2
- 回答日時:
お書きになっている前半の部分を読む限りでは、
引用部分の論旨の運びがよく分からないのですが、
1. I met the girl who speaks Basque.
2. I met a girl who speaks Basque.
という文は「例外もある」という例外の文として掲げて
いるのですか?
それとも、この2つの文章が
>主節が「断定」されるのに対し、従属節の一つである
>関係節は「前提」とされるのが普通である。
という説明に該当する文というわけなのですか?
この回答への補足
「補足要求」にお答えします。
●
1. I met the girl who speaks Basque.
2. I met a girl who speaks Basque.
という文は「例外もある」という例外の文として掲げて
いるのですか?
⇒
上の文2が「例外の文」として掲げられています。
●
それとも、この2つの文章が
>主節が「断定」されるのに対し、従属節の一つである
>関係節は「前提」とされるのが普通である。
という説明に該当する文というわけなのですか?
⇒
文2が
主節が「断定」されるのに対し、従属節の一つである関係節は「前提」とされるのが普通である。」
という説明の「例外の文」として掲げられています。
⇒
No.1
- 回答日時:
用語の問題が多分、こう言うことについて話をする時にまず問題になりやすいと思います。
「断定」という言葉や、「前提」という言葉がどう言う意味を持って使われているのか、多分、この掲示板を見ていられる方の多くはあまり関心がなく、常識的な意味として使っているはずです。その意味で、この掲示板に、このような質問をされるのは、多少、場違いという感覚を持ってしまいます。でも、面白い問題ですよね。自分も同じような問題を考えたことがあります。
>命題レベルで、発話される際に話し手が聞き手と共有していると思っている情報(「旧情報」)を「前提(presupposition)」、共有していないと思っている情報(「新情報」)を断定(assertion)ぐらいの理解
をするということを前提とすると、
>一般論として、談話分析の観点から言えば、主節が「断定」されるのに対し、従属節の一つである関係節は「前提」とされるのが普通である。ただし、この基本原則に外れるケースもある。
>1. I met the girl who speaks Basque.
>2. I met a girl who speaks Basque.
>1は、私がある女性に出会った、という内容が「断定」であり、その女性はバスク語を話す人であった、というの内容が「前提」である。
>一方、2は、「関係節は話者によって断定される...Zwacky(1971)によると、不定(indefinite)名詞に続く関係詞の中身は断定の対象になる.」
ということは、つまり次のようなことでしょう。
新情報とは、話者または聞き手が知らなかったことを述べているものですから、I met the girl who speaks Basque.は、「その女性に会った」と言う新事実を述べていると言う意味で、「断定」で、the girl と定冠詞が付いていて、その定冠詞の意味はwho speaks Basque と限定を受けているという意味であり、その限定のことは、theが付いていることからわかるようにすでに共有されている情報なので、「前提」であるということでしょう。多分、背景には「バスク語を話す女性」という存在がかなり珍しいものであり、そう言えば、話題としてその前に出ていなくても定冠詞をつけることができるほど情報の共有が出来ているということでしょう。
それに対し、I met a girl who speaks Basque.は、「ある女性に会った」と言う新事実を示し、その意味で「断定」です。また、who speaks Basque は、「ある女性」についての説明、つまり、女性の特定をしているとも取れますし、単に、「ある女性」の特徴を述べているだけとも取れます。つまり、意識として、「バスク語を話す女性」はthe をつける対象だと感じるか感じないかという問題があるというだけのことです。
多分、今の日本で、「月に行ったことのある人」と言えば、普通、the付きで表現するでしょう。例外は、複数の月に行った人を話題にして、まだ別の人がいるよとでも言うときです。そうでなければ、「月に行く」と言うこと自体が非常に珍しくまた多くの人の関心のあることで、多くの人が特定の人しか行っていないと言うレベルで少なくとも情報の共有はできているのですから、the付きで表現するはずです。これを「アメリカに行ったことのある人」とすると、the付かどうかは全くの文脈依存になります。いっぱいそう言う方はいるわけで、それだけでは十分な特徴とは言えないわけですから当然、普通の状態で定冠詞をつける訳には行かないわけです。
つまり、「断定の対象になる」という言い方が多分巧妙な点で、「断定」つまり、新情報としての扱いもできるし、そうでない扱いもできると言うことなのでしょう。
よって、かなり上に述べたことと重複しますが、
>(1)2の文において「関係節は話者によって断定される」という部分、
は、関係節は、その先行詞が不定冠詞付の場合、その不定冠詞の意味を表すために使うことができると言うことではないでしょうか。要するに、新情報は先行詞自体ではなくて、関係節の内容であるということではないでしょうか。ただ、自分の感覚としては、関係節が付いていても必ずしも不定冠詞が付かないこともあると感じます。
>(2)一般論として、「不定(indefinite)名詞に続く関係詞の中身は断定の対象になる」という点、
は、まさに、「対象になる」という言い方が示しているように、不定冠詞がつく名詞は、一応、新情報ですから、その新情報と一体となった形で、その新情報の中身をになう役割を持てる、つまり、反対から言うと、その役割を持たせないこともできると言うことでしょう。
つまり、
1.「役割を持てる場合」は、「バスク語を話す女性」という存在が、the付きで表現できるほどは常識として共有されていず、その共有されていない部分が「バスク語を話す」という部分なのだと言うことではないでしょうか。バスク語ではなくアルメニア語を話す女性なら社内、または学内に(一人)居て、結構、みんながその存在を知っているので、the girl who ...と表現できるが、「バスク語」と言うときは、ほとんどの人々がその存在を知らず、新情報として表現するしかないと、一応、考えるということでしょう。
2.「役割をもてない場合」は、事態としては、上と同じで、みんなが「バスク語を話す女性」の存在を知らないが、バスク語は立派な一つの言語であり、それを話す女性は独自の存在だから、最初から「前提」としての扱いをするべきだと考えるということでしょう。つまり、この場合は、a girl who speaks Basque 全体で「新情報」と言うことであり、「バスク語を話す」と言うことが新情報ではないということではないでしょうか。現実的な事態としては、数人バスク語を話す女性がいて、そのうちの一人を新しく話題に出す場合などです。
この回答への補足
お礼が遅れてしまいましたが、ご回答をありがとうございます。
後半の「よって、かなり上に述べたことと重複しますが、」以降を興味深く拝読いたしました。実は、私にはまだ、学校文法で言うところのいわゆる継続用法と限定用法の境目のところでよくわからないところがありますので、以下の私の文にはトンチンカンなところが出てくるかもしれませんが、お許しいただいて、いま少し、私に理解できないところを(A)と(B)に書いてみました。
(A)
>(1)2の文において「関係節は話者によって断定される」という部分、
は、関係節は、その先行詞が不定冠詞付の場合、その不定冠詞の意味を表すために使うことができると言うことではないでしょうか。要するに、新情報は先行詞自体ではなくて、関係節の内容であるということではないでしょうか。ただ、自分の感覚としては、関係節が付いていても必ずしも不定冠詞が付かないこともあると感じます。
⇒
1.
「要するに、新情報は先行詞自体ではなくて、関係節の内容であるということではないでしょうか」という部分ですが、これは学校文法で言うところの「継続用法」と重なりますか?もしそうならば、前掲の文2の関係詞whoの前にカンマはありませんが、厳格に言えば(つまり、学校文法に従えば)関係詞whoの前にカンマを振るべき場合を想定しておっしゃっていると理解してよろしいでしょうか? つまり、文2の場合に意味的には先行詞を関係詞以下が補足説明する場合であっても、関係詞whoの前にカンマはなくてもよいとお考えでしょうか?(ご存知のとおり、少なくとも日本の学校文法では、関係詞以下が意味的に先行詞を補足説明する場合はカンマを付す、と教えられていますが。)
2.
「ただ、自分の感覚としては、関係節が付いていても必ずしも不定冠詞が付かないこともあると感じます。」の部分を、例か何かを挙げて補足していただけませんか?真意がいまひとつ掴めないでいます。
(B)
>(2)一般論として、「不定(indefinite)名詞に続く関係詞の中身は断定の対象になる」という点、(以下、略)
⇒
この(省略しましたが、上でお書きの)1の場合が上の(A)でご説明していただいたことだと思います。上の(A)で書いたのと同様の疑問ですが、
「「バスク語を話す女性」という存在が、the付きで表現できるほどは常識として共有されていず、その共有されていない部分が「バスク語を話す」という部分...バスク語ではなくアルメニア語を話す女性なら社内、または学内に(一人)居て、結構、みんながその存在を知っているので、the girl who ...と表現できるが、「バスク語」と言うときは、ほとんどの人々がその存在を知らず、新情報として表現するしかないと」
いう場合には、先行詞(a girl)の後の関係詞whoの前にはカンマを付す必要が、少なくとも学校文法レベルでは、あるように思いますがいかがでしょうか?
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