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千葉県の高校の偏差値と、東京の高校の偏差値について教えて頂きたいのですが。公立については、学校の取り組みが良くないので、殆どの生徒が予備校だのみなのは分かるのですが、私立で同じ偏差値同士大学進路比較をしますと、明らかに東京の方が良いのですが、これは学校の取り組みの違いですか?それとも千葉県は(私立)滑り止めで都内から受けに来る学生が沢山いるので、合格するための偏差値と、実際合格したが辞退する偏差値の高い子は残らず、幅広く合格者を出しているため、中堅から下位層の子が残り、合格偏差値より実質の偏差値が低いからですか?
ちなみに今偏差値65位の学校を受験しようと思っているのですが、例えば、八千代松蔭、成田付属と同じ65の国学院久我山や本郷、富士見などみますと、千葉県はかなり劣ります。
又、中学付属なので中学入試の偏差値をみますと、今例に挙げた千葉の2校得に松蔭は話にならないくらい低い偏差値、ほぼ全員合格なのに、高校は中学のときは中堅上位に居た東京の高校と同じ偏差値になるのは何故ですか?
どうしても、千葉の私立は、在籍生徒と合格偏差値が伴っていない感じがします。
どなたか、詳しく教えて頂けると、今後の受験校選びに役立つので助かります。

A 回答 (2件)

あなたの考えていることは全く違いますね。

偏差値も難易度も千葉と東京は同じです。それなのに、東京と千葉の高校では「進学実績が違う」という事実の証明をしましょう。

まず同じという証拠は「県立千葉高校と都立日比谷高校の進学実績」これを見比べて欲しいのです。都立日比谷は確かに去年は東大入学者数が増えましたが、20~30人ぐらいで大した代わり映えがしないことをわかってもらえると思います。公立高校では差が無いのですよ。

じゃあ、何故私立ではこうも差がつくのかというと、ずばり「東京都民は私立中学入試が全盛」で、「千葉県民は公立高校入試が全盛」だからです。

成田高校は前にサンデー毎日かなんかの記事で「中学入学者だけの進学実績だったら、現役難関合格者数が千葉県一いい」というのを見たことがあります。正直、高校から入ってくる連中はだいたい中二秋~冬ぐらいから頭がいい子は高校入試準備をはじめます。期間にして約一年半ぐらいです。

一方で、私立中学に入った連中は「六年間で大学受験準備」をしていきますので、高校入試受験者が「大学受験勉強をさぼっている」約一年半の間にここで「レベルのズレ」が出てきます。

同じレベルの高校でも「高校入学者」と「中学入学者」とではレベルにズレが生じてくるため、私立高校では高校入学者と中学入学者とを同じクラスにしません。勉強の進度が違うからです。

私立中学入学者は高校の勉強を、高一の間に終わります。一方で高校入学者は高二~高三の夏ぐらいまでかかって高校の勉強を終わらせます。で、浪人生とも戦うのですよ、彼らは。となると、あきらかに高校入学者は浪人生や中学入学組の現役生と比べて不利になるのです。

成田高校や八千代松蔭と同じレベルの都内の私立は「中学入学組>高校入学組」が多いので、彼らが優秀な成績を残して実績になります。しかし、成田高校や八千代松蔭は「中学入学者<高校入学組」が多いので、進学実績に差が出てくるんですよ。

あの渋幕も、東大に進んだ人の80%以上が「中学入学者」なのが実情です。それがそのまま進学実績に現れているだけなのですよ。高校受験勉強をしている間に、彼らは大学受験準備を着々としているんですよ。

そういえば、昔私の働いていた千葉の家庭教師派遣会社に「桜蔭中学」という東京私立女子御三家の頂点(菊川怜さんや、八田亜紀子さんの母校)の私立中学の中三生が、もう浪人生や高三生が受ける東大模試を受けて、すでに全国で三位の成績を残していました。同じ千葉県民ですよ、その中三の子は。

一方は高校受験に疲弊しているのに、他方は余力を余して大学受験準備をしているんですよ。それが中学入学組と高校入学組の差なんですよ…

この回答への補足

ご回答有難うございます。なるほど!と思いました。家に余裕があれば、中学受験したかったと思いましたが、与えられた環境で自分なりに頑張るしかないと思いました。
もう一つ質問して良いですか?
どうしても、不思議なのが小学校の時の同級生で、言い方は本当に本人に失礼で申し訳無いのですが、塾には行っていたけれども塾も学校でもかなり成績の悪かった子が居たのですが、八千代松蔭に合格したのです。後、話を中学受験した友人から聞いたのが、松蔭に進学する子は他にどこにも行きようが無い子ばかり集まっていて、事実800人位受験者がいるけど、不合格は20人位で、殆どの子がお試し受験ばかりで進学しないと。しかも推薦で受験した子は全員合格。進学した友人は推薦でした。
それほど中学組と言えども、学力の低い集まりが何故、高校になると偏差値65になるのかが不思議なのです。
前回の質問で上げた東京の私立組は中学の時もそこそこ良い偏差値だったのに65で同じ。
また国府台女子や東京の高輪などは高校になると、中学ではそこそこ頑張っていたのに、高校ではガクッと下がった偏差値になるので、そのへんの仕組みがどうしても良く分からないのです。
どう考えても、八千代松蔭よりも賢いはずが、高校で下がるのが分かりません。
進学実績はなぞが分かりましたが、偏差値がどうしても引っかかります。

補足日時:2008/02/25 11:57
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よくは知りませんが、偏差値というのは母集団によって出方が変わります。


一番公平に近いのは高校入試の偏差値です。
それは低学力層から割と高学力層まで幅広い中学生が受けた模試の結果だからです。
ただし、開成だの灘だのの本当のトップの連中は受けてないかも知れませんが。

これが、大学受験になると、大学に行くのは高校生の半分ですから、高校生の上半分+αくらいの層しか模試を受けないでしょう。
だから偏差値50の高校から偏差値50の大学に行くのは難儀なんです。
というか、その高校は大学に進めるかどうか、という辺りかも知れません。

中学受験ってどうなんでしょう。
もっと少ないんじゃないでしょうか。
トップの子が開成だ灘だ受けるのはそう不思議ではありませんが。
すると、もっと偏差値が出にくくなるはずです。
偏差値50といっても、できる子の中で普通だったり、偏差値40でも、それでもできる子だったり。

その辺りがごっちゃになっていないでしょうか。
千葉は公立高校優位県ですから、中学受験もそれほど熱心でないかも知れません。
普通に公立高校に行って、船橋や東葛や最近どうか知りませんが千葉や千葉東に、かも知れません。
御三家新御三家、神奈川なら栄光やら浅野やらといった(よく知りません)、中学から行ってみたいというような学校は少ないかも知れません。
それで母集団自体が更に少ないのかも知れません。
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