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大学での勉強で、
方形マイクロストリップパッチアンテナの放射問題を扱っています。
初歩的な事項になるかもしれませんが質問させて下さい。

現在見ている参考書にアンテナの概略図と、
放射パターンを近似的に求めたグラフが載っています。
しかし、その放射パターンを計算した際の
アンテナの具体的な寸法については記載がありません。
(周波数、基盤の誘電率などは記載されています)
他の参考書を探してみましたが、
同様に具体的な寸法については記載が無いものしか見つかりません。
これは何故でしょうか?
細かい寸法はアンテナの特性に影響を与えないということでしょうか?

また、上記放射パターンのグラフですが、
アンテナからどの距離で計算した数値なのかも記載されていません。
一般的にはどの程度の距離で測定するものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

>具体的な寸法については記載が無いものしか見つかりません。


すべての文献に書かれていないということはありません。論文には必ず書かれています。パッチアンテナは非常に解析しやすいアンテナであり、放射パターンはスケールが違ってもほぼ同じになるという特性を持っています。またオーバーサイズモードでない限り、周波数と基板の誘電率が決まるとアンテナのサイズは理論式で求まりますから、あえて書かなくても分かります。
 以上は理論上の話であって実際に製作して測定してみていただければ分かりますが、放射パターンは理論にはなかなか合いませんから、そういうところは学問としても面白いのかもしれません。

 アンテナの測定は周波数帯によって少し違ってきますが、標準的には3m法か10m法が使われます。
http://www.wave-laboratory.co.jp/product_sac.html
 しかし、パッチアンテナがよく使われるマイクロ波またはミリ波帯域においては1m法で測定する実験装置もよく使われます。
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この回答へのお礼

早急なご回答ありがとうございます。

参考書だけでなく論文も調べてみるようにします。

あくまで理論上ですがパッチアンテナの場合、
放射パターンは測定する距離によらずほぼ同じ形になるということですね。

大変参考になりました。

お礼日時:2008/03/28 13:59

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