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夏目漱石さんが著した小説「草枕」の18ページに「どべつつい」「へつつい」とありますが、なんのことかわかりません。調べ方がわるいのか、漢和辞典で「へつつい」の漢字も見つかりませんでした。御存知の方回答お願いします。

A 回答 (4件)

「(竈)へっつい」はかまどのことです。


かまどは江戸時代~昭和初期に、台所にあった薪(まき)や木炭で煮炊きをするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく。へっつい。かま。
 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、土で作った物が「土竈(どべっつい)」です。

http://www.city.matsumoto.nagano.jp/tiiki/sisetu …
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この回答へのお礼

迅速な回答を有難うございます!画像見ました!想像の中でもやもやしていた物語の一場面が少し鮮明になってる感じです(^∀^*)まだまだ漢字は知識不足ですが、おかげで楽しく読みすすめられそうです♪

お礼日時:2008/02/21 21:15

「どべつつい」


土塀+筒井・・・丸く掘った筒形の井戸に、土を盛り上げて、塀のように囲いをして仕上げた井戸だとおもわれます。

「へつつい」
へっつい=竃
昔、田舎の土間にあった土で作られた「かまど」だとおもわれます。
まきや、わらを焚き、大きな釜でご飯やお湯を沸かしたりします。
夏目漱石の「我輩は猫である」の文中にも登場します。


      
   
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この回答へのお礼

へっついですね;恥ずかしい事にやはり調べ方間違ってました(小さい「っ」のとこ)(笑)丁寧な回答有難うございます!それと、まだ「我輩は猫である」は読んでませんので、是非参考させてもらいます(o^_^o)

お礼日時:2008/02/21 21:28

#1でおま。


原文に
「敷居の外に土竈(どべっつい)が、今しがたの雨に濡れて、半分ほど色が変ってる上に、真黒な茶釜(ちゃがま)がかけてあるが、土の茶釜か、銀の茶釜かわからない。」
とありますから、#2さんの「土塀+筒井」は…w
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「へっつい」が何かは、もう皆さんがご回答なので、しょうもない余談を。


関西のほうでは、やはり、台所をあずかる神に敬意を表してなのでしょうか、「へっつい」に敬称を付けて「へっついさん」と言います。
同じ意味で「おくどさん」(京都だと「おくどはん」)と言ったりします。かまどの神様そのもののことをこう呼んでいる場合もあると思います。
いずれにしても、もう、「かまど」自体がない時代ですから、ほとんど死語でしょうけれど・・・^^;
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この回答へのお礼

京都出身の私ですが知りませんでした!文化に関しての雑学は私にとってとても興味深いです(*^▽^)おおきに♪

お礼日時:2008/02/21 21:41

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