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出身大学別に2世3世議員の割合を調べると、東大や早稲田は全体の2割ほどしかいませんが、慶応大は6割、学習院に至っては10割が2世3世議員です。
どうして慶応大や学習院出身の政治家は2世3世ばかりなのでしょうか?


(参考)国会議員の学歴と世襲の有無

      全体   非世襲  2世3世  2世3世率
東京大 152    125     27     18%
早稲田  94     74     20     21%
慶応大  69     30     39     57%
学習院   5      0      5    100%

(大学ランキング2006、朝日新聞社)
http://www.geocities.jp/gakureking/kg.html

A 回答 (4件)

なかなか面白いデータですね。



慶応・学習院に共通していることは、
余程の大馬鹿者でない限り、
幼稚園からエスカレーターで大学まで行けることです。

たたき上げの1世議員は、自分の実力(=学力を含めた総合力)ですべてを勝ち取っています。
2世3世はそうでもなく、実力がなくても、大馬鹿者でもなれる場合があります。

たとえば、羽田孜元総理大臣(成城大出身)の息子で、
参議院議員の羽田なにがしという3世議員がいますが、
この人は成城の内部進学にさえ失敗したようで、
成城学園中から敬和学園高校(地元でも何でもない新潟の無名校)
カナダ短期留学を経て、玉川大学文学部に4浪?で入学という学歴ですが、
それでも参議院議員になっています。
(上記の経歴はほぼすべて事実の列挙なので、誹謗中傷しているわけではありません)

幼稚園入学の際にチェックされるのは、
多少の学力と、親の収入や家柄や職業です。

国会議員の年収は2000万円以上。
家柄や職業も申し分ないでしょう。

また、国会議員とコネをつくっておくことで、
何か(たとえば補助金とか)が有利になるという打算も、
学校側にはあるかもしれません。

一方の早稲田・東大は、原則として、実力でしか入れません。
実力の優れた人物が多いため、1世として世に出る人も多く、
その分、2世3世の割合が減ってしまうのでしょう。

学習院の世襲割合が100%だということは、
政治家になろうという野心や向上心や闘争心や能力のある1世は、
そもそも学習院大学には進学しないということなのでしょうね。

1、国会議員の子弟が入学しやすいため、2世3世の母数が多い。
2、実力が無くても進学できるし、2世3世は実力がなくても国会議員になれる場合が多い。
3、1世になる人が少ない。

ということだと思います。

もちろん、2世3世で、慶応・学習院出身でも、優れた政治家はいると思います。

学習院から早稲田に進学した鳩山太郎に関する記事が、
下記のリンクに載っています。

参考URL:http://plaza.rakuten.co.jp/freelance/diary/20070 …
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 まず、世襲議員が多い理由から始めましょう。



 多くの有権者は封建的な意識が抜けきれず、「地元の名士」の権威に従順なので、有力な地盤さえあれば馬鹿でも代議士になれます。つまり代議士は「馬鹿でもなれて」「(特に与党なら)収入も多く」「世間体のいい」商売なので、代議士が自分の子供に跡を継がせたいと思うのは自然ななりゆきです。

 ではなぜ、彼らは子供を慶応や学習院に入れることが多いのでしょうか? これは他の回答者の方も指摘しておられる通り、幼稚園から大学までエスカレーター式に行けるからです。このシステムには少なくとも2つのメリットがあります。

 その一つは、「親が金持ちなら簡単に入れる」こと。一度入れてしまえば、高校受験や大学受験に失敗して馬鹿がばれる恐れはありません。

 そしてもう一つは(これが一番重要なのですが)、「自分の子供が貧乏人の子供と接触する機会を最小限に押さえられること」です。
 多くの金持ちは、一般人には想像もできないほどの差別主義者であり、貧乏人(普通程度の収入があっても、彼らにとっては貧乏人です)を極端に嫌います。簡単に言えば、彼らの「なりたくない自分」ナンバーワンが貧乏人だからです。極度にスタイルを気にする人がデブを毛嫌いするのと同じような心理でしょう。したがって、自分の子供が公立の小学校に通い、貧乏人の子供と仲良くなることは彼らにとって脅威であり、絶対に避けたい事態です。

 もちろんこんな親に育てられたからと言って、すべての子供が親と同じダメ人間になるとは限りません。しかし幼稚園から慶応や学習院に通い、そのまま2世・3世議員になるような人は、親の意向に忠実だったとみていいでしょう。こんな議員には投票しないことが賢明です。
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学習院はサンプルが少ないので何ともいえませんが、


東大や早稲田は官僚になってから政治家になる人が相当数いるのではないでしょうか?
現実問題として世襲や官僚からの転進以外はよっぽどのことがないと国会議員になれないのだと思います。
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慶応に関しては幼稚舎をはじめ内部進学があるからです



幼稚舎に入るには叔父さんや叔母さんの学歴まで書く欄がありますので
親が慶応だと入りやすい上そのまま慶応大学まで進学可能です

石原慎太郎の家庭もそんな感じですよね(裕次郎が慶応)

学習院も似たような理由だと思います
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