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素粒子はなぜ幾つかの種類しかないのでしょうか?
もっと種類があってもいい気がしますが・・・

A 回答 (5件)

基本的にはNo.2の回答で正しいと思います。



昔は原子論で説明されていましたが、
どうも原子の数が多く、
これを電子、陽子、中性子の3つから説明するようになりました。

しかし、現代物理学は力を「粒子」が伝えると考えたり、
更には宇宙線の中から新粒子が発見されるなどして、
「粒子」の数はどんどん増えていきました。
従って、それらをもう少し細かな素粒子に分解して説明がなされています。

現在の理論のスタンダードである標準模型といわれるものでは、
・陽子や中性子、中間子を構成するクォークが6種類
・電子やニュートリノに代表されるレプトンが6種類
・4つの相互作用を伝える光子などの粒子
・物質に質量を与えるヒッグス粒子
で構成されます。
実際はそれぞれにもう少し細かい分類や、
粒子・反粒子の区別があったりなどして、種類としてはもっと増えるのですが。
また、現在研究が進んでいる超弦理論では、
超対称性粒子という粒子の存在を仮定し、
粒子の種類が倍に増えます。
(この超対称性粒子は観測されていませんが)

なぜ素粒子の数が限られているのかと言えば、
限られた数の素粒子から理論を構築しようとしたからに外なりません。
物理学者の多くは「オッカムの剃刀」という信条を持っており、
ある事柄を説明するのに必要以上の事項を仮定してはいけないと考えています。
そして、最小限の素粒子を仮定して、
それでも全宇宙の森羅万象を説明することを目指しているのです。

ですから、新たな粒子の存在を仮定しないと説明できない事項があるならば、
その理論は完全な理論ではないということになるのです。
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>なぜ幾つかの種類しかないのでしょうか?



「幾つかの種類しかない」のではなくて「幾つかの種類しか判明してない」のです。

もしかすると「実は色々な種類があるが、観測したり実験したりしても区別する事が出来ないだけ」なのかも知れません。

本当は違う物であっても「見て、触って、成分を調べて、色々やっても、どれも同じ結果になった」としたら、人間はそれを「同じ物」と考えてしまいます。

リンゴの品種を区別する能力が無ければ「ふじ」も「紅玉」も「あかぎ」も区別できず「リンゴはリンゴ。1種類しか無い」って事になってしまいます。

科学技術が「素粒子をとても細かく区別する事が出来るレベル」まで進めば、もっと種類が増えるかも知れませんね。
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まだまだ色々出てきそうですよ、^o^


通常素粒子はクォーク二個ないし三個から出来ていますが、
四個から出来ているという粒子、↓
http://www.kek.jp/newskek/2003/novdec/belle3.html
五個から出来ているという粒子、↓
http://www.spring8.or.jp/pdf/ja/SP8_news/no11_03 …
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素粒子の種類が少ないのではなくて、種類が少ないから素粒子と言っているだけではないでしょうか?


色々研究して物質の構成を突き詰めた結果、一番素になっているものを素粒子と呼ぶことになったのだから、もし、素粒子がもっと分解できるのであれば、それは素粒子ではなくなります。
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× 幾つかの種類しかない


○ 幾つかの種類しか確認できていない

って事じゃない?
太陽系の惑星だって、確認できなきゃ無いのと一緒ってのと同じって話。
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