街中で見かけて「グッときた人」の思い出

よろしくお願いします。

古神道や超古代史の方面に関心がある人が、よくホツマツタエという文献を根拠にあげてくることがあります。

私は、よく知りもせず、少々の解説を見た程度で、てっきり偽書と決め込んでおりました。しかし、あまりにも多くの人が、この書を真撰として扱っているのを見て、そのような単純な問題ではないのかもしれないと思うようにもなりました。

しかし、この書物が近世の偽書か古代の書物かはさておき、一般のこの書物の信奉者が、文献批判や歴史考証をした上で、この書物を真として扱ってるとは考えにくいです。おそらく、ホツマツタエを古代の埋もれた歴史を書いた書として扱うどなかの説を、そのまま納得・信奉されているのが大多数なのだと思います。一般人には、偽書説が検討されないのは、アカデミズムに対する根強い不信感も手伝ってるように見えます。

でも、アカデミズムの世界で、実際にこの書物がどういう評価をされているのかも、多くの一般人と同様、私は知りません。

なお、ここでアカデミズムの世界として限定する範囲は、「史学」「考古学」「文献考証学」の方法論を修めた人達、緻密な考証を元に、歴史を復元しようとする立場の人達を指すことにしておきます。となると、おもに大学の先生ということになりますね。

記紀より古いとする学者は、どの程度、おられるわけでしょうか? 学会では、偽書説が強いとは思いますが、まだ真偽未決で揺れているという感じでしょうか?

よろしくお願いします。なお、アカデミズムの権威にこびてる、とかそういうわけではありませんので、古代の書として信奉される方は気分を害さないようにお願いします。超古代史に関心のある人の一部ですが、妙に「学問」に対して、権威主義的であると反感を持たれている方がおられるようですので・・。
世間で、これだけ歴史的書物として扱われる、ホツマツタエ、純粋に、研究の世界のとらえ方、研究状況、あるいは一般認識が知りたいだけなのです。

A 回答 (2件)

 「秀真伝」については中公新書の藤原明著「日本の偽書」で扱われています。


 これを読まれれば概略は理解出来るのでは。また、偽書が何故いかにして出来ていくか、というメカニズムについても理解出来ます。
    • good
    • 1

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%84% …

これのすくなくとも2番の理由から考えて、偽書でしょ。
真偽未決というよりは、あまりに明白に偽書なので、「偽書研究」をする人が出てきた研究されるというレベルじゃないかと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報