dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

 このあいだ、NHKの「プロジェクトX」である警備会社を取り上げていましたが、番組を観てるうちにちょっと疑問に思ったことがあるので質問します。

 番組では警備員には逮捕権限がないと言ってましたが、確か現行犯などは一般人にも逮捕は認められてますよね。警備員でも深夜に警備中の会社ビルなどに侵入者がいれば逮捕もできると思うのですが、どこの警備員を見ても手錠を携帯してないですよね? なぜでしょう? 手錠の携帯は違法なのですか? 武器の携帯がダメというのなら分かりますが、でも警棒は携帯しています。ちょっと不思議に思います。
 例えば、深夜独りで常駐警備をしているビル内に窃盗目的の侵入者がいたとします。警備員は単に警棒などで威嚇してビルの外に追い出すだけが目的なのでしょうか? それなら手錠は不要かも知れませんが、いざ格闘にでもなれば、ヘタに殴りつけてケガをさせて大人しくさせるより手錠などで確保して警察に引渡す方がよっぽど安全かつ治安維持につながると思います。それに警察に連絡して引渡すまでの間にも手錠で拘束しておけば逃走や反撃の心配もないし安全なはずなのに・・・。

 そこで質問ですが、全国各地の警備会社は警備員に警棒と共に手錠を携帯させているところはないのでしょうか? もしも携帯させていないとしたら、何か法的な規制があるからなのでしょうか? 規制がないのに携帯させていないとしたら、それはなぜでしょうか?
 
 教えてください、宜しくお願い致します。
 

A 回答 (1件)

専門家ではないですが、経験知でもよろしければ.......。


>警備員は単に警棒などで威嚇してビルの外に追い出すだけが目的なのでしょうか?
はい。その通りです。警備員の目的は、侵入者を捕まえることではありません。あくまで、お客様の財産をお守りするのが、その使命です。
>規制がないのに携帯させていないとしたら、それはなぜでしょうか?
上記の通り、必要がないからです。確かに、警棒を持っている場合もありますが、それを使用するのは、本当に最後の手段です。そして、叩くのは、脚や腕等に限定されます。あくまで、自分を守るための護身用です。捕らえるためではありません。
 仮に、柔道有段者で、格闘には自信あり、としても、相手が、ピストルを持っていたら、それまでです。警棒など、何の足しにもなりません。しかも、撃たれて、負傷した場合、保障があるかというと、ほとんどの場合、ありません。
 いかがでしょうか?警備員というのは、単に、警備服を着ているだけで、本当に何の権限もありません。何か、盗難が発生したら、真っ先に疑われるのが警備員です。それほど、社会的地位の低い職業でもあります。

 ※あと、警備会社の最大手、セコ○では、すでに、ほとんど機械警備(センサーが感知すると、車で直行)です。人的警備は、下請け会社に委託しています。ちなみに、この機械警備の指令室は、まるで、巨大な情報処理センターです。余談でした。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

 お答えくださって ありがとうございます。

 なるほど、言われてみると納得できるところもあります。侵入者を発見しても、懐中電灯片手に「誰だ!!」と大声を出すだけで相手が驚いて逃げれば、財産は守れるのだし、それを深追いする必要はないのですね。
 しかし、例えば最近問題になっている「落書き」などは、捕まえて身柄を警察に引渡すなどのお灸をすえなければ減らないと思いますし、結果的に警備員を配置しても落書きの被害から顧客の財産は守れないと思います。
 ただ、やはり手錠などを携帯させると警備員個人が深追いすることで帰って危険な目に合いかねないのも事実かもしれませんね。
 でもねぇ~、一般市民が寝てる間にも身体を張っている警備員が、社会的に低い地位にあるとすれば、それはとても残念なことだと思います。警察力は、権限は絶大ですが、人手が足りないせいかそれだけでは個人の生命や財産は守れないはずです。とすれば、警備はその足りない部分を補う重要な職業だと思うし、手錠の携帯などを許可して一定の逮捕権限を与えることで、より誇りを持って仕事ができるのではないかとも思うのですが、やはり危険と隣り合わせということも忘れてはならないのかも知れませんね。

 とても参考になりました。またいろいろ教えて下さいね。

 ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/12 14:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!