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投資信託を中心として運用をしている初心者です。
昨年の夏ごろが投資信託での投資デビューで、資産の一部を運用に回しましたが、現在は含み損を抱え、タイミング的には最悪であったのかもかもしれませんが今回の局面は時間・種類の分散がとても大切である事が学べたと考え、最低でも5年、長ければ10年以上の長期で持ち続けるしかないかと考えて&自分に言い聞かせている状況です。

さて本題ですが、残りの資産を徐々にドルコスト平均法の考えのもと
ファンド積立てで購入しようかと思っています。
ETF等もコスト面で優位かもしれませんが、ある程度ちゃんとした
アクティブファンドであれば、ETFよりも良い成果を残せるのではないかと考えています。

そこで、外国株と日本株ファンドの下記2本を検討しています。
皆さまのご意見を宜しくお願いします。

アクティブバリューオープン (T&Dアセット)
朝日Nvestグローバルバリュー株オープン (朝日ライフ)

A 回答 (6件)

>分配金を再投資しても、ファンド全体で複利の長期投資をしている訳ではないから、一部の人が再投資をするだけでは弱いという事でしょうか?



いいえ違います。
分配金をたくさん出すファンドがたとえ再投資コースを選んでも不利になる理由は税金です。
分配金やキャピタルゲインには税金がかかります。
現在の税率は1割ですが、将来は2割になる可能性が高いです。
複利効果を高めるためには税の支払いを後に延ばした方が得になります。
分配金をたくさん出す投信ではそれだけたくさん税金を早めに払ってしまうことになります。
再投資コースを選んでも分配金から税金を引かれた分だけが再投資されます。
その結果複利効果が弱まり、
本来なら市場インデックスよりも高いリターンが期待できそうな
バリュー株式投資であっても複利効果が弱まることによって
分配金を出さないタイプのインデックスファンドに負けたり、
同じ程度のリターンしか得られなくなったりする可能性が大きくなってしまうわけです。

検索してみたら次のページを発見したので合わせて読んでおくと良いでしょう。
http://401k.sblo.jp/article/3812231.html
この方も私と同様に「大盤振る舞いの分配金をかましている現状では、
税引き後再投資の長期リターンではMSCIコクサイに近似してくる」と予想しています。
あとAvest-Eの信託報酬は高過ぎ。ぼったくりもいいところです。

実際にインデックスファンドで使われているインデックスは
理論的に効率的だとされる市場インデックスとは異なります。
たとえば TOPIX や MSCI KOKUSAI はすべての株式を含んでいるわけではありません。
だからインデックス投資だけにこだわるのは誤りだと思います。
しかし一般にインデックスファンドの類はアクティブファンドと違って
運用の方針が分かり易い点が優れているし、たいていのインデックスファンドは
アクティブファンドよりもコスト(信託報酬など)が低いです。コストは非常に重要だと思います。

アクシアの欠点は1万円から好きな日にノーロードで買うことができないことです。
これはアクシアを投資対象と考えるとき大きな欠点になると思います。
信託報酬はアクティブ投信の中では低い方なので良いと思うのですが。

>景気後退の局面でバリュー投資の成績が悪くなる要因などありましたら是非ご教授下さいませ。

まず最近バリュー投資の成績が悪いことを確認しておいた方が良いでしょう。
自力でそれができないのであれば TOPIX や MSCI KOKUSAI 連動のインデックスファンドを選ぶ方が無難です。

景気後退期には悲観する人が増えるので株式が不当に低く評価される傾向が強まるはずです。
バリュー投資はまさに不当に低く評価されている可能性が高い株式で構成されたポートフォリオに投資することです。
経済の具合が悪いときにはそのような株式が正当に評価される確率は下がります。
おそらくこういう理由でバリュー投資の成績が下がるのだと思います。
逆に言えば不況のせいでさらに不当に評価されているバリュー株式を
買い漁っておけば次の景気上昇期に大儲けできると期待できるわけです。
絵に描いた餅になってしまう可能性もありますが。

>後半の正規分布のお話しは、私の知識では少々理解が追いつかない所が
ありますが、勉強してみたいと思います。

数学的能力とシミュレーションを行なうためのコンピューターを扱う能力が必要なのですぐには勉強できないと思います。
しかし、私の言いたいことはもっと簡単で
「10年程度の短期間の投資では負ける確率がかなりありますよ」
ということです。私が算出した負ける確率の14%は約7分の1です。
少し負ける確率が大きくなってしまいますが、次のようなゲームをやってみて下さい。

0. まず1000万円賭けて、サイコロをふる。
1. 1の目が出たら800万円戻って来る(200万円の損)。
2. 2~5の目が出たら1400万円になって返って来る(400万円の得)。
3. 6の目が出たら2000万円になって返って来る(1000万円の得)。

この種のギャンブルを10年かけてやる気になれるかどうかが問題なわけです。
このギャンブルは十分にやる価値のあるギャンブルだと思いますが、危険も十分にあります。

>債券投資

これは確かに悩みどころですが、現時点の私自身は
シティグループ世界国債インデックス(除く日本、円建て)連動のインデックスファンドで
十分ではないかと考えています。

問題はこのインデックスはユーロに連動する傾向が強く、ユーロは現在高騰中だということです。
ドル円名目レートの下落が原因で「円高」になったと誤解する人が多いのですが、
実質実効為替レートはせいぜい100程度であり、ここ20年の平均値の125よりかなり低いです。
この事実は、海外債券に限らず、海外にも投資したい人にとっては頭の痛い問題です。
円が安いときに海外資産を買ってしまうと、
将来円が上昇したときにその分だけ損をしてしまいます。
日銀がまともな金融政策をしてくれない限り、
日本人投資家は効率の良い投資はできないように思えます。

あと、最近の1年間のあいだ、国内株式、海外株式、海外債券の相関係数が上昇しています。
長期的には大丈夫だと思いますが、しばらくのあいだはそれら3資産への分散投資による
リスク低減効果は低くなることが予想されます。
現在の状況は色々悩ましいと思います。
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この回答へのお礼

igaguri_ml 様

大変お詳しくご説明を頂き誠にありがとうございます。
分配金の所のご説明は良く理解できました。
毎月分配のファンドが多い中で、年1回の分配だから
まだ良いほうなのかと思っていました。
ヤフーファイナンスなどで、ファンドの基準価額チャートを比較出来る
事をこのサイトで知ったのですが、分配金を出しているファンドだと
分配金を再投資した際のチャートが表示できず、比較ができないですよね。何かチャートの見比べ方などご存知でしたらご教授下さいませ。

後半のご説明もとても詳しく、勉強になりました。
株と債券(&リートなど)はある程度別の動きをするなどと言われていましたが
ご指摘の通り、相関が強くなってきているように何となく感じていました。
分散しないよりした方がリスクが下がるとは思いますが、
分散してもみんな下げてますし、投資は難しいですね。

徐々に知識がついてきて、関心が高くなってきましたので
引き続き研究してみたいと思います。

いろいろお教え頂きありがとうございます。

お礼日時:2008/04/08 23:36

ちょっと、下の回答の訂正を・・・



>少なくとも、過去の実績では、長期にわたり手数料も考慮して
>アクティブファンドが勝てる確率はゼロです。
>日本株も先進国株も新興国株もゼロです。

>まずは、いかにインデックス投資が最強であるかを学びましょう。。

これは嘘です。
インデックスというのは、市場全体(平均)なので、まずコストを考えない限りは最強にはなりえません。仮にA、B、Cの3人のみの投資家で市場が成り立っているとしてパフォーマンスが・・・【インデックス>A>B>C】となることはありえません。
なので、インデックスが最強ということはありません。必ずパフォーマンスの最強はアクティブです。コストを差っ引いても最高のパフォーマンスを残すファンドはアクティブファンドです。


>もちろん、中には勝てるファンドがあるかもしれませんが、
>事前にそれを知る手段はありません。

ただし、そのインデックスを上回るファンドを探し当てることが困難なので「インデックスで満足しておけばいいじゃない」という考え方がインデックス投資の考え方です。
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この回答へのお礼

ご回答を頂き、誠にありがとう御座います。

インデックスファンドに対する考え方を判りやすくご説明を頂き
感覚的にとらえることができました。

アクティブファンドのほとんどがインデックスを下回っているという点を何かの書籍の中で拝見しました。
アクティブファンドは毎年その成績の順位も入れ替わるとの事からも
また、インデックス投資というのはリスクとリターンのバランスをふまえると
有効な気がしてきました。

お教え頂きましたことを大切にして投資に取り組んで参ります。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/08 23:19

>利益確定などが必用で持ち続けているだけではなかなか運用益がなかなか出ないものかと思っていました。

(特に日本株は。)

それは一理あって
株価が右肩上がりに順調に上がっているようなものに投資した場合インデックスの方がいいです。
持っているだけで上がって儲かりますからね。無駄な事をせずに低コストのファンドを持ってじっとしていればいいんですよ。
日本株の場合は微妙ですね。興味があるならやるのは自由だと思います。

>インデックス投資の最強さを学べるサイトや書籍などありましたら是非ご紹介ください。

敗者のゲーム、ウォール街のランダムウォーカーとかが有名です。
私は敗者のゲームの方を勧めます。
しかし両者とも紹介しているチャートがほとんど一本調子に上がっているものが多いのが気になりますが。
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この回答へのお礼

ご意見をありがとう御座います。
投資と言うのは奥が深いですね。考えれば考えるほどキリもないですし
答えは何年か経ってからでないとわからないですし・・・。

答えは人によって違ったり、何通りもあると思うので
将来判るであろう答えに近づけるように
ご紹介頂いた本などで知識を養いたいと思います。

お礼日時:2008/03/29 22:14

2本とも絶対に購入してはいけません。



少なくとも、過去の実績では、長期にわたり手数料も考慮してアクティブファンドが勝てる確率はゼロです。
日本株も先進国株も新興国株もゼロです。

もちろん、中には勝てるファンドがあるかもしれませんが、事前にそれを知る手段はありません。

まずは、いかにインデックス投資が最強であるかを学びましょう。。
アクティブファンドの品定めなんで時間の無駄です。

私も含み損を抱えていますが、タイミングは事前にはわからないので仕方がないと思います。
一方、投資信託のコストはあらかじめわかるので安いほうを選ぶ以外選択肢はないと考えています。

この回答への補足

インデックスファンド投資はそんなに強いんですか!?
インデックス投資の最強さを学べるサイトや書籍などありましたら
是非ご紹介ください。勉強したいと思います。宜しくお願いします。

経験浅はかな私のイメージだとETFやインデックスファンドは自分である程度
相場が下げたときに買ったり、あげた時に売ったりという
操作?利益確定などが必用で持ち続けているだけではなかなか運用益がなかなか出ないものかと思っていました。(特に日本株は。)

補足日時:2008/03/29 02:43
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一般に証券会社などの金融機関で相談するのは避けた方が良いです。


金融機関側にとって対面販売には大きなコストがかかります。
大きなコストがかかるのに消費者側にとってありがたいが、
金融機関側にとって儲けの少ないものをすすめるとは考えられません。

アクティブバリューオープンは非常に良いファンドだと思います。
最近ではインデックスファンドに大きく負けていますが、
下げ相場ではバリュー投資は弱いので仕方がないかもしれません。
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=c&c=54311013&k=c3&t …
(青がアクシア、赤がインデックスファンド)

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(Avest-E)は分配金を出しまくるので
長期的には MSCI KOKUSAI 連動のインデックスファンドのリターンに
接近して来る可能性が大です。私なら買いません。
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/total_ …
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/total_ …
(前者がAvest-Eで後者がインデックスファンドの一例)
Avest-E とほぼ同じ投資先で分配金をほとんど出さないものがあれば
長期投資用の保有しても構わないと考えるかもしれませんが。

おそらくバリュー投資の長期的リターンの高さに目をつけたのだと思います。
経済の状況が悪くなるときにはバリュー投資の成績は悪くなります。
そういう悪い状況がいつまで続くかはよくわかりません。
日本は国内の金融政策に期待できそうもない状況なので、
米国経済が復活するのがいつになるかが問題になります。
現在ではまだそれがいつになるかもよくわかりません。
新たな資金投入は急がない方が無難かもしれません。

私の計算では10年程度だと十分安心できる長期投資になりません。
ポートフォリオの全体を株式だけに分散投資すると、
期待リターンは6~7%、リスクは15~17%程度になります。
仮に期待リターン6.5%、リスク16%という数字を採用し、正規分布を仮定して、
10年間の積み立ての結果が含み損になる確率を計算すると14%程度という数字が出ます。
10年間の積み立ての期待リターンは積み立て元本の44%程度になり、、
95%の確率でリターンは-26%~180%のあいだに分布することになります。
現実には正規分布の仮定は成立していないのでさらに大きくばらつくことになる可能性が高いです。
いずれにせよ、幾つかの仮定を置いた理論的な計算に過ぎないで注意して下さい。
しかし私であれば10年間の努力の結果がマイナス26%になっても「予想の範囲内」
と涼しい顔をして言えそうな金額のみを投入したいと考えます。

債券や定期預金にも十分に投資してリスクを下げれば負けない確率は大きく上昇します。
もちろんその分だけ期待リターンは下がるのですが。

一般に(以前の私も含めて)投資の危険性を十分に強調してくれる人は少ないです。
正規分布の仮定のもとでどれだけ損をする確率があるかをはっきり述べている人は少ないし、
現実には正規分布の仮定が成立していないのでさらに危険が高まることもあまり強調されません。
十分に注意して投資計画を立てた方が良いと思います。

この回答への補足

私のような初心者にも、とても丁寧にお答え頂きありがとうございます。お礼申し上げます。

Avest-Eは分配を年に1回出す事で、複利の効果が薄くなるということですね。分配金を再投資しても、ファンド全体で複利の長期投資をしている訳ではないから、一部の人が再投資をするだけでは弱いという事でしょうか?(コスト面も大きいですしね)

景気後退の局面でバリュー投資の成績が悪くなる要因などありましたら是非ご教授下さいませ。

タイミングの問題もご指摘を頂きありがとうございます。
ドルコストで時間分散するにしても、もう少し落ち着いてからの方が
無難ですかね・・・。
積立て額を少なめにするなど工夫も検討してみたいと思います。

後半の正規分布のお話しは、私の知識では少々理解が追いつかない所が
ありますが、勉強してみたいと思います。

また、債券(外国含め)等に分散投資の必要性も感じています。
しかし、債券への投資の方法が固まっていません。
外貨建てのMMFやMRFや債券を直接買う方が、直接外貨を持つので
いつかは円に戻して円での利益追求をする事となる投資信託より良いのか・・・。また、直接債券を買えば信託報酬もかからないですし。
しかし、上記だと通貨・地域の分散を図りにくいですし。

アドバイスなど御座いましたらお願いします。

補足日時:2008/03/29 03:02
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ネット証券でされているのですかね?



もし、対面の証券会社で同じファンドを扱っているところが
あれば、そこに相談するというのも1つの手だと思います。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
お教え頂いた方法も試す価値があるかもしれませんね。

証券会社や銀行での対面・対人の意見だと販売側の思惑や立場などでは、
なかなか言いたい事が言えなかったりするかと思い、この場で質問しました。(基本的に販売している商品の悪い点などは聞き出せないと思うので。)

ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/28 03:16

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